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初心者だけのキャンプ | ONLY CAMP BEGINNERS

2021年の9月25-26日に行ったキャンプについてご紹介します。
今回は初心者なりに最低限の知識を身につけた自身と、普段から仲の良い、キャンプ未経験者の友人とキャンプに行ってきました。玄人におんぶに抱っこ状態だった前回のキャンプとは違い、事前の準備に関しても自身から情報共有しつつ、各々がこの日のために買った道具を持って集まったキャンプとなりました。

今回のキャンプの雰囲気をまとめた動画も、記事の一番下に貼っておりますので、よろしければそちらも併せてご覧ください。

フィールド情報

今回のフィールドは長野県にあるあさまの森オートキャンプ場。上信越高原国立公園の中にあり、浅間山麓を感じられる自然豊かなキャンプ場です。このフィールドは、土地本来の地形をそのまま活かしたつくりになっているのと、木造の建物の雰囲気などにより、自然の風景を最大限活かしている点も素敵でした。

スマホはdocomo回線を使用するiPhoneを使用していますが、問題なく使えました。友人のau、softbank端末のスマホも使えていたようです。

都内を8:30頃に出て、友人をピックアップして12:00過ぎにスーパーツルヤみかげ店に寄り、13:00過ぎに着く予定でしたが、レンタカーのサイズに対して荷物が多すぎて、詰め込むのに時間がかかったりで思った以上に頓挫し、着いたら夕方でした。今回は立ち寄れなかったですが、他にもパシオス 小諸店というスーパーや、グリーンロード直売所というお店はキャンプ用の食材を買うのに便利そうでした。

今回は二日めの朝に強めの雨に見舞われてしまい、フードを被りながら急いで撤収した為、あろうことかハンモックのストラップを木に結んだまま置いて帰ってしまい、帰宅後にキャンプ場に着払いでお送りいただけないかと連絡させていただいた所、綺麗に封筒に入れて、なんと送料も先方持ちでお送り下さりました。
ホスピタリティの非常に高いキャンプ場でした。

服装

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前回の記事でご紹介したものと同じものを着用しています。詳しくはそちらをご参照ください。

新しく導入した道具

これまで同行してくれていた玄人キャンパーがいない今回のキャンプに備え、素人なりに必要そうなものを洗い出し、かなりアイテムを追加しました。

・ハンモック

今回一番のアップデートはこちら。前回使っていたAIDFFの着るテントからKAMMOKのSunda2.0に買い替え。2020年の春にKickstarterでファンディングに成功したアイテムで、なんと地面に置くテントにも、木から吊り下げるハンモックにもなるという優れもの。組み立ても非常に簡単で収納もコンパクト。今回全員が初めて使うテントを持ち寄りましたが、自身が圧倒的に早く組み上がりました。

・焚き火

ガスコンロではない熱源として、ついにマイ焚き火台を購入。前回のキャンプ帰りに立ち寄ったアウトドア洋品店WILD-1で見かけて一目惚れしたVIRE STOVEのVS001。なんと言っても超コンパクトに折り畳め、しかも全てのパーツが1つにくっついているので組み立ても簡単。さらに燃焼効率がいいので少ない薪(なんなら木の枝だけで)で強い火力を生み出し、上部に調理器具を乗せて十分に料理ができます。燃焼効率がいい事の二つめのメリットとして、薪がほぼ完全に燃え切る為、残る炭が少ないというのがあります。片付けの際に炭捨て場まで運ぶ量が少なくなるのでとても楽です。

・椅子

前回購入したタクティカルチェアのミニが小さかったので、今度は同じヘリノックスのタクティカルチェアのLを購入。Lなだけあって座り心地に余裕があってよかったです。付属の収納ケースも少し大きめに作られており、他のアイテムも一緒に収納できました。

・チェアカバー

せっかく買った椅子に、焚き火の火の粉で穴が開かないようにとDUCKNOTのチェアカバーを購入。買ってから気づいたのですが、サイズが通常のタクティカルチェア用で、L用ではなかった事に気づきました。無理やり着用はできましたが、フレームへのテンションが強く不安感があったので使用は断念しました。

・テーブル

椅子に座っていると、地面に置いた食器を取るのがストレスになるので、いい高さの机を探していました。しかしほとんどのテーブルは重くてそれなりに嵩張るものばかり。そんな中見つけたsnowlineのキューブバックパッカーズテーブルは自分には大正解。とにかく軽いしコンパクト。組み立てもめちゃくちゃ楽で、ネットもついているのでテーブルの下にも物が置ける優れもの。しかも複数が連結もできるという、文句なしの一品。キャンプじゃなくても気軽に持ち運べるので、公園に持って行ってお花見やピクニックをする際にも使えます。

・ガスコンロ用テーブル

以前買ったSOTOのレギュレーターストーブ FUSION ST-330に乗せて使うテーブルです。調理中に鉄板からこぼれた油や、炎の熱などからボンベを守るために購入。私は夜は焚き火をメインに使い、翌朝に早めに焚き火のセットを片付ける代わりに、コーヒーなどを飲むための片付けもしやすい熱源としてガスコンロを使っています。簡易的なテーブルにもなるので、ちょっとマグカップを置いたりと言った使い方もできるのが便利です。

・ナイフ

薪割りから火おこしをナイフ一本でやりたくて、モーラナイフのGarberg Survival Kitを買いました。メンテナンスが楽なステンレススチール製で薪で叩いても安心のフルタング(持ち手部分まで刃物の金属がつながっているもの)。ケースにはぁイヤースターターとシャープナーもついたオールインワンでお得なナイフです

・スキレット

鉄板一辺倒ではと思いニトリのスキレットを購入。コスパの良さでキャンプ使いしている人も多いみたいですね。ケースにはユニフレームの調理器具ケースがシンデレラフィットでした。

・焚き火シート

焚き火の熱から地面を守るためにCARBABYの焚き火シートを用意しましたが、同行した友人が焚き火セットを一式用意してくれていたおかげで使用せずに終わりました。

・卓上ランタン

上で紹介したガスコンロでも使うSOTOのガスボンベを使って光源が作れるという一石二鳥感と、ビジュアルの良さに負けて購入したSOTOのHinoto。私の使い方が悪いのか、気づいたら早い段階で明かりが消えていた。という事が多いので、ないと困る光源というよりは雰囲気を出すためのキャンドルというような用途で使っています。

・バスタオル

キャンプ帰りに必ず温泉に寄って帰るので、毎度レンタルするのではなく、コンパクト且つ吸水性の高いタオルを買って持っていこうと用意しました。このCocoon のマイクロファイバータオル ウルトラライトはコンパクトなのに十分に水分を拭き取ってくれる感覚があり、かなり気に入っています。実は家で使っているタオルも全て、洗濯後の速乾性と収納性を加味して安価なマイクロファイバータオルにしているのですが、全てこのブランドのものに変えようかなと思うどでした。

・ランタン

見た目的にはクラシックな吊り下げ式のランタンに憧れているのですが、バックパック一つで車も持たずにキャンプをしている都合上、極力コンパクト且つ多機能なアイテムに流れがちです。CLAYMOREのULTRA3.0は非常にコンパクトながら3-4人で集まっている場所でも十分照らせる最大2700ルーメンの明るさを持ち、フレームが変形する事で卓上に立てて置くこともできたり、ロープにぶら下げることもできたり、側面に開いた穴で三脚に立てて使うこともできるフレキシブルさに加え、モバイルバッテリーとしても機能するという点で圧倒的に便利でした一泊二日のキャンプで、寝るまで常に点灯させ、就寝時にiPhoneとApple Watchの充電に使用しても、まだバッテリー残量に余裕が十分あるので、モバイルバッテリーを持っていく必要が完全に無くなりました。

・ランタンスタンド

上記のランタンをぶら下げるスタンドとして、コンパクト且つ安価なランタンスタンドを探し、Ahoritaのランタンスタンドを選びました。サイズ感も使用感も特に問題ないです。

・ドライネット

洗った食器類を夜間に乾燥させておくため、コールマンのハンギングドライネットを購入。レフ板のように捻ってコンパクトに縮められる構造なので持ち運びに便利です。自立しないので何かに吊り下げる必要があります。

・ランタンスタンド

上記のランタンをぶら下げるスタンドとして、コンパクト且つ安価なランタンスタンドを探し、Ahoritaのランタンスタンドを選びました。サイズ感も使用感も特に問題ないです。

・ウォータジャグ

水場と拠点が離れることを考慮し、手元に水源を確保するために、Sea to SummiteのWatercell Xを購入。これもやはりコンパクト性を重視。ちなみに一人で使う水の量は4L分くらいあれば十分だそうですが、今回は4人いるので少し余裕を持って10Lの容量のものを用意。また、この手のコンパクトになるタイプのウォータージャグは水にプラスチックの匂いがつくポリウレタン製を避けた方がいいです。こちらはポリ塩化ビニル製。

・耐熱グローブ

薪をいじったり、火にくべた調理器具を触る際に必要なグローブ。薪割りの際にも着用する事で、ナイフの刃や木のささくれからも手を守る事ができます。LOGOSのBBQ耐熱レザーグローブを選択。

・トング

よく肉を焼くので、Boundless Voyageのチタントングを購入。チタン製なので持ち手が熱くなりづらく、とても軽量。このメーカーは一般的に高価なチタン製のアイテムも安価なのが助かります。

・着火剤

自分でナイフ一本で火おこしがしたいと言ったそばから着火剤買うんかい!という感じですが、時間的な余裕がない場合や、天候がすぐれない場合にこれがあるととても助かります。UCOのビヒモスは1本での燃焼時間が長いので、ほぼ確実に着火できます。缶のままだと多い&重いので、2-3本をジップ付きポーチに入れてバッグパックに常備しています。

・鉄板

肉を焼いて食べる事のプライオリティが高まったので百均のミニ鉄板と早々にお別れ。ベルモントの極厚鉄板に。適度な厚みと油受けのための溝とフチの角度がいい仕事をしてくれます。持ち手もついているので扱いやすいです。

・スキットル

キャンプでウィスキーを飲むためにスキットルを購入。匂いもつきにくく軽量で丈夫なチタン製にしました。バーゴのチタニウムファンネルはシリコン製のジョウゴも付属しており、お酒の補充もやりやすかったです。

・エアーポンプ

インスタの広告で流れてきたFLEXTAILGEARのTINY PUMPをポチってしまいました。マットなどを膨らませる際に口で膨らませると呼気に含まれる湿気で中がかびてしまう事があるみたいなのですが、これなら安心。また、マットの空気を抜く際も、不安定なハンモックの上で圧迫するのは大変ですが、差し込み口を変えると空気を抜く事もできる本製品なら、それも楽に行えます。さらに、底部がライトになるタイプもラインナップされているので、テントやハンモックの中の照明も兼ねて購入するのも悪くないかもしれません。

こうして書いてみるとめちゃくちゃたくさん買い足しましたね。使いながら要る物、要らない物も精査されてくるのでしょうが、キャンプに行くと決まってから、こうやって道具を買い揃えたり吟味している時間も楽しかったりするので、ついつい買ってしまいがちです。無駄買いを防ぎたい方々は、上記のレビューや過去の記事も参考にしていただきつつ、初めに買うべき物をしっかり見定めていただくのがいいかと思います。

冒頭でもお話しした通り、今回は撤収時に雨に見舞われたのですが、濡れたギアをバッグや車に積む際に汚れや水分が余計に広がらぬよう、大きめのビニール袋なども持っていった方がいいのかも知れないなと感じました。

帰りの寄り道

今回のキャンプ場の出口のすぐそばに、菱野温泉 常盤館菱野温泉 薬師館という同じ名を持つ2つの温泉がありましたが、今回は何故かスルーして、穂の香乃湯という場所に行きました。古き良き銭湯といった感じでした。

信州なので信州そばをという事で、草笛という蕎麦屋で蕎麦をいただきました。人気店のようでしばらく外で待ちました。美味しい上に量も多く、普通盛が大盛に感じられました。

今回の様子を動画で

初心者だけのキャンプはこんな感じでした。noteでは細かい情報やギアの購入先などを紹介していますが、キャンプ当日の雰囲気は別途YouTubeで公開していますので、ぜひそちらもご覧いただければと思います。

それでは次のキャンプの紹介もお楽しみに。

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