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#今日の学び No.63「日常に潜む心理学③」

どうもAnbyです。遂に終わりましたよ、アマチュア無線技士国家試験が。疲れました。後日解答が公表されるらしいので、後ほど自己採点してみたいと思いますので、その時はまた記事にするつもりなので、読んでいただけると幸いです!

では、今日の内容に移りましょう。今回の記事は前回の記事の続きになります。前回は、「日常に潜む心理学」のうち、「人間関係の構築に潜む心理学」の紹介が終わり、お次は「恋愛に潜む心理学」のお題になります!ということで、今日の内容に参りましょう!

1.恋愛に潜む心理学(つづき)

というわけで前回の内容から始まるのですが、前回の記事をまだご覧になっていない方は上に昨日の記事を貼っておくので先にご覧くださいね!

前回は、「吊り橋効果」というワードを登場させて終わりましたね。この「吊り橋効果」は、個人的にはそれなりに有名なのではないかと思っているものですが、どうですか?

ところで皆さんは、異性の人に対してドキドキしたことがありますか?もしある場合、それはどのような状況でしたか?

もしかしたらこの吊り橋効果によるものかもしれません!

吊り橋効果とは、心拍数が上昇することによるドキドキを恋愛感情によるドキドキと勘違いしてしまう効果のことを指します。

異性の人に対してドキドキを感じた場合、それが本当に恋愛感情によるものなのかどうかの議論は不毛ですが、それがもし相手方の作戦であればちょっとだけ悔しいですよね。

吊り橋効果は実際に吊り橋で行われた実験に基づくものです。大きく揺れる吊り橋と、平常心で渡れる吊り橋を男女で渡ってもらい、女性に対して男性のことを魅力に感じたかどうかを聞いたところ、大きく揺れる吊り橋の方が男性のことを魅力的に感じる傾向にあったのです。

ですので、これはどちらかといえば女性に対する効果のようですね。

この吊り橋効果は何も吊り橋という条件下のみ働くものではありません。先にも書いたように、「心拍数が上昇することによるドキドキ」が起こればいいわけです。ですので、吊り橋以外にもお化け屋敷やジェットコースター、さらには心臓のある左側に立つだけでもこの吊り橋効果は得られるようです。

これは一般論ですが、男性は女性を守ろうとする傾向にあり、逆に女性は男性に守られようとする傾向にあります。したがってこの吊り橋効果も自然と男性が女性に与える効果になるわけですね。

さて、次に紹介するのは「単純接触効果」です。

これは恋愛に発展するまでの道の途中のようなものです。その名の通り、単純な接触を繰り返すと相手に好意を持たれやすくなる、という効果のことです。この単純接触効果によって、段々とその人が気になってくるようになります。

皆さんの中にも、経験のある方がいるのではないでしょうか?定期的に会うような関係になると恋愛関係に発展しやすくなるようですよ。

これも心理学的実験によって裏づけされたものです。女性に多くの男性の写真を、同じ人を繰り返し見せる回数は意図的に変えて見せた後、どの男性が一番魅力的に感じたのかを調査しました。その結果、数回見せられた男性の方がより魅力的に感じていたことがわかりました。

これは、通常知らない人と会うときは、心理的に緊張状態にありますが、もしその人が前に会ったこと(あるいは見かけたこと)があれば心理的な緊張は緩和され、心を開くようになるため、好意を持ちやすくなるからです。無意識にそうなっていると知ると、なんだか変な感じですよね。

2.購買に潜む心理学

というわけで次は、「購買に潜む心理学」というテーマで話を進めていこうと思います。「購買」でなくとも「商売」でも良いかなと思ったのですが、どちらかと言えば、購入する側に与える心理学的効果なので「購買」という単語にしました。

「購買」には、「端数効果」と「心理的リアクタンス」が潜んでいます。

1つずつご紹介しましょう。まずは「端数効果」から。端数効果とは、モノに付いている値段が端数であると、安く感じてしまう効果のことを指します。安く感じるということは、それだけ購買意欲を掻き立てることになります。

3980円や2900円など、それぞれ切りの悪い数字ですよね。しかしながら不思議なことに人間は例えば380円であれば300円台であるかのような印象を持ってしまう傾向にあります。端数効果はこの習性を利用したものです。

あえて切りの悪い数字に値段設定することによって、購買意欲を掻き立てようとするのが端数効果、ということですね。

続いては、「心理的リアクタンス」についてお話ししましょう。

と、ここで続きは明日の記事にて!お楽しみにしてくださいね!

ではまた明日!

第66号


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