歯茎を剥いでみたらやっぱり痛かった

みなさま2020年もどうぞよろしくお願いします。

文章を書くのにはどうも俺は辛抱が足りないらしく、ノってくると沢山書けるんだけど、飽きてしまうとピタッとやめてしまう。毎日更新しているブログとか、週一で必ず更新しているYouTubeとかを見るとほんとすごいなぁって思う。

でもまあとりあえず、前に書いた歯の手術の続きを報告しなくてはと思って書いています。

実は12月中旬にまた手術をしました。

歯の手術というよりも顎の手術とでもいうのでしょうか、今回は前の時よりもはるかに大事で、自分としてもよくこの手術受けたなぁって今は思ってます。

そもそも、前の親知らずの手前の奥歯の根っこにできた膿疱を取り除く手術は今回の手術の土台をつくる手術でした。歯の根っこにできた通常よりも十数倍も大きな膿疱が顎の骨を溶かし、顎の骨に穴を開けてしまったため、その膿疱を取り除き、綺麗にするというのが前回の手術でした。痛くて、それはもう気持ち良くて、、みたいな事を書いたと思いますが、その傷も癒えて、続きの手術を12/18にする事に決まったのは夏も終わった頃だったか。とにかくこの手術の為に年末も早めにライブを終えて、年明けもゆっくりのスケジュールにしたんです。この年末年始ライブ少なくてごめんなさいね。そういう事だったんです。

さて、手術ですが。顎に開いた穴はゆっくりと浸食されてできたもので、そこに膿疱が張り付いていた為、放っておくと穴がどんどん大きくなってしまう。しかもそのままだとそこから菌が喉の方へいってしまいとんでもない入院生活が待っている為急いで膿疱を取り除いたという事で、一旦は「あー早く気づいてよかった」という安心感はあったものの、後日傷が回復した頃検査をしたところやはり予想通り、前の手術から時間が経っている為顎の骨の穴に周りの肉が入り込んで、骨の再生を妨げているという結果が出ました。これは予想された通りなので、言い換えると予定通り手術しましょうか、という事になりますね。この骨の穴が塞がらない限りインプラントもできないし、あまり良くないという事でこの骨の穴に肉が入り込まないように人工的に壁を作り骨の再生を待ってその後奥歯をどうするか考えましょうという事で、今回の手術が行われました。

そう、

奥歯の辺りの顎の骨から歯茎を剥いで、骨を露出させ、穴に入り込んだ肉を削ぎ取り、骨にシートを貼り、歯茎を元に戻す。

というのが今回の手術です。わかります？歯茎を剥ぐんです。しかも局所麻酔で。あー恐ろしい。そして骨の穴にこびりついたお肉を剥がし落としていくのです。実際にその作業の時の音と言ったらこびりついた鍋のコゲを落とす時の音の様な、時にはよく焼けた美味しそうな骨つき肉の骨にこびりついた最後の一片をかじりついて削ぎ取る時の音の様な、普段よく聞く音なんだけどもそれが自分の口の中で起きていると考えるともうなんだか信じられないような感覚が、今回はまったく快感ではない恐怖みたいなものが全身を襲っていました。気持ちいいとか言ってられないレベルでした。だいたい1時間半くらいだったか、口を開けるのもかなりしんどかったけども、それはもう自分が口を閉じたら手術を中断しなくてはならないので、一刻も早く終わらす為になるべくなんて事のないような空気を出しつつ全力で口を開ける事に集中しました。手術が終わって、なんだかほっとしながら家に帰ったのを覚えてます。

しかし一番きついのはこの時ではなく、手術が終わって、麻酔が切れた頃、ちょうど家に着いてリラックスし始める頃に訪れるとはこの時は全く想像もしていませんでした。というのもちゃんと痛み止めをしっかりとした量飲んだし、前回なんかそのまま飲みにでも行けるんじゃないかというぐらい元気だったので、多少痛むだろうなぁ、ぐらいの気持ちでした。

さて、いざ麻酔が切れる頃。これはもう本当に痛かった。痛み止めなんか全く効き目がなく、ガチンコで痛みだけが脳を支配して、全く何もできない状態。過去にありとあらゆる怪我もしたし、痛みはどちらかというと快感に変化するとかそんなかっこつけたことを前にほざいてましたが、あれはもう嘘です。今回はガチでした。

快感0、余裕0、希望0

次の薬を飲んでよい時間まであと5〜6時間。とにかくiPhoneの時計を眺めながら家の中を「痛い、痛い」と呟きながらウロウロしては横になり、横になると余計痛いからウロウロする。こんな感じでした。明け方にやっと薬が効いてきて、少し眠れたんだけども、眠りにつくまでは口の中なんか違和感ありまくりだし、なんか変なツバがじゃんじゃん出てくるし、喉腫れてて痛いからそれを飲み込めないので、枕元にちっこい桶を用意してそこに捨てては眠ろうとする、捨てては眠ろうとするの繰り返しでした。

手術終わってからまずは10日間ほど、抗生物質を体に入れ続ける期間。朝7時に薬をのんで通院、昼過ぎに次の薬を飲んで、最後に寝る前に薬を飲む。きっちり8時間おきに薬を飲まなきゃいけないという、毎日の時間を決めて過ごすのが極端に苦手な俺にとっては地獄のような自己管理。さらにはもちろん酒もタバコもダメ、食事も口の中がめちゃくちゃなので好きなもの食べれないので基本薄味のおじやか雑炊。飲みに出れないから人とも会えないし、もちろん楽器も吹けない。そんな毎日なのでメンタルもってかれているから、作曲するとかなんかポジティブにもなれない。ツアーで疲れた内臓を休ませれるってのをモチベーションに毎日健康に過ごす事を楽しむ事にするしか方法はなかった。つかまあ、たかだかこんなことで辛いだなんて、普段どんな無茶苦茶な生活してるんだよ、、という自責の念も重なって、なんだか更生施設にでも入っているかのような気分でした。結果部屋の掃除に没頭し、人が生活するギリギリのレベルの部屋を取り戻しました。

年末までは30日にコミケ参加があったり、整骨院に行ったり、打ち合わせがあったりしたので人に会う機会はあったので、只々健康的な毎日という感じでしたが困ったのは大晦日から年明けて三が日がなんの予定もないと言うこと。結果から言うと4日間全く誰とも話さず、声を発するのは朝起きてからと夜寝る前に「あーあー」と声が出るかチェックの時だけで、完全なる引きこもりでした。ただひたすら料理に没頭する正月。普段だと年末年始はあちこちの人と会ったり飲みに行ったり、もしくは沖縄に帰省したり、何かとやっているのですが、今回完全引きこもりは人生初の経験でした。これはこれで良かったんだけども、まあなんだか人生で初めて孤独を感じた正月でした。

と、いうのがこの1ヶ月の俺の報告。

2月からは通常通りライブも始まるし、曲も作って3月にはレコーディングもあるし、個人的なライブ、別所くんとのデュオライブや、自分のクインテットライブ、大森でのジャズバーと、バリバリと動いていきますので、みなさんよろしくお願いします。

〜お知らせ〜

♪2020年2月2日

JTN presents 京都JAZZ Fes2020
出演　TOKU＆BimBomBan楽団
会場： ナム ホール B1F (東山区丸太町通岡崎道東)

2ステージ入れ替え制
1st OPEN/18:00 START/18:30
2nd OPEN/20:00 START/20:30
全席自由
前売り￥5,500 当日￥6,000

お問い合わせおよび予約受付【電話予約 】
JTNプロモーション　　担当奥野
電話受付連絡先　080-1524-9906
11時～17時まで（平日のみ)

♪2020年2月22日

【BIG ROMANTIC JAZZ FESTIVAL 2020】
https://www.bigromanticjazz.com

青山/表参道エリアで、月見ル君想フ主催のサーキットフェスを開催！
海外アーティストを含む、30組前後が出演予定。
エリア特有の雰囲気と様々な演出をどうぞお楽しみに！
青山/表参道エリアを堪能できる仕掛けも準備中

日程：2020年2月22日(土)
BimBomBam楽団
19:00〜
会場：MANDALA

前売7,000円（ドリンク代別途

Live pocket (一般チケット)
https://t.livepocket.jp/e/isnzj
peatix (一般チケット)
https://peatix.com/event/1341116

♪2020年3月13日、14日

363〜大山＆別所DUO〜
Trumpet Ohyama"B.M.W"Wataru
Key 別所和洋

元PE'ZのトランペッターでBimBomBam楽団を率いるOhyama"B.M.W"Wataruと、元Yasei collectiveのキーボーディストで様々なバンドでの演奏に加えソロでの活動も精力的に行なっている別所和洋の新ユニット。別所が作る個性的なトラックに、情景うかぶ美しいメロディーを大山のトランペットが吹いているオリジナルや、トラディショナルなジャズスタンダード含め2人で作り出す世界がどの様な反応を見せるのか。

19:00〜Open/19:30〜Start
前売り¥3800 当日¥4500

♪2020年3月29日
この日あけといてね！

BimBomBam楽団 オフィシャルweb site
https://www.bbbgakudan.tokyo

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YouTubeチャンネル
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