情報分析課: 「ボストンダイナミクスがヒュンダイに渡る」

みなさま、こんにちは。 少し前のニュース(2020年12月11日頃)でどうしても気になり、ここに記述します。

ニュース内容は、掲題の通り「ボストンダイナミクスがヒュンダイに渡る」です。

すこしブレイクダウンすると:

_*_*_ソフトバンクグループは100%子会社を通じて、同社の子会社であり高機能ロボットの開発を行う米国に本社を置くBoston Dynamics, Inc.(ボストンダイナミクス)の株式の大半を韓国のHyundai Motor Company(ヒュンダイ自動車) 及びその関係会社Group、更には Hyundai Motor Groupの会長に売却することを発表した。更にはHyundai Motor Group 及び その会長が Boston Dynamics 社の新規発行株式を引き受ける。_*_*_

ということですね。

なにが心配かと言えば「ボストンダイナミクス」はもともと「米軍との契約で、軍事用ロボットを作っていた会社です。 他を調べて見ると、そもそもGoogleが持っていたらしいのですが「開発の金食い虫+軍用の開発ロボット」ではイメージが悪くなる、と言うことでソフトバンクに売却したらしいのです。恐らくソフトバンク的にも「開発の金食い虫」は変わらず、「もういいや」と言うことで売却した可能性が大です。

問題は、売却先です。 ヒュンダイ自動車なのですが、これなら簡単に中国が、買いそうではありませんか? いくらGoogle時代に米軍との契約は切れたとはいえ「米軍の軍用ロボット」を開発していたぐらいなので、現実的には相当高い技術を持っていたはず(でも、機能はともかく騒音がうるさいと米軍には不評だったらしいです)、それがヒュンダイ行なのです? 中国に行かなくとも「韓国軍に技術」は渡るでしょうね。

この先、どうなるかは不明です。 ただ、ろくなことにならないことは確かでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?