見出し画像

【回想録】男のひとり旅(一人旅):茨城の紅葉スポット編&【随筆】落ち葉に学ぶ

2021年11月。

一年を通して、慌ただしく、仕事でバタバタしていたことしか記憶に残ってないくらい仕事漬けだった2021年。



目的に向かって、一所懸命に走る時。

ゆっくりと景色などを楽しみながら散歩する時。

安らかに休む時。

いろんな時があっていい。

そう。

だから、走る時にも、楽しみながらできたらいいのかもしれません。

だって、ずっと走り続けることはできないから、ね^^;

いろんな時の中で、うまく気分転換したり。

休息をしたほうが、人生の過程の面白さを、充分に味わうこともできるんじゃないかと思うから。

色んな事を感じられる“心のゆとり”を大切にしてね(^^)



まあ~そう思っていても、仕事の関係で、それが叶わないことも多くあって^^;

ん?

気がつけば・・・

もう、秋を感じる季節に変わってて(@@)

そんな仕事環境下ではあったけど、ちょっとドライブしてみようという気になったので。

駅前のレンタカー屋さんで車を借りて、気分転換に、ちょっと遠出。

関東地方のおすすめ橋ランキング1位を有し、日帰りできそう、且つ、他の吊橋も面白そうな茨城県で橋巡りをした感想など簡単にご紹介。



ドライブミュージックは、例えば、こんな曲を聴いていました♪

メンバーそれぞれが、クリエイティブな職業(フォトデザイナーや写真家)で生計を立てて自立していながら、息抜きがてらに、こんなおしゃれに輝く余裕たっぷりの音楽を作っているSpangle call Lilli line。

Spangle call Lilli line「dreamer」

Spangle call Lilli line「cast a spell on her」

Spangle call Lilli line「nano「TK kaleidoscope Remix-」」



【汐見滝吊り橋】

紅葉には、少し早かったけど、夏から秋へと装いを変える木々や、風と川の流れでリフレッシュできました。

[4K]2014 花貫渓谷 紅葉まつり|Autumn leaves of Japan in 4K



【随筆】落ち葉に学ぶ

菱田春草『落葉』(左隻)六曲一双 紙本着色 154.0×354.3㎝ 明治42(1909)年 福井県立美術館

ちょっと、季節外れ?の内容だと思うかもしれないけど、田山花袋「草の実一つ二つ」の中に、次の言葉があります。

「日掃いても落葉が溜まる。これが取りも直さず人生である。」

なんかわかる気がしませんか?

ちょっと安定してきたかと思うと乱れるのが心。

イライラ、不安(恐怖)、悲しみ、怒り、孤独、無力感などなど。

そんなネガティブな落ち葉は、いつのまにか心にたまっていたりします。

そのネガティブな感情は否定しなくてもよくて、いったん受け入れてあげながら、プラスになる言葉に置き換えてみたりしてみる。

みなさんは、木々の落ち葉を、太陽にかざしてみたことがありますか?

それは、とても美しい葉脈を見ることができるんですよ。

緑の葉を、同じ様に、太陽に透かしてみても、落ち葉ほどには、葉脈をはっきり見ることができません。

不思議ですよね(^^)

何事も視点を変えて俯瞰できるかどうか?にかかっています。

ネガティブな落ち葉でも、何かにかざして見てみることで、その中に、ハッと気がつく物事や感情が表現されているかもしれません。

その落ち葉達も、そうなる過程で、木々の葉脈と同じ様に、命の限り働いた結果ですよね(^^)

「聴雨寒更尽 開門落ち葉多」(雨を聴きて寒更尽き、門を開けば落ち葉多し)という言葉があります。

不要なものとして嫌ってきたものが、実は、こんなにも美しいと気がつき、自分には、欠かすことができない存在なのだと気づくことがあります。

過ごし難い夏の日。

普段の慌ただしい生活から、少し離れてみる。

身体と呼吸と心を調えるために。

それは、自分自身の心を、新たな視点で実感するために、必要ではないかと思います(^^)

例えば、大切な人の笑顔とか見た瞬間。

落ち葉を掃くよりも、簡単に消え去ってしまうことってありませんでしたか?

大切なのは、きれいな状況、落ち着いた状況にとどめておこうとすることじゃなくて。

多少の揺れもあるさと受け入れた上で。

日々健康な心でいられるよう努力することなんだなって思いませんか?

そして、今は、夏。

別な視点で考えてみると、常緑樹だから、ずっと葉を落とさないかというと、そうではなくて。

新芽が出ると、少しずつ古い葉を落として行きます。

常磐木落葉は、初夏の季語。

常磐木とは、松や杉、楠などの常緑樹のことです。

常緑樹は、冬に休眠状態になる落葉樹と違う営みを行っていて、1年中、瑞々しい葉っぱを保持する必要があるため、新芽が萌えてきたら古い葉っぱを落としていきます。

季節外れの落ち葉を見る時。

これも常緑樹が自然の中で生きていくために身につけた知恵であると感じられて、学ぶべき点だなと、ふと、そう思います。

“Don’t think. feel! It’s like a finger pointing away to the moon. Don’t concentrate on the finger, or you will miss all the heavenly glory.”

単に論理的に考えるということではなくて(指)、周囲で生じる様々な事象について深く思考を巡らせる(洞察力)。そして、「深さ・広さ・構造・時間」の4つの視点にて解像度を上げるべく俯瞰する意識(月)が何よりも大切。それが、結果を見据えて、過程を創るということでもある。

【古民家カフェ「山のcafe sasahara」】

感じの良さそうなお店を見つけて電話してみたら。

時間限定で空いているとのことで、行ってみたのは、茨城県常陸太田市の古民家カフェ「山のcafe sasahara」。

柚子胡椒とロースチキンと蓮根サラダのサンドイッチを食べてみました。

食レポは無し(^^)

カップルや女子会の方々ばかりの中、男の1人飯は、ちょっと照れるねぇ。

【竜神大吊橋】

茨城県の竜神大吊橋に行ってみました。

ドライブミュージックは、L'Arc~en~Ciel「DIVE TO BLUE」。

この「BLUE」は、自由という意味で「自由に飛び込め」という意味になります。

さあ~気分転換に、定められた運命を切り裂いて、その日を掴むために竜神大吊橋からジャ~~~ンプ!

ん?(@@)

人多すぎてバンジージャンプ出来ず^^;

【絶景茨城】竜神峡・竜神大吊橋 [4K]茨城県常陸太田市|VISIT IBARAKI,JAPAN

【袋田の滝】

茨城県の日本三名爆の袋田の滝吊り橋に行ってみました。

小ぶりの吊り橋だから、人多いと結構揺れて楽しかったよ(^^)

【絶景茨城】袋田の滝(紅葉)|VISIT IBARAKI,JAPAN

【里美かかし祭り】

袋田の滝からの帰路、棚田をはじめとした昔ながらの田園風景も残された、どこか懐かしい「ふるさと」を感じる茨城県常陸太田市で、里美かかし祭りに遭遇(@@)

幸運を呼ぶ魔除けの福来郎、またの名を不苦労に出会えて、ちょっとラッキーでした(^^)

みなさまにも、幸せが訪れますように♪

【おまけ】
カヌーに乗って森の中を流れる川を下っていくような、風や自然を感じられる、あまり知られていないピアノクインテット曲♪

ステファン・シェーファー ピアノ五重奏曲「ふくろう」第1楽章

(おしまい)

【関連記事】
【回想録】男のひとり旅(一人旅):日本のワンダーランド伊豆半島編
https://note.com/bax36410/n/nc6e5ec3aac7f

【回想録】男のひとり旅(一人旅):ビーナスライン編&【スケッチ】音に向き合う&【覚え書き】足どり
https://note.com/bax36410/n/n49f7b4902470


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?