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石川昂弥、覚醒の兆しか?

こんにちは、ばやのりです。

今回は、中日期待の若手スラッガーである石川昂弥について思ったことがあるので書いていこうと思います。

2022年4月10日、佐々木朗希の完全試合があったその日、中日ドラゴンズは一軍の試合が中止となったため、ナゴヤ球場でソフトバンクの三軍と試合をしていました。
その日の石川の内容は
一打席目四球
二打席目四球
三打席目中二塁打
四打席目左三塁打
というものでした。横浜戦が中止になった中でも実戦の中でしっかり手応えを感じていると思います。

https://article.auone.jp/detail/1/6/10/202_10_r_20220410_1649595431459119

ただ好調だったかのようにも見えますが、私はこれが「ある程度打席を消費したことで一軍レベルの投手に適応し始めた」という理由からなる内容だったと考えました。

こちらのデータをご覧ください。

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これは石川の1年目となる2020年シーズンと3年目となる2022年シーズンの打撃内容を並べたものになります。

2020年は20打席を過ぎたあたりから、今年は少し遅いですが30打席を過ぎたあたりからいい当たりが出始めています。特に今年は34打席目にしてプロ初ホームランを放つと、その後同一カードでは2発目のホームラン含む長打を計3本打っています。

今年の序盤の石川は甘いボールを捉えきれず、中途半端なボールに手を出すことで凡退してしまうのが目立ちました。
しかし、段々と打席が増えるにつれて三振が増えています。これはある程度打席を消費したことで三振はするがしっかり長打も打つという「自分のスイングが出来るようになった」と私は考えます。

また、外国人選手として史上初の2000本安打を達成し、元横浜DeNAベイスターズの監督も務めたアレックス・ラミレス氏は自身のYouTubeチャンネルで「外国人選手がいい状態になるためには40~50打席必要」と述べています。

(動画の3:00辺りに発言あり)

https://full-count.jp/2021/04/29/post1079709/

私はこのラミレス氏の理論が石川にも当てはまるのではないかと思いました。

もちろん偶然だった可能性もあり得ますが、2020年に阪神の西勇輝選手と初めて対戦した時は三振を含む4打席凡退だったのに対して、次回対戦では2本のヒットを記録しています。この結果の根拠として、一軍レベルの投手に慣れてきたということがあってもおかしくないと思います。

阪神を除く4球団と一通り対戦を終え、これから同じ投手との対戦も増えてくるので、石川の打撃はこれからどんどん良くなっていくことも十分にあり得ます。立浪監督は石川を「100,200打席は使う」と言っているのでしばらくは一軍で使われることでしょう。

https://hicbc.com/sports/dragons/article/?id=post-7119

期待の大きな選手なので中日ファンだけでなく、他球団のファンのみなさんにも、石川の今後の打席には注目してもらいたいです。

読んで頂きありがとうございました。

■出典

https://dragons.jp/

https://baseball.yahoo.co.jp/npb/


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