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#今日の学び No.64「日常に潜む心理学④」

はいどうも。Anbyです。今日もよろしくお願いしますね!

今日の内容も、前回同様「日常に潜む心理学」をメインテーマに書いていこうと思います!前回は、「恋愛に潜む心理学」を題材に話を進めましたが、今回は「購買に潜む心理学」についての内容になります。ですので、今回の記事だけでも話は理解できますが、前回の記事から読んでみると面白いかもしれません!下に貼っておくので是非ご覧くださいね。では、今日も参りましょう!

1.購買に潜む心理学(つづき)

前回の記事では、最後に「購買に潜む心理学」に関係する心理学ワードを紹介しました。もう一度挙げておきます。

「端数効果」「心理的リアクタンス」です。

端数効果については、前回の記事で少し触れました。ここにもう一度書いておきます。

端数効果とは、モノに付いている値段が端数であると、安く感じてしまう効果のことを指します。安く感じるということは、それだけ購買意欲を掻き立てることになります。

例えば、3980円や2900円など、それぞれ切りの悪い数字ですよね。しかしながら不思議なことに人間はモノの値段が380円であれば300円台であるかのような印象を持ってしまう傾向にあります。端数効果はこの習性を利用したものです。

あえて切りの悪い数字に値段設定することによって、購買意欲を掻き立てようとするのが端数効果、ということですね。これは売る側の戦略に使われるものです。家電の値段設定や、スーパーの特売セールなどの値段設定は、この端数効果が特に顕著であるように感じられます。

次は「心理的リアクタンス」を紹介しましょう。

人間はあまのじゃくな生き物です。皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか?「するな」と言われるとしたくなる時がありませんか?

禁止されると、余計にしたくなってしまう現象のことを心理学では心理的リアクタンスと呼びます。リアクタンスとは、物理用語でも聞いたことがあるかもしれませんが、「抵抗」を意味します。

人間は抑圧あるいは制限されるとそれに反するような行動を取ります。

この心理的リアクタンスは、例えば「売り切れ間近!」という言葉だったり、「期間限定」あるいは「地域限定」などの言葉に顕著です。

モノを購入する際に、それがもし手に入れることができないと知ると、結果的にはそれほどほしくないものでも、購買欲求が高まることとなります。

モノを売る側はこの心理的リアクタンスを上手く使ってモノを買わせようとするのです。セールスマンなどは、この心理的リアクタンスを上手に使うようですね。

「皆買っている」や「今がチャンス」などの言葉を安易に受け入れないようにするといいかもしれませんね。

2.まとめ

今まで紹介してきた心理学的効果は、このように日常に潜んでいます。私たちはその心理学的効果の通りに感じたり行動したりしているのですね。

「日常に潜む心理学①」から始まりましたが、それぞれ「人間関係の構築に潜む心理学」、「恋愛に潜む心理学」そして「購買に潜む心理学」を書いてきましたが、もちろんこれだけではありません。

気になった方はさらに調べてみるのも面白いと思いますよ!

俗に言うコミュニケーション能力の高い人はこれらの心理学的効果を意識していやっています。もちろん中には、それらを自然にできる人がいますよ。知らず知らずのうちに上手に心理学的効果を使って色んな人と仲良くできたり、上手に恋愛できたりなどしているのでしょう。

心理学に関する書籍を見てみると、「悪用厳禁!」というワードがちょこちょこ見られます。私が今までに紹介した心理学的効果も悪用しようと思えば悪用できるのが事実です。なぜなら心理学は人の心に関するものなので、言ってしまえば人の心を自分の思うように操ることができることになります。

そうなると、正直メンタリストもグレーゾーンですよね笑。最後に紹介しました「購買に潜む心理学」は、悪用されるとそれは詐欺にあたるものでしょう。自分の欲しいものを明確にして、その価値に適した価格になっているのか考える癖をつけていく必要があるように感じる今日この頃です…

というわけで今回の内容は以上になります!最後までお読みいただきありがとうございました!ではまた明日!!

第67号

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