「得意なこと」を見つけるには時間と経験が必要

 今回は「得意なこと」を見つけることですが、実は「得意かどうか」がわかるまでには一定の期間、そのことを続けなければいけません。

 例えばビデオゲームは、最低でも10時間、難しいものは数十時間プレイしないと、そのビデオゲームのルールを把握して、操作をできるようになりません。そのうえで自分が得意だと、他の人のプレイを見たり、攻略方法を見たりするだけでスムーズに進められます。

 勉強もそうで、じつは得意かどうか、がわかるのはある程度練習してからです。大学生までの勉強では、例えば英語で言えば、英単語を知らない状態では会話もできず、文章が読めないですし、数学で言えば四則演算から分数、積分や微分のルール、微分方程式の定石がわからない状態では問題に取り組むことすらできません。そのうえで得意だったら他の人より早く解けたり、理解できたりという風になります。

 私は英語は受験に向けて小中高で続けて勉強した結果、ある日突然長文が読めるようになりました。文法はまったくダメですが、単語がたくさん見についていることで、長文を類推することができるようになったのか、長文の内容理解が飛躍的にスムーズになりました。ちなみに数学は嫌いであまりやらなかったので得意かどうかは不明です。化学は明確に苦手だった気がします。

 ゲームに関してはプレイ時間数百時間を超えるオンラインゲームもWikiの通りに操作できていないので、おそらく苦手なのでしょう。練習の仕方が悪いという説もありますが、本当に得意なことはそんなこと関係なく得意になります。

 たぶん理解力も高い(人の話を理解するのが得意)のですが、理解力はテレビやYouTubeをみても確認する場がないため、気づきが遅れたのかもしれません。これらは理解力が低くてもわかるように作ってあるので、あまり理解力の訓練にならないということです。

 たぶんYoutubeは2倍速くらいにすると、高速に情報を流し込む気持ちよさがあるので、ぜひ試してください。

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