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圧倒的な存在になる

はい

ここ最近続いていますが、今回も自身が学びにしている記事のシェアをしていこうと思います。

ジェイエイブラハム氏のとあるプログラムを受講していました。これはあるテーマについて約半年間に渡って教えてもらうプログラムで、日本でいえば通信教育みたいなものでしょうか。ジェイはセミナーの講師や企業向けのコンサルティングをしているというイメージが強いと思いますが、実は卓越したインフォメーションマーケターでもあります。いろいろな人物とジョイントベンチャーを行って、数多くの高額プログラムを販売しているのです。

今回のテーマが、業界内でのリーダーになることを目的としたもの。これはジェイがもっとも得意とする分野です。ジェイのコンサルティングによって業界内で圧倒的なポジショニングを確立した企業のノウハウを体系化したのがこのプログラムです。

これはコーチングではないので、1対1のQ&Aなどは出来ませんが、半年間にわたってある程度インタラクティブに受講することが出来ます。情報ビジネスをしている方は、EブックやDVDなどの販売のほかにもこういった通信教育のようなものを用意するとちょうど良いバックエンドになるかも知れませんね。


さて、業界内でリーダーになるとはどういうことか?

これは別にトヨタやソニー、マイクロソフト、グーグルのようにどでかい会社を作ろう、という話ではありません。言い換えると業界内でのポジショニングを確立するということになるでしょう。

たとえばこういう話です。

あなたが引越しをしようと思ったら、どこの業者に電話をするのか?
比較サイトを使って見積もりを取る?だとしたらどこに比較サイトを使うのか?
あなたがブログでアフィリエイトをしたいと思ったら、誰にアドバイスを求めるのか?
今日、あなたが焼肉を食べたいと思ったらどこの店に行くのか?

こういったすべての購買行動を思い立ったとき、最初に思い浮かぶ社名や個人名がその業界内でのリーダーであることが多いです。ほとんどの人は日本で二番目に高い山の名前を知らないのと同様、その分野での1番手と2番手では圧倒的な差があるのです。

検索エンジンで30番以内に入らなければ存在しないのと同じといわれているのと同様、2番手、3番手ではお客さんからみたら存在しないのと同じということになってしまうのです。

業界リーダーの名前は検索エンジンで検索されることが多いです。その会社、人自身がキーワードになっているので、勝手にお客さんが集まってくるのです。また業界リーダーはあまり他と比較されることがありません。細かい仕様や機能などは問題ではなく、みんなが使っているから使う、みんなが知っているから買う、このような状態になれるのです。

その分野での1番手の地位は長期にわたって確固たるものになるケースが多いです。翻って2番手、3番手は流動的です。すぐに値段競争、機能競争に陥ってしまい、いつも売り上げを立てるのに四苦八苦します。

だからせっかくビジネスをしているのであれば、1番手を目指すべきなのです。

さて、今日は業界リーダーになるための最初のステップとして紹介されていた以下の質問項目を記載しておきたいと思います。

質問に答えて何になるのだと思われるかもしれませんが、実は適切な質問をするというのはとても重要なことです。ほとんどの人が抱えている悩みを解決する方法、達成したい目標に至るまでの手順、これらのことは実は既に自分ではわかっているといわれています。しかし普段は意識が違うところにいってしまっているために答えが引き出せないだけなのです。そこで第三者から質問をされることによって、自分が奥底で持っている答えを引き出すことが出来るというわけです。

ジェイの3日間の集中セミナーでも時間をとって87個の質問項目に答えるセッションがあります。これはビジネスアセスメントといって、自分が頭でわかっていながらも出来ていないこと、本当は大きなチャンスなのに気が付いていないことをあぶり出すためのものです。

適切な答えを導き出すには適切な質問が必要なのです。

私とビジネスパートナーはこの質問から生み出した戦略によって、FXのコーチング分野で非常に大きな成果を上げることが出来ました。恐らく世間でよく売れていると言われているFX商品の2倍くらいは売上げたと思います。ですのでぜひあなたも時間をとって試してみてください。


1. ビジネス上、日常生活上問わず、あなたが信頼していてアドバイスを積極的に求めたいと思っている人の名前を5人挙げてください。

2. 彼らが持っている特性を最低3つ挙げてください。たとえば性格や能力、思想など。

→この二つの質問に答えることは、“人間はどのような人に付いていきたいと思うのか?どのような人だったらアドバイスを聞きたいと思うのか?”を知ることに役立ちます。あなたが業界内でのリーダーになるには、そのような特性を持つことがひとつの目標になります。


3. あなたが関わっている業界の構造を振り返ってみる。どんなサプライヤーがいて、どんなビジネスがあって、どんな商品があって、どんな顧客がいて、どんな競合がいるのか?

→これは以下に続く質問に答えるために使います。

4. あなたが関わっている業界内でリーダーと思われている企業や個人を3つ挙げてみてください。

5. 顧客や市場がなぜ彼らのことをリーダーだと思っているのか?顧客や市場は彼らのどこが好きでどこを尊敬しているのかを考えてみてください。

6. 業界を引っ張っている彼らが弱い部分、十分に顧客に答えられていない部分はどこか?2つ挙げてみてください。

7. 業界を引っ張っている彼らが全く手をつけていない分野、顧客とのギャップが発生している部分はどこか?2つ挙げてみてください。

→これらの質問は、どこにあなたのチャンスがあるのかを明確にしてくれます。

8. あなたはどのようにしてそのギャップや手付かずの部分を埋めることが出来るか?あなたがいま行っていることをすべてやめ、それを実行するために最大限の時間と労力を使えるとしたら、何ができるかを考えてみてください。

9. あなたは自分自身の強みや能力、才能がどこにあると考えているでしょうか?

10. それらの強みや能力、才能は他の競合する会社や個人と比べてどの程度の差があるでしょうか?向こうのほうが勝っているのか?同程度か?あなたが勝っているのか?

→これらの質問はあなたが勝負すべきポイントを見つけるのに役立ちます。自分の強みをもって、チャンスを攻めるというのは基本戦略です。(しかし、多くの人は逆を行います。つまり弱みを克服して、来るべき脅威に備えようとします。)また、何も制限がないとしたら何ができるかという質問はとても重要な質問です。自分の能力に制限がないとしたら、本当にやりたいことは何か?何も制限がないとしたら、お客さんに何を提供できるか?などなど様々な分野に応用が利く質問です。

11. あなたや他の競合が世の中に提供しているものの中で、足りない部分はどこか?これはさっきのギャップとは異なります。ギャップは業界内の誰もが手をつけていないこと。足りない部分は、お客さんがもうちょっとこうだったら良いのになと思うようなポイントのことです。

12.  あなたはどのようにしてその足りない部分を埋めることが出来るか?あなたがいま行っていることをすべてやめ、それを実行するために最大限の時間と労力を使えるとしたら、何ができるかを考えてみてください。

13. あなたにとっての理想のお客さん、クライアントとはどんな人?これは言葉ではなく、あなたに理想のお客さんが出来たらどのような状態になるかを思い描いてみてください。あなたが何かを薦めたらすべてそれを手にしてくれる、何か重要な決断をするときにあなたにアドバイスを求めてくる、などなど。

→これは業界リーダーとしてのあなたのあるべき姿を定義付けすることに役立ちます。どのような状態になりたいのかがわからなければ、そこに至る道筋も見えません。

14. あなたが今おこなっていることの価値を高めるために、いますぐできることを3つ挙げてみてください。

15. 何も制限がないとしたら、あなたが提供しているサービスや商品に付加できる革新的なものは何でしょうか?

16. お客さんがあなたのことを選ばざるを得なくなるために必要なことを3つ挙げてみてください。

17. 業界内でもっとも高価格のサービスを提供しているところはどこか?彼らはなぜその価格で提供できるのか?

18. 業界内でもっとも低価格のサービスを提供しているところはどこか?彼らはなぜその価格で提供できるのか?

これらの質問に答える大きな目的はひとつの強力なアイデアを生み出すことです。かの有名な成功哲学の雄、ナポレオン・ヒル氏も「思考は現実化する」の中で、“財産作りの出発点は、アイデアである。(中略)もしあなたが勤勉さと正直だけが富を築くのだと信じ込んでいるとしたら、そのような考えは早く捨てるべきである。真面目に働いていさえすれば大金持ちになれるというのは、とんだ誤解である。”と述べています。

明言はしていませんが、ジェイもこの考えの信者だと思います。

コツコツと作業をする前に、上記のような質問と静かに向き合って、ひとつのアイデアを生み出すために時間をとっていただくことをオススメします。

こういう質問を自分に投げかけ問い続けていくことが人生においては大事だしやっていかないとと思い知らされるもの。

少し時間を見つけては自問自答し自分のコアを把握していきたい。

では!

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