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しつこくすまん!結婚式2と父

シナリオ調にしました!

 バジ男(70)バジルの父                                               バジ子(63) バジルの母
 バジル(33)

結婚式の翌日、一度自宅に戻ったバジル。

夜、バジ田家の食卓。ダイニングテーブルに父、母、娘バジルが着いている。食事もほぼ終わりかけのようで、空の器が並ぶ。

娘 お母さん、皆「結婚式楽しかった」ていってたよ。でもね、私は出し物が多すぎたって思う。普通の結婚式がしたかった。

母 まだ言ってるの?いいじゃない、楽しかったなら。余興がなくて、皆ただ座っているだけなんて、疲れちゃうわよ。お母さんはね、あなたが裸みたいな格好で座ってるのが大変だと思ったのよ!

娘 …私は大変じゃないし、皆は、そんなんで疲れないよ(母を軽く睨む)

母(それには目もくれず)お父さん聞いた?バジルは結婚式は疲れないっていうの。そんなことないわよねぇ!みんな疲れちゃうわよねぇ!

父 ……バジル、父さんの兄さんの○○はわかるか?奥さんと一緒に新幹線に乗って茨城から着たが、果たして疲れなかったのだろうか…。お父さんには疲れているように見えたが…(遠い目をする)

娘 (ため息を着き)そうだね。○○おじさんは茨城から来てくれたんだもんね。皆、時間作って大変な思いして出席してくれたんだよね。感謝しなきゃね。もう分かったよ。

バジル、席を立ち、2階の部屋にいく

以上

論点がちがうんだよ!!

この無力感。この母にして、この父あり。

父の事を、私はどう説明していいかわからない。子どもに愛情がない訳ではないが、関心がない。母の事は「バカな女だ」と下にみている。その存在は家族の中では1番上だが、母の意見や希望に対しては反することなく、大抵「お父さんに意見はない」「君の気のすむようにすれば」で終わる。多分反対しても面倒くさい、最終的に母が希望を押し通してくると、早い内に学んだのだろう。

そういや、ある時「何故、お父さんが意見を言わないか分かるか?何言ってもお母さんの言う通りになるからだ」と私に言ってた。あれ?母のこの性質、対処法を1番分かってたのは父だったのか!?

しつこくてすみません。私はこんな変な家庭で育ちました。

今、藤田よし永著「愛さずにはいられない」読んでます。画像下にあるのは、妻「小池真理子」による著作について紹介したエッセイ。1行目「家庭は諸悪の根源」その通り!!



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