「好きなこと」を見つけるにも時間が必要

 前回は得意なことを見つける話。今回は好きなことを見つけるということです。おそらく多くの人は「興味があること」を無数に上げられると思います。ですが、「好きなこと」を持っている人は、「興味がある」と「好き」を明確に区別して、好きな度合のランキングをつけることができます。


 筆者は例えばゲーム、パソコン、プログラミング、力学などいくつか好きなものとしてあげられます。それぞれ好きの度合いは違いますが、共通してあげられるのが、暇な時間があればこれらの情報を検索しているということです。最近は便利なので、グーグル検索のタイムラインにでるものが「好きなこと」の指標になるかもしれません。


 ですが、これらが好きなことかどうかは、長くこれらに触らなければわかりません。得意なことと同様に、満足感を得るためにはある程度時間をかけてそのことのルールや作法を知らなければいけないからです。例えばパソコンが好きということになるには、パソコンはどのような構成で動いているのか、どういうメーカーがあるのか等の関連知識が大量に必要です。そういう意味では「オタク」であるということが一つでもあれば、それは好きであるということでしょう。

 明らかにオタク気質な考えでしたが軽々しく「好き」という言葉は使いたくないですね。

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