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通常の起業家とファウンダーの違い

はい

早速以下から勉強している記事の内容をシェアしていこうと思います。


今日はストラテジック・プロフィットという会社で、マーケティングディレクターを務めるトッド・ブラウン氏をご紹介します。最近、彼がリリースしたレポートには経済的、時間的自由を手にする起業家になるための考え方が書かれています。

トッド・ブラウン氏は2003 年3 月に軍資金8 万5 千円を持ってインターネットビジネスに参入しました。その軍資金はドメインを取得したり、サーバーを借りたり、会社を作ったりという事務手数料に使ったそうです。

最初の数年間は数十万円を稼ぐのに四苦八苦していましたが、彼のメンターと出会い、悪阻あった戦略と戦術を実行したところ、数週間後には毎月100 万円以上を生み出すビジネスを作り上げることができるようになりました。

その後、彼は年に数千万円を売り上げるビジネスを3つ作り上げ、フロリダに移住しました。現在では彼のビジネスは、彼無しでもうまく回っているため、経済的な自由と時間的な自由の両方を手に入れることに成功したのです。

彼のレポートを紹介する前に、一般的なインターネットビジネスでの起業法をタイプ分けしてみましょう。
世の中で成功しているとされている起業家は大体以下の3 つに分けることができます。(この話はドナルド・トランプ氏から学んだことです。)

1. スター型
スター型の起業家は、自分がスターになります。実はインターネットビジネスで成功しているように見える人達は、ほとんどがこのスター型です。自分の顔を出し、メルマガを書き、セミナーを開催し、自分をブランド化していきます。最近ですと、出版をして、さらにスターとしてのポジションを確固たるものにしようとしている人も増えています。スター型の起業方法はインターネットが登場したお陰で極めて容易にスタートできるものになったと言えるでしょう。

2. 仕組み型
仕組み型は自分は表に出ないで、ビジネスの仕組みを作り上げる方法です。インターネットの世界では、サイトアフィリエイトをしている人が典型的な例として当てはまるでしょう。彼らは表に自分の顔を出す必要がないので、一般的には知られていませんが、スター型の人達よりも収入が高いケースが良くあります。

3. 組み合わせ型
スター型と仕組み型を組み合わせた方法です。自分が表に出つつも、実は裏でビジネスの仕組みを持っているパターンです。

トランプ氏によると、起業家が目指すと良いベストなパターンは、3 番目の組み合わせ型です。ひとつずつ解説していくと、1 番目のスター型は、たしかに有名になることができるため、起業家としてエゴを十分に満たすことができます。出版でもしようものなら、業界内の有名人になるので、どこに行ってもチヤホヤされるのです。しかしスター型の問題点は、自分が動き続けないといけないということです。言ってみれば芸能人みたいなもので、自分が動けなくなった瞬間に収入がストップしてしまう可能性があります。スター型の人達は、要するに時給が高い人達です。出版するのもセミナーを行うのも、自分の時給を上げるための活動といえます。

2 番目の仕組み型は自分がビジネスオーナーとして関わる方法です。したがって、うまく仕組みを作ればトッド・ブラウンのように経済と時間の自由を手にすることができます。仕組み型が難しい点は、そのサービスなり仕組みを世の中に認知させていくこと、すなわちブランディングが難しいということです。よっぽど世の中の役に立つサービスでなければ、自動的に広がっていくことはあり得ません。

3 番目の組み合わせ型は、自分がスターになりつつも、裏でビジネスの仕組みを持っている人のことを言います。ドナルド・トランプ氏はその典型です。彼は不動産業が本業ですが、実はテレビ番組を持っていたり、本を書いたりと、彼自身がスターになるような活動を積極的に行っています。そして実はこのようなスター活動を行うことによって、“トランプ”というブランドが世の中に認知されていき、本業にも良い影響を与えているというわけです。さらに、本業からの潤沢な資金があることによって、メディア露出が容易になりますので、スターとしての活動もやりやすくなります。このように相互補完型で成長できるのが組み合わせ型の大きなメリットです。

もうひとり典型的な例を挙げれば、ロバートキヨサキ氏ということになるでしょう。彼は投資やビジネスから莫大なキャッシュを生み出しています。これが仕組みによる収益です。その一方でスター型の活動として、講演や出版も積極的に行っています。組み合わせ型を別の言い方であらわせば、“自分のビジネスと職業を分けている”と言えるでしょう。ロバートキヨサキ氏は自身の職業を著述家としていますが、彼のビジネスは別のところにあるのです。


さて、トッド・ブラウン氏をはじめ、海外で本当に成功しているインターネット起業家は、ほとんどが組み合わせ型の起業を実践しています。先にもいったとおり、トッド・ブラウン氏は自分がいなくても数千万円の利益を出すビジネスを3 つ所有していますが、それとは別に起業家支援を職業として行っています。

彼はこのような状態のことを“ファウンダー”と言っています。ファウンダーとは創業者として訳することができますが、ファウンデーション(Foundation)の意味から考えると、単に創業者というだけではなく、自動
操縦のビジネス基盤を作り上げる人といえるかも知れません。

では、彼がレポートで書いている、ファウンダーになるための基本的な考え方を3 つご紹介しましょう。

どのようなステージにいてもファウンダーとしての考えを身に付けるべき通常の感覚からすると、ファウンダーのような立場になるには、自分がスターのように働いて、それから自分がいなくても回る仕組みを作り上げるという順序で考えがちです。しかし、彼曰く、ファウンダーになる人は、そもそも起業する前からファウンダーとしての考え方を身に付けているといいます。

ひとつの例としては、バックエンドとフロントエンドの違いを理解しているということです。そしてさらに重要なことに、自分のいまのビジネスのステージにおいて、どちらに力をいれるべきかを知っているということが挙げられます。

フロントエンドは顧客を集めるための商品、バックエンドは利益を上げるための商品ですが、ファウンダーになれない人は、いつもフロントエンドから考え始めます。一般的にいって、フロンドエンドのほうが売るのが難しいです。だからフロントエンドから考えてしまうと、いつもそれを売るのに大きな時間とエネルギーをとられてしまいます。結果、利益を取るためのバックエンドにまで手が回らず、せっかく獲得した顧客を逃がすことになってしまい、自転車操業になってしまうというわけです。

一方でファウンダーになれる人は、バックエンドから考え始めます。まずお客さんを最終的にどこに導くのか?を考え、その仕組みを作り上げてから手間のかかるフロントエンドに手を出します。

ファウンダーになるためのもっとも大きな壁は自分の頭の中にある考え方だと言います。すなわち、まず自分が有名になってから仕組みを作ろう、自分で一生懸命働いてからでないと、そんな仕組みは作ることができない、という気持ちです。ファウンダーになるという意思決定がそれを実現させる第一歩だということです。


ビジネスと自分を独立させて考える
ビジネスが拡大してくると、チームを組んだり、スタッフを雇ったりすることになるわけですが、その編成方法によって、自分がビジネスから独立しているのか、そうでないのかがわかります。

ファウンダーはビジネスをサポートするためにチームを組むのに対し、そうでない人は自分の業務をサポートするためにチームを組みます。この微妙なニュアンスの違いが後に大きな違いをもたらすといいます。

・一般的な組織構造・・・自分が中心にいる。チームは自分がやりきれない業務をサポートするためにいる。

・ファウンダーの組織構造・・・ビジネスをサポートするためにチームがあり、自分はその一員になっている。したがって、自分の代わりを簡単に見つけることができる。

トッド・ブラウン氏は通常、起業家の仕事とされている、ジョイントベンチャー相手を探すことなどもすべてチームの仕組みの中でまわしているそうです。


ひとつの戦略に集中する
SEO をやり、PPC をやり、ソーシャルメディアマーケティングをやり、といったような、“もっとやればもっとうまくいく“という発想は時として大きな非効率性をもたらすといいます。

このような考えの元になっているのは、一生懸命働かないと成功できないという信念です。トッド氏はフロリダに移住したときに気がついたそうです。実は家族と時間を豊かに使いながらでも、ビジネスを大きくすることができるのだと。

ファウンダーにとって必要なのは、“もっと少ない作業で、もっとうまくいくには?”という発想です。

基本レバレッジをどうかけていくか、ポイントを見つけてそこに注力するというのをやっていかないとなと考えさせられます。
行き当たりばったり、エゴといったものに行きがちですがしっかりそこは一呼吸おいて動くようにしていきたいですね。

では!

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