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用語集: 「ビックリ箱効果」 <ー 行動心理学ではなく、戦車の話です

今回は「ビックリ箱効果」についてコメントさせて頂きます。

現在ロシアの戦車とくにT-72 はウクライナ軍に撃破されまくっています。それはそれとして、不思議な写真もあります。

あの頑丈であるはずの、戦車の砲塔部分(うえのくるくる回るところ)が吹き飛んでいる写真があるのです。

一体どうやったら、こんなこのが起きるのかと思いきやこれは戦車における「ビックリ箱効果」と言うものらしいです。

この問題は、西側はロシア戦車の設計上の不都合で湾岸戦争(1991年)、イラク戦争(2002年)の時から分かっていたようです。

どういうことかと言いますと、米シンクタンク、海軍分析センターでロシア研究プログラムの顧問を務めるサム・ベンデット氏曰く:

ロシアの戦車設計では回転式砲塔の内部に多数の弾薬を抱える設計となっており、その結果「とにかく弾が当たりさえすれば、たちまち搭載した弾薬に引火し、大爆発を引き起こす。砲塔は文字通り吹き飛ぶ」とのこと...

現在、米国FGM-148 ジャベリンや英国のNLAWでロシア戦車を撃破していますが、皮肉なことにそれを出助けしているのはロシアの前近代的戦車の設計でした。

ロシアは、知っていてもそれを放置で戦車は棺桶状態、これが独裁国家の現状です。

検索キー: まるで「ビックリ箱」、ウクライナで戦うロシア軍の戦車が抱える設計上の欠陥とは

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