熊本地震
先日、行きたいと思っていた場所に行くことができた。熊本地震についてはあまり気にかけることはなかったか、生活環境が変わり防災に関心を持つようになった。実際に行ってみたことで、地震の恐ろしさであったり、その当時のことを思い出したりすることができた。しかし、このままで終わってしまっては活動あって学び無しの状態に陥る。そこで大事になってくるのが振り返りである。幸いなことにミュージアムで考えさせられる問いがいくつも投げかけられていた、複数の問いを用意し、自分で問いを選びとことん考える。こういった経験が学びを深めるのかもしれない。
ここで、実際にあった問いを考えてみたい。
「あの時1号館の中にいたらあなたはどうしただろう」
実際にその場にいたとなると、おそらく何もできなかったのではないだろうか。危機管理能力に長けているわけでもなく、震災を想定したわけでもない。誰かの指示に従っていただけではないだろう?もしくは命を落としていたかもしれない。そうならないためにも日常生活の防災力を高めていきたい。
「10年後のあなたはどんな立場で震災に向き合っていると思いますか」
10年後の私は教員として、また親として震災に向き合っていると思う。教員としては、避難訓練を始めとした防災のことや子どもが考える問いを投げかけたりしていると思う。また親としては子どもをこの場所に連れて行きたい。
「あなたの家の近くに活断層はありますか」
活断層は日本ならどこにいてもあると耳にした。実際のところどうなのだろうと気になり始めている。こういった問いが探究のきっかになるのだろう。南海トラフや関東で大規模な地震が起きると言われている昨今、地震について学びたい。
「あの風景はどんな大地の動きが関わっているのだろう」
この問いは自分にはない見方・考え方をさせてくれると思う。風景を見た時に、その下にある大地について考えを馳せる人はどれだけいるだろうか?その分野に精通している人ならまだしも、多くの人は頭にも浮かばないのではないだろうか?この辺りも分からないことばかりである、断層の話を妻がした時に感心したのをかっこよく思った。知識が駆動している姿である。まずは知ることから始めよう。
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