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最小限の活動で最大限の成果を上げる方法

はい

今回も参考記事のシェアをしていこうと思います。
以下より早速展開していきます。


ブライアン・トレーシー氏は販売心理学の権威としても知られていますが、彼がなぜ多くのビジネスパーソンからカリスマ視されているかというと、“その人の収入を上げるにはどうすればよいか?”ということに関するプロフェッショナルだからです。彼は80 対20 の20 に入る人達はどのような特性やどのような仕事をしているのかを観察するため、信じられないほどの勉強をしたそうです。

6000 以上の本を読み、MBA も取り、数千時間の講座を受け、何万もの記事を読んだとされています。

その結果、わかったことは20%の人々がやっていることはシンプルな法則にまとめられるということでした。とても重要なことは、アメリカのセルフ・メイド・ミリオネア(遺産相続などでお金持ちになったのではなく、自分のビジネスや投資で億万長者になった人)は、ほとんどの場合、借金を抱えているか、まったく何もない状態から億万長者になったということです。

したがって、自分がいま何をしていようと、どんな状況にあろうと、これからご紹介することを実践すれば、あなたの収入は上がってくということです。


■ フォーカル・ポイント・プロセス
フォーカル・ポイントというのは、日本語で言えば焦点と訳すことが出来ます。人生のどこに焦点を当てるのか?それによって、あなたの人生のほかのあらゆることも変化するというポイントのことです。

あなたがいまの人生で、普段どこに焦点を当てながら生きているのか?何かを考えながら生きているのか?どこに時間を使っているのか?

これがフォーカル・ポイントです。

最初のフォーカル・ポイントは、“収入”です。成功している人達は自分の時給を強く意識していると言います。

たとえば、目標の年収が2000 万円だとします。普通に働くと1 日8 時間として1 年では約2000 時間の働く時間があることになります。すると、時給は1 万円になります。

さて、もしあなたが誰かを雇うとき、その人に時給1 万円を払おうと思ったらどのような成果を期待するでしょうか?また、誰かがあなたを時給1 万円で雇うといったとき、あなたはどのような働きをしないといけないでしょうか?

ここでブライアン・トレーシー氏が発見した法則が出てきます。
それはLAW OF THREE(3 の法則)というもの。これはとても単純な法則で、あなたが行っているあらゆる活動のうち、たったの3 つだけがあなたの収入の90%決定付けているというもの。それ以外の活動は補助的なもので、やらないかもしくは誰かに委任すべきものだという法則です。

中でも“考えること”は、起業家や専門家が集中すべき活動だといいます。ほとんどの人は戦略やプランを考えることに時間を割いていないといいます。これはなぜかというと、考える作業というのはもっとも精神力を使う、困難な作業だからです。

さて、ではどのようにして3 つの作業を探すのか?まず今後一週間、または一ヶ月の間に行う予定の活動を10 個か15 個くらい書き出します。そして自分自身にこのように質問をします。

“この中のどれかひとつの作業を一日中おこなったとき、どの活動がもっとも自分の収入にインパクトを与えるだろうか?”

そして次に、“このリストの中で、2 つのことしか出来ないとしたら、どれを行うだろうか?、さらに、”このリストの中で、3 つのことしか出来ないとしたら、どれを行うだろうか?“と問いかけを行います。

この3 の法則から導き出せることは、“収入を倍増して、余裕の時間を作るには、作業をより少なくし、重要なことをよりうまくやることである”ということです。

時給1 万円が必要なのであれば、1 万円に値しない作業はすべて止めるように自分を鍛えなおすこと。

2 つ目のフォーカル・ポイントは、“人間関係”。特に家族です。人間関係でもっとも重要なのは、“時間を一緒にすごすこと”。成功している人は、家族と顔と顔をあわせ、話をする時間を積極的に作っているのだそうです。

3 つ目のフォーカル・ポイントは、“健康“。一日最低30 分間の運動。これを行うだけで、平均よりも健康的になれるということ。

4 つ目のフォーカル・ポイントは、”経済状況“。これは最初の収入と同じように見えますが、まったく別物で、収入が高くてもいつもお金の心配をしている人はたくさんいるということ。

セルフ・メイド・ミリオネアを30 年間も研究して出版された、「隣の億万長者」の著者であるBill Danko は、とても成功している起業家達が集まる会合で、面白いシーンに出くわします。起業家たちは、お互いに二つの数字を言い合っていたのだそうです。たとえば、“12 と3”、“8 と5”などなど。不思議に思って、その数字が何なのかを聞いてみると、それは彼らが今日、働くことを辞めても、生きていくことの出来る年と月だったのです。

彼らはこの数字をサバイバル・レートと呼び、20 年を目標にして毎年お互いに確認しあっているのだそうです。
「隣の億万長者」によると、彼らは車を新車で買ったり、セカンドハウスを買ったり、ボートを買ったりということはせず、目標を達成するまでは、お金があっても決して贅沢をせず、投資や貯蓄に回しているのだそうです。

サバイバル・レートが20 年になったときが、いわゆるリタイア生活に突入するときです。

さて、上記に上げた4 つのフォーカル・ポイントを常に頭に置いておくこと。これは第一のステージです。


■次のステージはトップパフォーマー達が実践する、サクセス・オリエンテーションというもの。

一つ目はフューチャーオリエンテーション。成功している人達はいつも将来のことを考えている一方、ほとんどの人は過去の出来事を批判したり、後悔することに時間を使ってしまっているということ。

「一分間マネージャー」の著者、Ken Blanchard 氏は講演会でこのようなワークを行うそうです。

まず参加者に目を閉じてもらいます。そして、

“いま、目を閉じている間に時間がどんどん過ぎていき、5 年の年月が経ちました。5 年後の世界では、あなたが望み描いていることがすべて現実のことになっています。あなたの収入はどれくらいになっていますか?あなたは誰と一緒に仕事をしていますか?また誰とは付き合いを止めていますか?あなたはどんな社会的評価を受けていますか?”

このように先に挙げた4 つのフォーカル・ポイントについて、想像をしてみます。これはブライアン・トレーシー氏が“バック・フロム・ザ・フューチャー”と呼んでいるワークです。

このワークを定期的に行い、このすばらしい未来を作るには、今日は何をすればよいだろうか?と考えます。

次のオリエンテーションは、“エクセレンス・オリエンテーション”と呼ばれるもの。

とある有名な銀行強盗が、“なぜあなたは銀行強盗をしたのですか?あなたは頭がおかしいのですか?”と聞かれたとき、“そこにはお金があるからだ”と答えたそうです。

あなたが今かかわっている分野では、どこにお金が落ちているでしょうか?ほとんどの場合、それはトップ10%に入るパフォーマンスを出せる人のところにあります。あなたはその分野で中間あたりにいることも出来るし、10%に入るための努力をすることも出来る。

Pat Riley という有名なバスケットコーチは、“もしあなたが向上していないのでれば、それは退化をしていることを意味する”といったそうです。誰もが同じ場所にとどまり続けることは出来ないということです。
ここで重要なことは、誰もあなたよりも優れてはいないし、誰もあなたよりも賢くはないということ。もし誰かがあなたがやりたいと思っていることを実現しているのであれば、それはあなたにも実現できるということです。

ブライアン・トレーシー氏は、“知識を得る”ことの重要性を訴えています。

ブライアンのコーチングプログ
ラムに参加していた起業家で、5-6 年をかけてとても成功したビジネスを作り上げた人物がいました。彼はそのビジネスを売りたいと考えていました。ビジネスを売って、一年間の休暇をとって世界中を旅し、戻ってきたら新しいビジネスを始めたいと言っていたのです。しかし、彼がそう言い出してから一年経っても、ビジネスを売ることに関しては何も進歩していませんでした。

彼は、“どうすれば良いでしょう?”と聞きました。そしてブライアンは、“その分野に関する本は読みましたか?”と聞きました。すると彼は“いえ、この分野の本なんてあるんでしょうか?”と答えました。

彼はすぐに近所の本屋に行って、ビジネスを売ることに関する本を2-3 冊購入しました。結果、彼は2ヶ月後には会社を売る手続きを行い、2 億円を手にして、一年間の休暇をとったのです。

今現在、あなたが直面しているような問題は、すべからくほかの誰かも経験していて、ほかの誰かがその問題を解決済みだということ。

アンソニーロビンズ氏の師匠といわれるジムローン氏も、“成功するために必要なことは、すべて図書館で学べる”という言葉を残しています。


■ 勝者とそうでない人の違い
成功した人達に、“なぜ成功したのですか?”と聞くと、“運が良かったからだよ”という人が多いようです。彼らはいつからいまのようになったのか?何が要因だったのか?自分ではよくわかっていないケースがほとんどなのです。

その理由は、実は彼らと普通の人を分けているのはとてもとても小さなことだからです。だから自分ではその違いに気が付かない。

その小さなこととは、
“最初の一歩を踏み出した”
ということです。

最初の小さな一歩なので、それほどの決断も要らないし、大きなリスクもない。だから後から振り返ってもそれが成功の要因だとは気が付かないのです。

最初の一歩を踏み出すと、次の二歩目が勝手に出てくる。そして次には三歩目が出てくる。彼らはそれを淡々とこなしていっただけなのです。

ここまでとなりますが、納得するもの、突き刺さるもの、新たに知ったこと
こういうのは一度読んで終わりということにせず、ふとした時に読み返してみると活力になったりするので引き続き自分自身の為にもこの先の為にも学び発信していければと思います。

では!

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