見出し画像

今の自分を成長させるには?

サラリーマンの仕事で難しいのは、人一倍たくさんの仕事量をこなし、人一倍たくさんの仕事を経験して、人一倍あくせくと活動し続ける人がいるけれども、その状態が延々と続くだけで、まったく変化が起きないことがあります。

いったい、なぜだと思いますか?

それは、どうすれば自分に変化が起こせるのかということを、まるで考えていないから^^;

目の前の仕事を黙々と実行するだけで、何をすれば自分が変わるのかということを意識していないのです。

勉強にも同じことが言えますよね。

人の話を聞き、本を読み、人一倍知識を詰め込んだって、それを生かして何ができるのかと考えなければ、自分には何の変化も起こりようがありません。

吸収するというのは、勉強したこと、得た知識を、自分を成長させる効果に変換していくことなのだから、その時に意識しておきたい事は、ノウハウ(know-how)よりも、ノウホワイ(know-why)を知るという点です。

全ての「~のやり方(ノウハウ(know-how))」の裏には、何らかの「~のためにノウホワイ(know-why)」という理由がある筈ですよね。

その理由を知ることが、ノウホワイ(know-why)だと考えられます。

何かを行う場合、この根本部分をおさえておけば、やり方(how)は、ある程度、自分で気付けたり、思いつく可能性が高くなると思います。

逆に、理由(why)を知らずにやり方(how)だけ学んで、それを使えば、もしかしたら、その場面に適していない方法を盲目的に実施してしまう可能性があり、また、知っているやり方(how)だけにすがりつき、自分で方法を編み出す自発性が失われる可能性もあったりと、とても危険です(^^;

個人でできることには限界があって、どんな場面をも打開できる魔法はないんだよね(^^;

そこで、人の話を聴くときに武器になるのが、ノウフー(know-who)です。

インターネットのない時代には、専門知識や問題解決の知恵であるノウハウ(know-how)が最も重要でしたが、今や、ノウハウだけなら、インターネットで、いつでも、どこでも、だれでも、手に入る時代になってしまったため、だからこそ、武器になるのが、ノウフー(know-who)です。

人は経験を通して学習していくのですが、学習対象や学習環境等が影響して、どうしても、覚えのよい場合や悪い場合が存在します。

それは学習効果に大きな影響を及ぼすはずです。

であれば、個人の記憶力にも、このノウフー(know-who)が重要で、何を覚えているか?ではなく、自分が知りたい情報に対して「誰が何を知っているか」を知っておくことも大切だと考えられます。

これは、個人でも、組織でも、重要な事はWhat (何を知っているか)ではなく、Who knows what (誰が何を知っているか?)です。

現代社会は技術や、情報の変化のスピードが速まり、1人があらゆる情報や経験を保持していることは、もはや不可能ですよね(^^;

そこで、個人のレベルでも、誰が、何をできるのか?という、お互いの強みを知っておくことで、お互いの強みを活かし合い、高めていく必要があります。

そこで得られた知識(ノウフー(know-who))を、使用したい場面で適切に引き出して、適した方法を自分で考えられる力を得るために、何かをやる理由(ノウホワイ(know-why))が利いてきます。

ただ、注意しておきたいのは、本当にその人にとって長期的に役立つのは、ケースバイケースで考えられる力を養うことだとも考えられます。

ノウフー(know-who)の様に固定化された概念だと思考パターンが偏ってしまう可能性もあるため、ケース・バイ・ケースによって答えは異なる点を意識して、だから視点が重要なんだから、よりノウホワイ(know-why)の考え方が活きてくるのではないかと考えています。

置かれている状況(コンテキスト)に応じてケース・バイ・ケースで「~のために(ノウホワイ)」にとって最適な解決策を考える必要があるのでしょう、ね(^^)/

それは、「~のために(ノウホワイ(know-why))」という言葉からも分かるように、幸せになりたいのなら、ときどき思いやり目標を意識して、自分自身や周囲の人々に良い影響を与えようとすればよいのだと思います。

なんだかんだ言っても、相手への思いやりが、その場に適した手段を授けてくれることの方が多いのかなって、そう想うから、何かを始める時、自ら気付かせたいよね(^^)/

だから、「やり方(ノウハウ(know-how))」よりも「思い方(ノウホワイ(know-why))」を学びたいって気がしませんか?

そんな「思い方(ノウホワイ(know-why))」を押さえているのであれば、人が自分ひとりで思いつけることには限りがあるから、前述の他人が見出したノウハウ(know-how)やノウフー(know-who)を学んでみる事は効果的だと思います。

ただ、何かを始める時に「なぜ(ノウホワイ(know-why))」が邪魔をすることもあるから、意識するよりも早く脳の中の経験が結びついた時に起こる正しい直感を大切にしてチャレンジしてみることも良いと思います、かね。

高齢化社会と言われて久しいですが、心理学者である河合隼雄は、「肉体的にだんだんと衰える、下り坂を下ることのなかに、人間としての成長を見出すという逆説を考えなくては、本当の意味での老人の適応ということはあり得ない。」と言っていました。

そう、何らかの成長とやりがいを見つけなくては、失うことの方ばかりに目が行くことになります。

心と体のバランスを考えて、肉体的な衰えに適応できる変化をしていける様に、年をとることで、失っていくものと得られるものが何かを考えてみる年齢かなっと思ったのが40歳の時。

その1年後、ブログを初めることで、人間的な成長とは、どんなことだと自分は思うのか?

エッセー風に、色んな事を考えて、書いてきたんだけど、物の見方や考え方、人とのコミュニケーション能力が、その人の成長の証でもあり、以前の自分に比べて、どれだけ精神的に成長しているかを考えてみることが大切なんだってことに気づけたことに感謝する日々です(^^)

そこが何も変わらなければ、成長することは期待できないから^^;

ドストエフスキーが言っていた「人間のできる唯一のことは、自分自身が精神的に成長することです。」が、経験として理解できてきたかなって、そう思っています。

たえず成長しているという実感は、モチベーションや自信を生む、大切な源なので、小さなことでもいいから、確実な成長を実感できることを続けていければと考えています。

他人との比較ではなく、以前の自分に比べ、どのくらい成長できているかを考えみる。

成長は往々にして苦痛を伴う過程ではあるけれど・・・・・・

向上心を持ち、目標に向かって進んでいれば、少しずつでも成長していくことはできるではないかと考えています。

自分の歩いた道のりを、時には、省みる事も必要なので、他人との比較ではなく、以前の自分に比べて、どれだけ精神的に成長しているかを考えてみることも有用じゃないかなって思っています(^^)/

ここで、今、私が遊んでいるFF14から、この楽曲を聴いてみて♪

想いが動かす力《With Hearts Aligned》

そうなんだよねぇ~やりたいことに悩むわけない!

漫画家の咲坂芽亜さんは、NHK教育の「あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑」の中で、「絶対デビューできると思ってたの?」との質問に答えて、以下の様に発言されていました。

「うん。これしかないと思ってたんですよ。自分の夢にすることに悩んでるのって、もう夢じゃないんですよ。やりたいことじゃないんですよ。だってやりたいことに悩むなんて何もないと思うんで。悩んでる時点でもうその夢は夢じゃないからやめた方がいいよって、私は悩んでる人にそう言いたいです。」

将来の夢にするか悩んでいる時点で、それはもう夢じゃない。

やりたいことに悩むわけない。

これはまた、潔い言葉ですね(^^)

「やりたいことがある、でも、家族のことや将来のことや・・・・・・」という障壁や制約条件を考え始めるようでは、本当にやりたいことではないのであろう、と。

わかります。

自分が今抱えている仕事の問題や考えていることなども、今の自分の境遇を考えると「できない理由」がたくさんたくさん脳裏に浮かびます。

だから、何度も諦めかけました。

でも今は、全て何とかクリアできるはずだ、本当にやり抜く気があれば何とかできるに決まってる、と思っています(^^)

そのためにも、下積みというか習い事をしてみたりだとか、いろんなところから情報を得てみたりだとかして、進んで行きたいですね!

明日にも、実現に向けて何かができる、何かが進むと思うと、楽しくて楽しくて眠れなくなってしまうことってないですか?(^^)

最後に、人気アニメ『NARUTO』エンディングテーマとなった、この曲を聴いてみて♫

ザ・マスミサイル「今まで何度も」

【参考サイト】


この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?