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ハローワーク / 求人用語翻訳(本当の意味)集 : 「部長ならできます」 <ー え〜 まだこんな人いるんですか? 現実的になりましょう

今回は「部長ならできます」についてコメントをさせて頂きます。

驚いたことに、リストラされた後の就職活動で「部長ならできます」の方がまだ世間にいるとか、いないとか...

いたとしたら、残念ながら「部長ならできます」は通用しないのであしからず。

「部長職」こちらは、日本独特のシステムの名残の様な立場です。 俗に言う「メンバーシップ型」の雇用体系ですね。

これだと、高度成長などで機能している場合は問題ないのですが、現在のような経済状態であちらもこちらもふさがっているときには機能しません。

つまるところ、一部の役職は絶滅危惧種と思われます。

日本が求めなくとも、既に日本の雇用はジワジワ「ジョブ型」になっており、「メンバーシップ型」で組織を機能させるのは相当苦しいです。

「ジョブ型」も分かりにくいかもしれませんので言い換えると

「ジョブ型」 = 「プロフェッショナル型」 = 「スペシャリスト」 = 「職人型」 = 「一定の分野の専門家」

つまり、「尖った能力」を有効活用した雇用です。

「部長職」も技術は技術だ~

と言う方もいるかもしれませんが、実際直接現金を稼いでいるのは最下層のサラリーマンたちで、その中でも最も稼いでいるのは「ジョブ型」の社員、下から見たら「部長に支払う給与がいなければ、俺たちの給与がもっと上がるはず」と思われている「かも」しれませんね~

ま、それはともかくどんなに優秀でも50代を超すと普通の会社員としての転職は駱駝が針の穴を通るようなものであることは、現実としてあり、そのための準備はしておいた方が良いでしょう。

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