#今日の学び No.81「無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり③」
どうもですAnbyです。今日はiPad用のペンが届きました。ApplePencilですね。私の前の記事をお読みになった方はお分かりかと思いますが、実はiPadAirを買いまして、それと同時にペンも買いました。それが先に届いたのですが、届いたところで本体がないのであまり意味がないですね。本体が届くのが楽しみです…(因みに挿絵の英文はタイトルの文とは関係ありません。何かかっこよかったので選びました笑)
というわけで、今回の内容ですが今度は前回のタイトルにさらに付け加えて「無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり」としました。今回も前回の記事の続きということになりますので、前回の記事をまだお読みになっていない方は下に貼っておくので、是非ご覧くださいませ!では、参りましょう!
2.(続)知は空虚なり
前回は、「洗脳」というワードについて、正確な定義を紹介しました。もう一度紹介しておきましょう。
洗脳とは本人以外の第三者の利益のために意図的に情報操作を加えること。
ですので、本人の利益になるような情報操作は洗脳には当てはまりません。
そうすると、テレビは「洗脳」の宝庫ですよね。誘惑しかしてきません。CMがもろにそれにあたりますが、要は情報操作ですからね。その商品を購入するように仕向けられるわけです。
その洗脳に気づかずに購入していしまうのは、その作成陣の思うつぼです。まさに資本主義に取り込まれている事象ですね。
しかしこの世は資本主義ですから、どれだけ理論で攻めようと、結果的には裕福なのは大きな資本を保有している者です。とは言え、搾取される側に身を置くのは嫌ですよね。
洗脳されていると気づかないうちは、良いように搾取されることになります。カルト宗教などがそのいい例です。
大事なのはまずは自分で考えること、それがすなわち「知ること」です。無知でいると、搾取されているのにも気づかず洗脳状態でいることになります。そして一番たちが悪いのが、善意から詐欺の片棒を担いでしまっていることです。
マルチ商法やねずみ講などは、上が儲かる構図になっていて末端はそれほど儲かりません。ですが、末端の人の中には本当にその商品がいいモノである、価値あるものであると信じていて、善意からその商品を勧めている人がいます。
善意による行動ですから、本人は詐欺の片棒を担いでいる自覚もありませんし、徐々に考える力を奪われていることにも気づきません。悪は悪ですが、100%善意こそ極悪です。
詐欺にひっかかりやすいのは、人情溢れる人で困っている人を放ってはおけないような人であると良く言われます(他にも心配性な人やネガティブ思考の人も良く言われますね)。善意を悪に転用されてしまうのです。そしてそのような人に限って「自分は大丈夫だ」と思っているのです。
では、善意ある人は搾取される運命なのでしょうか?それは違います。詐欺や洗脳から身を守るには、「知」と「英知」が必要です。
まずは知ること。それから経験すること。それが英知になるのです。
無知は罪ですが、知っているだけというのは空虚なものです。つまり中身が伴っていません。頭でっかち、ノウハウコレクターなどとよく比喩されますね。要は経験不足な状態なのです。
車を運転するのに、道路交通法や運転のマナー、テクニックなどを知っているだけで実際に車を運転できますか?答えはノーです。
何をするべきか、何に注意すべきか、知っているだけで実際に車を運転できるわけではないはずです。実際に、運転免許を取得する際は「実技」と呼ばれるものがありますよね。知った上で経験することが大事なのです。
それが「知は空虚なり」という言葉に込められているのだと私は思います。
3.英知を持つもの英雄なり
無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり
これですべての言葉が出そろいました。最後のフレーズ「英知を持つもの英雄なり」ですが、これはどういう意味でしょうか?
先に少し「英知」という言葉が登場したのですが、お気づきなったでしょうか?「英知」とは、ここでは「知」を基にした経験のことを指すことにしましょう。
正しい知識を身に着け、その上で経験して会得した感覚などのことを総称して英知とするのです。
では「英雄」はどうでしょうか。一般的な意味での英雄は、なにか革命的なことを先導したりして活躍した人のことを指すのでしょう。したがってここでは先頭に立ってなにかを成し遂げた人のことを指すことにしましょう。
俗に言う、徳の高い人あるいはレベルの高い人、といったところでしょうか、皆さんにとってそのような人はいるのではないでしょうか?
尊敬している人などはこの「英雄」に当てはまるでしょう。そのような人はなぜ尊敬できる、尊敬されるのでしょうか?
それはそれほどの「英知」を持っているからです。多くの「知」を身に着け、多くの経験を積み、それが研ぎ澄まされて「英知」となり、「英雄」となるのです。
よくアルバイトをする理由で、「人生経験として経験したかった」みたいな回答を耳にしますが、このような挑戦を続け、そこから学び活かすことができれば「英知」に結び付くのでしょう。
ここで注意してほしいのは「年齢=経験の多さ」ではありません。学ぼうとする姿勢、あるいは知ろうとする姿勢がない人、マナブさんの言葉を借りれば「思考停止な人」は、搾取される側、洗脳される立場になりやすいでしょう。
単純作業などは今後機械に代用される、職をロボットに奪われる、などとささやかされていますが、これはつまり搾取される立場にあっては今後生きることが厳しくなるよという警鐘であると、受け取ることもできますよね。
そうです。無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり、ですね。自分の頭で考え、知り、学習し、経験しましょう。それが人生の難易度を下げる唯一の方法と言っても過言ではないでしょう。
4.まとめ
というわけで今回の内容は以上になります。ソクラテスの言葉「無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり」を軸に話を進めてきましたが、いかがだったでしょうか?
皆さん、「洗脳」という言葉には悪いイメージしか持っていませんよね。私も勿論そうでしたし、洗脳されている、ということを認めたくはありませんでした。ですが、よく考えてみれば少なくとも情報操作はなされています。それは目を背けてはいけない事実のような気がします。
私自身、まだ20歳ですから経験不足すぎるのですが、それでも逆にこんな少ない経験でも「洗脳」の事実を実感できるということが衝撃でした。ここまで言うと、反政府的な思考と言いますか、少し危険思想に陥ってしまったかのように聞こえますよね。
安心してください。それで日本を叩くつもりもありませんし、色々難癖をつけるつもりもありません。ただ、無知のまま洗脳に溢れた社会に放り出され、搾取されるのはやはり気に食わないですよね。防げるのに防げないのは何とも悔しいものです。
そう考えると、一番の情報弱者は大学生かもしれませんね。実家暮らしの人は除きますが。多くの大学生は親元を離れ一人暮らしをしつつ勉学に励んでいることでしょう。大学によっては忙しさは違うでしょうが、どちらにせよ、ご飯は自分で用意しなければなりませんし、洗濯や掃除もすべて一人でしなければなりません。加えて金銭の管理も自分で行うことになります。まぁ、度合いは家庭によって様々でしょうけど。
それでもいつかは一人でやることになりますよね。いつまでも親に頼ることはできませんから。
特に金銭の管理に関しては、一番苦労するものかもしれません。個人的にはそれが一番しんどいです。税金の話や投資の話をされたことはあまりいないでしょうし、そうなると自分で勉強するほかありません。ですが、そんな時間を取れるほど暇ではないでしょう。もしくはそれほどのモチベーションはないでしょう。そこに漬け込むのがSNSマーケティングなどの情報商材です。コミュニティなどを作って仲間を増やそうとしていますが、TwitterなどでDMがきたら全て無視してもいいほどです。自分で探して自分でアポを取って、それで詐欺というか10万などをかける価値がなかった場合ならば、これも経験だと割り切るしかありません。
いずれにせよ、もっと真剣に考えて見直す必要があるのかなと、最近強く感じました。すごく長くなってしまいましたね。すみません。最後までお読みいただきありがとうございました!明日の記事もお楽しみに!
ではまた!
第84号
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