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将棋の棋士を応援するオタクです

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豊島将之先生はいいぞ

もしかして最近ファンになったとか興味を持ち始めた人って結構いるのか…!?と思い、おすすめの動画などを紹介してみます。正直私もそれほどファン歴が長いわけではないので、こういうものを書いていいのか悩むのですが。 動画入門動画。4分でわかる20代前半までの豊島将之史。豊島ファンなら1人1000回くらいは見ている。電王戦PVはこの他にも出場棋士発表やEDなどいろいろあるが、どれもかっちょいい仕上がりになっているので是非見よう。 かつては叡王戦以外のタイトル戦PVも作られていたのだ

    • 春風とともに

      推しを推していてどんなときに心が満たされますか? まあ好きなので、元気そうな姿が見られればそれだけで嬉しいです。生きているだけで大優勝。いつもありがとうございます。 推しは将棋の棋士なので、中でも素晴らしい将棋を指されたときは心が満たされる。 名人戦第一局はそういう将棋だった。 何が「素晴らしい将棋」なのかは説明が難しい。言語化できる棋力がほしい。 第1局は豊島九段が4手目に△9四歩と突く趣向を見せ、力戦型の将棋が見られそうな雰囲気に控室でも歓声が上がったようだ(棋譜コメン

      • A級順位戦 8回戦を見た

        1月31日に関西将棋会館で行われたA級順位戦 ▲豊島九段ー△斎藤慎八段の対局を見た。 YouTubeの配信をBGMにして作業をしながら見ていたが、午前0時をすぎて日付が変わる頃には手を止めて食い入るようにYouTubeの映像とモバイル中継アプリの棋譜中継を見ていた。終局後も目が冴えていて感想戦も全部見た。スマートウォッチの睡眠記録によると寝たのは深夜2時過ぎらしい。朝起きて棋譜を見たら感想戦のコメントがぎっしり書かれていてありがたかった。 朝日新聞による順位戦のYouTube

        • タイトル戦開催地への感謝

          運良く抽選に当たったので、12月5日に秋田県大仙市で竜王戦第6局に代わって行われた「藤井竜王の防衛を祝う会」に参加してきた。 将棋のタイトル戦は主催新聞社の関係か開催地がある程度固定されているのだが、竜王戦と名人戦だけは開催地を毎年公募しており「今年はこの県で開催するんだ!」というのがお楽しみでもある。今年の竜王戦の開催地を見たときに、まず「秋田県で将棋のタイトル戦とは珍しいな」と思った。 竜王戦と名人戦に限定して過去10年の開催地を集計してみた。 最多開催地は東京で次に

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          4本

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          豊島ブートキャンプをはじめよう

          6月19日から20日にかけてTwitterトレンドに「#豊島ブートキャンプ」が入っていたらしい(未確認)。 豊島ブートキャンプとは何か発端は2023年6月18日放送の将棋フォーカス(Eテレ)である。 23年度上半期の将棋講座「初段を目指す!スキがない将棋」は豊島将之九段が担当しており、講座内では級位者向けの局面の考え方の解説とあわせて「とよぴーの将棋お悩み相談室」という1コーナーも設けられている。6月18日の放送回では以下のようなお悩み相談があった。 講座内でアシスタント

          豊島ブートキャンプをはじめよう

          肉を食べろ

          将棋中継を見ていると、時に解説の何気ない一言がやけに記憶に残ることがある。 最近よく思い出すのは2018年王将戦中継での解説の加藤一二三九段の一言。 「肉は即戦力ですよ。食べたらすぐ血肉になりますから」 メモなどは取っていなかったので細かいニュアンスは違うかもしれないが、とにかく「肉はすぐに血肉になる」という言葉が強烈に脳に残った。仮にこれが大谷翔平選手の言葉だったとしたら特に記憶には残らなかっただろう。当時78歳、半世紀以上もの長きに渡り戦いの場に身を置き、最後の最後まで戦

          肉を食べろ

          推しのアクスタを入手したので優勝

          推しのアクリルスタンドを入手した。 推しはアイドルでも二次元のキャラクターでもなく、将棋棋士の豊島将之さんです。オタクグッズとしてすっかりメジャーになったアクスタだが、将棋棋士のアクスタもこの世には存在する。 とはいえ、公式で購入できるのは藤井聡五冠のみ。 推しのアクスタもあったら嬉しいなあと思っていたら、新・将棋会館建設プロジェクト【第二期】のクラウドファンディングでやってくれました。 推しが今後数十年戦うことになる ““聖地”” の建設を支援できるうえにアクスタまでも

          推しのアクスタを入手したので優勝

          2019年4月29日の話

          2019年4月29日、私は愛知県岡崎市で行われた岡崎将棋祭りに足を運んでいた。 岡崎市出身の石田和雄九段が発起人となり、岡崎城がある岡崎公園で長年開催されているイベントで、メインは二の丸跡に建てられた屋外能楽堂で行われるプロ棋士・女流棋士のトークショーや公開対局だ。毎年勢いのある若手棋士が呼ばれるのだが、それに負けず劣らず石田九段のチャーミングな姿も魅力の1つだ。この年は石田九段を始めとして豊島二冠、高見叡王、斎藤王座、杉本八段、佐々木勇七段、中田章七段、勝又六段、瀬川六段、

          2019年4月29日の話

          推しの言葉は五臓六腑に染み渡る

          ここでの推しは将棋棋士・豊島将之さんのことを指す。 棋士は勝負の世界に生きる人たちなので日々勝ち負けがつく。当然ながら応援している棋士が負けると悲しい。大きな勝負であればあるほどだ。 とはいえオタクとしては推しの負けを理由に日々の生活のパフォーマンスを落としたくないので、この「悲しみ」を引きずらずに処理をしたい。自分なりの処理策としてはとりあえず寝るとか詰将棋を解くとかいろいろあるが、なんといっても推しの力強い言葉が一番効く。まさにいま効果を実感している。(竜王戦第2局終了

          推しの言葉は五臓六腑に染み渡る

          週刊少年豊島将之

          豊島竜王叡王と藤井王位棋聖の王位戦、叡王戦の合わせて十二番勝負が始まった。 これを書いている7/4現在、藤井二冠の通算成績は通算成績は224勝43敗という驚異的な数字だがそのうちの7敗が対豊島竜王となっており、今回の番勝負でもそこを大きくフィーチャーされている。その際には対戦成績から豊島竜王は「藤井キラー」「天敵」「刺客」「ラスボス」と紹介されることが多いのだが、どうも最初から敵として配置されているゲームのNPCのように感じる。将棋に限らず圧倒的スターがいる分野では大体この

          週刊少年豊島将之

          「将棋がスキ」お題企画の話

          先月の話である。 久しぶりにnoteを書こうと思い、noteのトップページを開いたところ下のお題が目に飛び込んできた。 noteで将棋がお題としてピックアップされるのは嬉しい。募集内容も将棋がテーマであれば自由に書いていいようだ。これから書こうと思っていた内容も将棋の話だったので、せっかくなので自分も参加してみよう。ついでに過去に発表した作品も参加可能だったので過去の将棋記事にも #将棋がスキ タグをつけてみた。 結論から言うと、そのとき書こうと思っていた記事は締め切り

          「将棋がスキ」お題企画の話

          #みんなどんな入り口から将棋に入って来たの かを考える

           きっかけは不明ですが2021年1月20日頃から突如Twitterで #みんなどんな入り口から将棋に入って来たの というタグにツイートが投稿され始めました。そこで投稿されたツイートを元にテキストマイニングを行い、傾向を測ってみました。私自身が「観る」方にかなり偏ったファンであるため「観る」側の視点が多いこと、単なる一ファンの感想であることをご了承ください。 準備 Twitterの#みんなどんな入り口から将棋に入って来たのタグに2017/1~2021/1/23までに投稿された

          #みんなどんな入り口から将棋に入って来たの かを考える

          将棋観戦スターターパック

           藤井聡太棋聖のダブルタイトル挑戦で、にわかにまた将棋界に脚光が当たっている。これを機にまた「将棋を見てみようかな」「よく分からないけど見たら面白かった!」と思う人が増えることを期待して、そういう層へ向けて「将棋を見る方法」について書く。気軽に見始めてもらいたいのでなるべくお金をかけずに始められるものを書き出してみた。私(オタク)の主観がとても入っていることに注意してもらいたい。 藤井聡太棋聖の対局が見たい・AbemaTV 将棋チャンネル(無料)Abema TV 将棋チャン

          将棋観戦スターターパック

          HiGH&LOW THE WORSTを見た

          過去作履修済みです。 みんな小田島有剣と轟洋介については教えてくれたけど上田佐智雄についてはどうして教えてくれなかったんだ。 正確に言うと1回目で「あれは志尊淳だったのか…?」と思いながら応援上映のために2回目を見に行ったら、いつの間にか上田佐智雄にボコボコにされていた。 最近の志尊淳出演作品を調べたらおっさんずラブに出ていたので公式サイトを確認したところ、こっちでは私の印象と一致する志尊淳であった。 本人のTwitterのヘッダー画像が分かりやすいのだが役のHiGH

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