行動心理学: 「シャルパンティエ効果」

今回は「シャルパンティエ効果」についてコメントさせて頂きます。なんか聞いたこともない効果? とおもいきや、あちらこちらで目につきます。

「シャルパンティエ効果(Charpentier effect)」: 大きさと重さの錯覚を引き起こす効果。 例として、同じ重量の物体を比較した時に、視覚的に大きく見える物の方をより軽く、視覚的に小さく見える物の方をより重いと錯覚してしまう現象のことです。

つまるところ「錯覚の誘発」です。

代表的な例はやはりあの飲み物:

広告1:「ビタミンC 2000mg配合」

広告2:「レモン100個分のビタミンC配合」

この二つは、同じことを言っていても感覚的に広告2の方が「お得」そうです。

とすると、広告的には「シャルパンティエ効果」を使い、広告2の方が良いという結果になります。

消費者としての気持ちは分かりますね(笑)。

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