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【改訂2版】【エイプリルフール的な雑感(その3)】現実の世界において、人は、否応なく与えられた世界で何かの役を演じている?

誰だって、そうじゃないでしょうか?

人は日常生活で何かの役を与えられ、その役を演じているうちに、だんだんと感情移入していきます。

そして、最後には、元々の自分の性格がどうであろうと、その役と本当の自分が同化していく事が実験によって証明されたそうです。

もし、そうであるなら、敢えて自分を表現すると、話しかければ決まった台紙を喋るテレビゲームのキャラクターに近い気がしないでもないぞ^^;

無意識のうちに行動してるんだろうなあ。

こうすることで、その時その時に合った行動をすることが出来、ストレスを感じにくくしているのかも。

そうでもしないと、たぶん、ストレスに押しつぶされてしまうのかもしれない。

ここで、ウォルピスカーターの「晴天前夜」を試聴してみて下さい♪

ウォルピスカーター「晴天前夜」

例えば、運命。

自分が創っていかなければ、環境が都合よく自分の将来をつくってはくれないから(^^;

自分の将来を。

自分の意志と行動で。

自分の思うように創っていけたら最高なんだけど。

事はそんなに簡単な事ではなくて。

すぐに上手くいかないかもしれない。

けれど、まず行動に移してみる。

ベルクソンも「人間というものは、自分の運命は自分で作っていけるものだということをなかなか悟らないものである。」って言っていたし、ね。

いくら悩んで考えたところで、自分の力ではどうにもできないことは必ずあるから^^;

但し、ものすごい時間と労力とお金をつかって、自分でもいらない自分を作る可能性もあるから注意しないと(^^;

いま自分ができることを、確実に全力で行うことを心がけて。

まあ~なるようにしかならないと割り切って。

目の前のことに集中すれば良いのだと、そう思っています。

あの夏目漱石だって、「運命は神の考えるものだ。人間は人間らしく働けばそれで結構だ。」と語っていたし、ね(^^)

そう、昨日も、今日も、明日も、人間でしょ、確かに(@@)

そこで、ウォルピスカーターの「泥中に咲く」を試聴してみて下さい♪

ウォルピスカーター「泥中に咲く」

ただ、たまに、何気なく演じている役を、その時その時でスイッチを変えられたら、問題は起こらないのだろうけど。

そうもいかないんだよねぇ。

スイッチの切り替えがうまく変えられない事があったりして^^;

そういうときは、敢えて意識的に、その時の役を演じるように、しかも、自分の思いつく最高の役柄を(^^)

その時には、「できないかもしれない」「できるかもしれない」「必ずできる」、どの言葉をイメージし、使うかによって、達成できる可能性は、すでに大きな違いが出てしまうので注意してね^^;

できないという否定ではなく、できるという肯定で、常に物事を考えみる。

デニス・ウェイトリーも「できると信じるなら、たぶんできるだろう。できないと思ったら、きっとできないだろう。信念は、あなたを発射台から送り出す点火スイッチだ。」って、スイッチの重要性を指摘しているから。

では、最後に、ウォルピスカーターの「徒花の涙」を試聴してみて下さい♪

ウォルピスカーター「徒花の涙」

その演じる役に、完璧を求めるのは理想だけれど、厳しい状況下では、それは現実的に難しいよね^^;

特に、演じたくもない役を演じるのは、大変な苦痛を伴うと思います。

いま置かれた状況の中で、いかにうまく適応していけるかを考えながら。

多少の犠牲はあったとしても、どれだけ上手く付き合えるかに、頭を切り替えてみる。

カミュも「重要なのは、病から癒えることではなく、病みつつ生きることだ。」と述べていたけど。

では、どんなことと、共存していかなくてはいけないと思いますか?

岡本太郎的には、”絶望的な状況”かな^^;

そのような状況では、何もしなければ、悲観的になり、不安は、更に増大してしまうけど。

たとえ絶望的な状況だとしても。

どう見かたを変えられるか。

努力して考えてみれることができるのは、実は、自分自身であり、自分を、どうアシストできるかにかかっています。

自分で見かたを変え、それを乗り越えなければ、起きたことはもう変えられないから。

でも、ピンチのチはチャンスのチ♪

苦難を越えて新しい世界へ大きく飛翔することも可能だから。

参考までに、だれもが一度は演じているだろう”アシスト”を主人公にした近藤史恵さんの『サクリファイス』。

なかなか読み応えあったので紹介しておきますね(^^)

「サクリファイス」(新潮文庫)近藤史恵(著)

もうちょっと気楽に風を感じたいという人には、竹内真さんの『自転車少年記』がおススメかな。

「自転車少年記―あの風の中へ―」(新潮文庫)竹内真(著)


この寒さが緩んだら、自転車にまたがって、遠くまで行きたくなるはず(^^)

そうそう、アンダルシアの風が生み出す“感動”と“興奮”!が味わえる映画『茄子 アンダルシアの夏』もオススメです!

『茄子 アンダルシアの夏』劇場予告編

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