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「35歳の少女」結末都合良すぎる

最終回を2倍速で見ながら打つ。おかしすぎる、この展開。都合良すぎる最終回。(以下ネタバレ)

25年ぶりに目覚めるブラックジャックもびっくりな始まり。

でもそれ以外は現実的な要素もあり、特に心は子どものまま10代、20代の青春時代を飛び越え大人にされた望美の痛々しさ、心の叫びには胸に迫るものがあった。

あ、わたし3回目辺りからみた。そして先程2倍速で最終回見終わりました。が。

見た方に問いたい。
都合良すぎませんか??

ドラマだから着地点が必要なのはわかる。
でも、あれだけ地に落ちていた登場人物にとって、あまりにも良すぎる結末。

望美が結果的にアナウンサーになったのも無理やり感が否めないが、それ以上に何十年も引きこもりだった息子が、最後は希望の職に就き、笑顔で風船配っている姿に「いやー良かったね」と素直に思えない。
引きこもりの解消はそんな単純なものではない。

そして最終回以前に違和感だったのが、望美が突然ユーチューバーになったこと、お母さんが亡くなったこと。

ありえない展開は昏睡状態から目覚める、という一つで良かったのに、突然、独り立ちしてのユーチューバー。

お母さんが亡くなったことをきっかけに、一気に積年の恨みも晴れ、望美と妹(まなちゃん)は仲直り。

昔、単発で参加した小説教室で、人を簡単に死なせてはいけない、皆、人を亡くすことで物語を動かそうとしすぎると講師はいってた。

遊川さん、あなた、そのタブーやってますよ!?

納得はいかないが、まあハッピーエンドの結末に後味は悪くはない。

最後、まなちゃんと同じ会社にいたむかつく年下女が落ちぶれて、まなちゃんに放った長セリフ、良かったですよね!

それを聞いたまなちゃんが「あんたとは馬が合いそう」っていうの。あれ、すごい良かったよね!

それぐらいかな。
あと坂口健太郎は顔だけでなく演技もできると知った。

そして題材になった「モモ」3週間ぐらい前に購入、3行しか読めてない。20年ぐらい前にチャレンジした時もそうだった。

ファンタジー✕外国が舞台 が私は読めないのだ。
想像力が追いつかないのです。

ではまた。

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