量子計算学習ノート - 多量子ビット
この記事は「量子コンピュータと量子通信 (オーム社)」の読書ノートです。
2個のqubitが存在するときのことを考える。従来のビットであれば取りうる状態は00, 01, 10, 11の4つ。qubitでも同様に $${|00\rangle, |01\rangle, |10\rangle, |11\rangle}$$の4つの状態は存在する。従来のビットと異なる点は、これらに対して重ね合わせ状態をとる点だ。つまり、次のような状態をqubitでは許容することになる。
$$
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