見出し画像

産業医には気をつけて!

まだ辛うじて勤務先があり、今まさに体調を崩して産業医面談を受けようなどとしている方々にお伝えする。産業医は必ずしもあなたの職場環境の改善、そして職場復帰だけを考えている訳ではない。寧ろ、事業者側視点の判定者である。その事を理解していない方が多いのではと思い、早い段階で警告しておきたい。

考えてみて欲しい。産業医に少なからぬ報酬を支払っているのは事業者であることを。そしてあなたは会社側から見れば足手纏いでありコストであることも。

世間で思われている程、お医者様は神様ではない。単なるサービス業だ。そこに雇用関係が存在する以上、雇い主に不利益となることをする訳がない。何も全ての産業医が悪人だとは言っていない。ただ、雇用形態から考えて彼らが第三者的かつ中立的立場を取るかは、一重にその人物の倫理観に委ねられていると言うことだ。

また、あなたが面談で産業医に話した内容は、何らかの形で会社側に漏れていると考えて良い。その際に守秘義務云々は期待しない方が良いだろう。産業医も事業者側に対し報告義務があるだろうし、いくら個人などを特定できないように努力しても限界があるのは想像に難くない。

彼らは手練手管であなたを休職へと誘い、一定期間内に回復できなければ事業者と組んで辞職に追い込む。

その後、さらに上手くいけば立派に患者として仕上がったあなたは、その産業医の経営するクリニックの客となる。製造からメインテナンスまで一貫して行える、極めて良く出来たビジネスモデルなのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?