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この世界の魅力

この世界というのは奇跡の塊なのではと
思うことがあります。でもその奇跡が
どれだけ凄いか全部最大限にわかっている人は
これから先もこれまでも今も、いないと思います。

例え話をしましょう。



今この世界には"偉人"と呼ばれる人がいます。
アインシュタインやスティーブ・ジョブズ、
イチローや福沢諭吉、野口ひでお、、数え切れないほどいます。

ですがとある世界の人間みな
そんな偉人ばかりだったとします。
これを書いてる私やクラスの友達、街中を歩いてる一般の人皆がアインシュタインや福沢諭吉と同じくらい偉人であるということです。

そうなるとその世界に住んでいる私たちは
福沢諭吉をお札にするほど称えないと思います。
アインシュタインの博物館なんて作らないと思います。実際はお札になるほど、博物館になるほど、
優れていたとしてもその世界では当たり前なので凄さに気づかないのです。


この世界はそれと同じだと思います

この世界は
奇跡の組み合わせです。
奇跡の塊なんです。


今貴方が大好きな人は、今貴方と仲が良い人は
産まれてから今まで何百通り何千通りの選択肢を選んで選んでそれが組み合わさって出会っているんです。生まれる歳が1年ズレていたら。生まれた街が隣町だったら。きっと出会ってないことでしょう。

それにもっともっともっと前、はるかはるか昔。
隕石がぶつかり地球が出来ました。
隕石がぶつかるというのは小指でどこかを触る、
それくらい小さい出来事だと思います。
大きな大きな大きな宇宙。


その中の蟻くらいの隕石がぶつかった。
ただその小さな事で、地球が誕生。
そこから氷河期、、恐竜が絶滅、、
それらの原因もひょんとしたことです。

「およそ6600万年ほど前に、巨大な小惑星もしくは彗星がメキシコのユカタン半島沖の海底に衝突し、この世界は一度終わった…」という説は、現在、恐竜たちを絶滅に追いやった理由として最も有力なものとなっています
出店:https://www.esquire.com/jp/news/a30700380/k-t-boundary-graveyard-north-dakota-dinosaurs-romantic-berkeley/

そんな小さな小さな奇跡が組み合わさって
地球が生まれ、恐竜が絶滅、人間が生きる環境が生まれ、人間という生物が誕生、四足歩行から二足歩行になり、言葉も生まれ、私の先祖の人生も奇跡の組み合わせだろう。何千通りの選択肢を選びその選択肢の先で出会った人と結婚。そして子供が生まれ子供が成長、そして何千通り......と何千回と繰り返し私を形づけた。

奇跡と呼んでいいのかと思うくらいの奇跡で。
でもまだまだ世界には分からないことが多い。


なのでこの世界の奇跡がまだ全て分かっていない。
発見されていない。

きっと分からないことが全て分かったその時、
この世界に住んでいる"誰か"が
この世界の魅力を最大限に理解する。
その時私はこの世界にはいないだろう。
でもその"誰か"の先祖が私だったら面白い。
世界はそんな"奇跡"で構成されている。


私はそんな世界を絵の具のパレットのように思います。絵の具をちょっと足しただけで色が大幅に変わってしまう。世界は思ったより広く深いようです。皆さんは世界を何に例えますか?



(この線ってどうやって消すんですか、、、)

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