中国で開催されているF1で、色々と問題が起きているようだ。
なんで芝生が燃えるのだろう?不思議だ。やっぱり不思議な国だ。中国は。
ピレリ、“異常なアスファルト層”を指摘—F1中国GPの「奇妙な」路面に驚きの声
新型コロナで4年間中断していたので、その間にF1開催に必須の「グレード1ライセンス」を失ったために、色々と補修をしたようだ。
サーキットの舗装は重要だ。車は、タイヤの接地面だけで路面と接している。どんなに強力なエンジンを積んでいても、優れたドライバーが乗っていても、タイヤがダメだとどうにもならない。
同じように、エンジンが良くて、ドライバーが良くて、タイヤが良くても、舗装がダメだと、全く力が伝わらず、タイヤは空転するだけになる。
レースで使うグリップ力の高いタイヤに合わせた舗装が必要だし、温度変化も少ないほうがいい。さらに、雨が降っても水はけがよい舗装も重要だ。
韓国のF1でも問題になったが、舗装したばかりの路面は雨で表面に油がしみだしてくる。雨の上でに油が浮けば、車は滑る。
サーキットのコンディションを一定に保つのは大変だ。
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20日、21日で行われるスプリント、決勝は、大丈夫だろうか?上海では、2004年からずっと開催され、コロナで中断した2020~2023年を除けば、ちゃんと運営できている。
その中国でも、4年のブランクがあると色々と問題が発生している。
7年契約で、4年しか開催できなかった韓国。しかも、違約金も請求されても、運営会社を解散するという、いつもの韓国クオリティで、逃げて放置したのだが、懲りずにF1の再開催を検討するという。
開催された時にも、縁石がペンキを塗っただけとか、選手の宿泊場所がないとか、サーキットのオフィシャルが無能とか、車の消化に、粉末消火剤を使うとか、芝生がはがれて車にまとわりつくとか、高水準の韓国クオリティで、世界を楽しませたのだが、ブランクどころかサーキットも仁川にストリートコースを新設するらしいので、また世界を楽しませてくれるだろう。
日本には、鈴鹿サーキット、富士スピードウェイ、モビリティリゾートもてぎ、スポーツランドSUGO、岡山国際サーキット、オートポリスなどFIA公認のサーキットが6つもある。
これ以外には、GT7などでも有名な筑波サーキットもある。地方のサーキットも含めて維持、運営できているのは、それだけ多くのカテゴリーのレースが存在し、それに参加するチームがあるということだ。
チームが運営できるのは、それだけモータースポーツの裾野が広く、多くの人がなにかしらの形でレースに関わっている証拠でもある。
それでも、ヨーロッパほど、浸透はしていない。急に経済が成長しても、文化的な部分では時間がかかる。