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N4書房の日記まとめ 2020-2022

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noteで公開している日記のまとめです。 2020年9月から2022年12月まで。
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2022年11月の記事一覧

2022年末日記 1106-1112

1106 70年代初頭の日本は自分の小学生の頃と地続きと思えるが、60年代の話題になると急に間接的で実感が乏しくなる。海外の話題で「ビートルズの60年代」や「60年代のSF」ならイメージできるのに。 1107 01-05冊のセットと「発言集成」を同時に買われた方がいて、一度にそれだけ(6冊も)というのは新記録である。 DVDで「マイ・バック・ページ」を観ていて、ルックス的に美化しすぎではないかと感じた。回想記や小説はどこかしら美化されるものだが、ルックス的には「ご想像

2022年末日記 1113-1119

1113 「ベレー帽とカメラと引用」06号のブックガイドの残りの何冊か、ほんの数行から十行ほどの文章を書くのに悩む。 「69」「ハイスクール1968」を再読すると、そこに書かれている当時の著者の年齢、その本を書いた時点での年齢、そしていま現在の年齢と、読者の自分が最初に読んだ時の年齢、今の年齢を比べるだけでも感慨深い。 そして意外と「ハイスクール1968」は音楽に関する記述が多い。まだロック喫茶になっていない頃の「ブラックホーク」がチラッと出てきたりもする。 1114

2022年末日記 1119-1126

1120 文学フリマ東京の日なので、朝9時頃に家を出て、11時過ぎに流通センターに到着する。正午から一時間ほどで、予定されていた予約分はほぼ終了になったので良かった。 「発言集成」を手に取って見てから購入したいとのことで、わざわざ遠方から来られた方もいらした。会場に来てくれた方は皆ひと言かふた言か、それ以上のお話ができたので、結構助かった。話の中で「あの時にあの場所にいた、あの人は誰だろう?」といった、ぼんやりした謎が解けたりする。 一緒に出店したもげるブックスは「10