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BranCo!2019決勝進出チームに、学生スタッフが聞いてきた!【BranCo!2020オリジナルインタビューVol.3】

こんばんは。BranCo!学生スタッフです!

先日公開した昨年度準優勝チームインタビューに続き、同じく決勝進出の6チームに選ばれたチーム「しじみ汁」さんにお話を伺ってきました!

チーム「しじみ汁」
徳岡さん:慶應義塾大学既卒(BranCo!に2年連続出場)
對馬さん:慶應義塾大学4年
河崎さん:慶應義塾大学4年

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▲ 左から徳岡さん、對馬さん、河崎さん

明確な役割分担とポジティブな議論

スタッフ:
みなさん、大学は同じかと思いますが学年は違いますよね。どのようにチームを組まれたんですか?

徳岡さん:
僕は2年前にも参加していて。そのときは大学関係なく、広告業界を目指す人同士で出場したので、今回は同じ大学の人とやってみたいなと思って。

對馬さん:
徳岡さんから誘っていただいて、じゃあもう一人誰にしよう?となった時に、もともと知り合いだった河崎さんを誘うことにしました。

河崎さん:
実は、私がチームに参加したのは一次予選の3日前で、大学も忙しかったのでだいぶバタバタでした。

スタッフ:
そうなんですね、意外でした。学年も違ってスタートもバタバタで大変だったかと思いますが、決勝進出という結果を残せた要因って何だと思いますか?

對馬さん:
私と徳岡さんはアイデアがどんどん浮かぶタイプで、河崎さんは論理的に考える力や計画的に物事を進める力があってバランスが取れていました。あとやっぱり2人とも話していてすごく楽しいので、いい雰囲気で進めていけるかなというのはスタートの段階から感じていました。役割分担のはっきりしたチームだったと思います。

河崎さん:
ディスカッションを進めていくのが私で、不意に徳岡さんがいいアイデアを言って(笑)、そこに對馬さんがアイデアを重ねていくという流れでした。

スタッフ:
とても理想的なチーム像ですね。上手に進めていたという印象を受けましたが、苦労した点などはありましたか?

對馬さん:
それぞれが忙しく、直接会える機会は同じ大学でもすごく少なかったので、基本的には電話で進めていました。

河崎さん:
役割がはっきりしていたチームだからこそ、誰かが埋もれるようなことがなくて良かったです。みんな不得意な分野に携わることがなかったのが機能した秘訣かなと思います。

對馬さん:
アイデアがぶつかった時もポジティブな議論をしていましたね。

河崎さん:
基本、みんな前向きなのでネガティブなことはなかったです。

徳岡さん:
みんなが言ったことをどうしたら良くなるかという視点で全員が考えられていたのが良かったように思います。

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スタッフ:
楽しく取り組む、ということが前提としてできていたということですね。

絵空事に、しない覚悟とこだわり。

スタッフ:
アイデアはどう生み出したんですか?

河崎さん:
エントリーシート提出後、一次予選後でかなりの数のブレストを重ねました。定義を徹底して考えたり、右脳ベースで案を出してみたり。あとは抽象論だけで終わらないように、自分たちで実現できるアウトプットになるように心がけていました。そうすると、スコープが絞られ考えやすくなりました。

徳岡さん:
絵空事で企画して発表するのは違うかな、という思いがあったのでそれはチームとして常に意識していました。他には、BranCo!に臨む上で3つ大事にしていたことがあります。プレゼンの完成度、選考を突破するための戦略、アイデアのクオリティです。

スタッフ:
徳岡さんのそういったスキルや戦略は2年前のBranCo!の経験が活かされたものだったりしますか?

徳岡さん:
2年前は反省点が多かったので、かなりその経験は活きたと思います。去年は、自分たちで作れる作品ができて、それをきちんと自分たちで動かせることも証明できました。それがいくらで作れて売れそうかまで考えることができたので、優勝はできませんでしたが、かなり自信をもってプレゼンできました。ブランドデザインのコンペなので、絵空事にならないということはとても大切にしました。

對馬さん:
実際に材料の値段も見に行きました。よりリアルな質感を出せるよう、みんなで素材を探しました。

スタッフ:
本当に楽しそうに企画されていたように感じるのですが、みなさんの中でBranCo!は楽しい思い出になっていますか?

徳岡さん:
すごく楽しめました。優勝という結果を求めて取り組んだので優勝できなかったことは残念でしたが、自分たちの作品は本当に自信を持てるまで考え抜いたのでまたとない経験ができたと思います。

スタッフ:
そういったBranCo!の経験が今に生きていると思う時はありますか?

河崎さん:
もともと広告業界志望ではなかったのですが、BranCo!を機に興味を持ち、一気に志望に変わりました。あとは、チームの役割を通して自分が分析が得意ということに初めて気づけたので、自己分析にもなり道も広がる良い経験になりました。逆に、アイデア出しはあまり得意じゃない自分も知ることができ、自分のできることとできないことを発見できました。

對馬さん:
私は計画的に進める能力はまだまだだと感じていますが、逆にそういうスキルに強みをもった人がいれば達成できるんだなと感じられました。

徳岡さん:
僕は、元々、アイデアは面白いことを考えるだけで楽しいものだと思っていましたが、それだけではアイデアとは呼べないなということに気づくことができました。どのような課題が今、世の中にあって、それに対してどのようなターゲットにどのような伝え方でどのようなモノを提供するか、というプロセスまでを経てこそアイデアを出したと言えるのだと思いました。

考え抜く場で、自分たちにない視点を学ぶ場

スタッフ:
参加を迷っている今の学生にはどのように伝えたいですか?

徳岡さん:
BranCo!に出ない理由はないですね。他のチームのプレゼンを聞くのもとても楽しかったですし。

河崎さん:
そもそもインプットの切り口が「そこ?」と思うようなチームがテーマである「暇」にちゃんと辿り着くのをみると、そんな着眼点があったんだと学びになります。

對馬さん:
あんなに大勢の前で話す機会もなかなかないですし、考える持久力が必要となるので鍛えられます。ずっと何をしていても「暇」について考えていましたし、1つのことについて考え続ける良い機会になりました。

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スタッフ:
話を聞いていて、チームワークの良さを感じるのですが、役割分担や仕事面の工夫以外で決勝に進む要因になったと思うことはありますか?

河崎さん:
今日もそうですが、決勝戦の時もお揃いの服にしてみたり、楽しめる雰囲気づくりを意識していました。

徳岡さん:
演出しているわけではないですが、楽しそうにプレゼンしたり話し合えていたように思います。それが、このチームは自信を持ってプレゼンしているんだなと審査員に伝わっていたかもしれません。對馬さんがたくさん話してくれる性格だったので、アイデア出しのしーんとしてしまう時間がなかったのもこのチームの雰囲気をつくる一助になっていたかなと思います。

スタッフ:
なるほど、「何を考えるか」の前に「どう取り組むか」から大事にすべきという示唆がありますね。みなさん、本日はありがとうございました!!

以上、「しじみ汁」さんのインタビューでした。
本当に楽しく仲の良いチーム作りは、運営側としても学びがありました。
お気づきの方もいるかもしれませんが、今回のインタビューに合わせて黄色系のお洋服で統一してくださったそう!

「しじみ汁」さん、本当にご協力ありがとうございました!!

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