7月も後半になってきました。今日も、1日ご安全に。
日本にもいた「カゴン族」...スタバの席を自室状態にしている男性に怒りのコメント相次ぐ
韓国で同じような事をしている人が話題になったのだが、その人は、ディスプレイを持ち込んでいた。この写真に写っている人は、ノートパソコンを2台使っているようだ。タブレットもしくは、モバイルディスプレイも1台
、それに、スマホも3台ある。
ディスプレイに表示されている画像をみるかぎり、動画編集をしているように思える。Youtuber???
まあ、やりすぎだ。なんらかの事情があるのだろうが、限度というものがある。
そういえば、都知事選挙でも問題になった件でも「規約や法律で明記されていないから問題ない」という感じで、やってはダメな事(禁止事項)として書かれていないので、やってもいい。というような事を言う人が多い。
実際、法律などでは、細かい部分までは規定していない。これは、書き始めたらきりがない。というのもあるし、時代によって変化する。全てに対応できるような書き方は無理だ。
店でこういった作業を禁止にするにしても、では何台まではOKなのか?机を1つ専有するぶんにはいいのか?電源も、コンセント何個までならいいのか?といった具合に、細かく書く必要が出てくる。
細かく書けば書いたで、1人では机1つとして書けば、2人で来れば2つの机を専有しても問題なくなる。抜け道は、いくらでも存在する。
こういった行為をする人が増えると、ルールが厳しくなるというのもお決まりだ。そして、これまで快適に使っていた人まで、制限がかかる。
アングル:トランプ氏なら強制送還急拡大か、AI技術で不法移民の特定容易に
アメリカも滅茶苦茶だ。そもそも、「不法」移民であって、ちゃんとした正規のルール、ルートを使ってきた移民ではない。その不法移民を特定する方法でAIを使うとか使わないという議論も変だ。
不法移民の場合は、税金を支払っているのか?わからないし、外国で犯罪歴があるのかも知れない。国内で、犯罪を犯しても追跡する手段がない。働き口がなければ、国内で違法行為をする可能性も高い。
それなら、不法に入ってきた人を一旦国外に退去させて、正式なルールに従って、再度入国してもらえばいい。
不法に入国して、権利を主張するのは間違っている。不法に入国しても問題ないのなら、ちゃんとルールに従っている人だけがバカをみる。
移民と言えば「ベネズエラ」が最初に思い出される。アメリカに不法に入国する人の多くは、メキシコを経由して入ってくる。そこに多くいたのは、ベネズエラの人とコロンビアの人だった。
ベネズエラは、かつては石油開発によって豊かな国となり、逆に移民を受け入れる側だった。しかし、貧富の格差や汚職などで、国内が安定せず、チャベス政権になると反米路線になり、アメリカから経済制裁を受けると急速に経済が停滞した。
原油価格の下落などでも収入が減り、国内経済は冷え込んだ。アメリカも、ベネズエラからの移民を受け入れるような宣伝をしたこともあって、多くのベネズエラ人がアメリカに移住しようとして、移民となった。
その数は、600万人ともいわれ、国民の20%が移民となったと言われている。経済の悪化や政治不信などで、犯罪率も高く、危険な国とも言われている。
しかし、現在では少しずつ経済も持ち直してきて、治安も回復しつつある。それでも、多くの国民が移民となった現状は変わらない。
ベネズエラの人が、アメリカに入国するために、コロンビア、メキシコなどを経由するのだが、当然違法なので、どこかで捕まれば強制送還されるか、現地のマフィアに捕まれれば、どうなるかもわからない。
そんな危険な行為をして、アメリカに入国しても、不法移民は立場が弱く、労働条件も悪く、違法な行為をやらされる可能性も高い。しかし、不法に入国しているので、司法に訴えることもできない。
移民ビジネスというのが存在しているので、それで儲ける人や組織が存在する。
ベネズエラで普通に生活していた人が、生活に困って逃げ出しているので、多くの人は、本当に普通に良い人だ。
そんな人達が、アメリカに不法に入れば、不法移民となる。こういう人達が悪いというのではない。不法移民としてではなく、正式な移民として受け入れることが重要で、ちゃんと仕事をする能力や資質があるのか?犯罪歴はあるのか?特殊な技能があるのか?資格があるのか?などを調べて、ちゃんとした所で正規の金額で雇用すればいい。
多くの善良な人が不法な移民となるのが問題だ。
根本的にはベネズエラ政府が、問題であって、ここを改善しない限りは問題は解決しない。移民となった国民の20%が立ち上がればなんとかなったのかも知れない。
2009年には、ベネズエラ湾で大規模な天然ガス油田が発見されたのだが、ベネズエラの油田は、生産コストが高く、採算がとれないらしい。1バレル当たり、20ドル以下の生産コストでないと採算がとれない。
大規模な油田が見つかって、いくら金をかけて採取したとしても、赤字になっては意味がない。
韓国で、大規模な油田が見つかったかも知れないと大騒ぎしていたが、これも同じだろう。いくら資源があっても、深い海底にあって、採取するのに高い技術やコストが必要だとしたら、いくら資源があっても、逆ザヤで金が減るだけの代物となる。
産油国として石油など天然資源の輸出で儲けた国というのは、それだけで金が入ってくるので、他の産業が発展しにくい。
そして、資源が尽きた時が終わりだ。それまで他の産業を発展させてこなかったので、輸出するものがないし、国民が天然資源の収入で、多くの恩恵を受けるのが普通だと思っているので、突然多くの物に税金がかけられたりすれば反発する。
天然資源が永遠であれば問題ないのだが、そんなことはない。諸行無常だ。
日本は資源の少ない国と言われるのだが、海洋資源は豊富だ。最近も海底からコバルトやニッケルなどを多く含んだマンガンノジュールが発見され話題になった。
海水も、電気分解すれば水素と酸素になるし、ろ過すれば淡水にも変わる。技術を開発し、低コストになれば、海洋資源の活用も普及する。
なんの因果で、その国に生まれたかわからないが、生まれた国で、努力するというのが本来の役割なのかも知れない。