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自分を卑下しないで

言葉使いや見方次第で人生は変わるとは常日ごろ感じるところです。

でも、人は気づかないうちに自分を卑下しているときもあります。

もう一度、あなたの言葉使いや思考をチェックしてしてみてください。

というのも、自分を卑下していると、よくないことが起こるから。

だから、自分卑下のクセがあるなら、思い直して、別のクセと入れ替えていただきたいのです。

卑下とは、辞書によると、自分を人より劣ったものとして扱うこと、へりくだること、謙遜することだそうですが、どうでしょう。

人と自分を比べる、これをつい自然にやってしまう方は多いのではないでしょうか。

比べることでパワーが湧き上がるならいいけれど、たいていの方は、落ち込みます。

だから、悪循環だし残念なことにプラスの意味になりません。

謙遜も、謙遜はそれなりに美しいものでもあって悪くない。

日本ではとくに習慣になっています。

でも、謙遜しないと傲慢になってしまうわけではないし謙遜しながらも、自分を卑下しない方法もありそうです。

また、自分のここができている、私はこれを持っていると、すでにあるもの・持っているもの・できることを評価するクセを持っていないと、ないもの・持っていないもの・できないことが先に来て、自分を評価できなくなりますよね。

結果、自分はあの人・この人より劣っているとなってしまう。

となると、自分を評価するクセ、持っていないものやできていないことにフォーカスするパターンを逆にしてみるといいでしょう。

持っていないものやできないことにフォーカスするクセは後天的につけたものですから、逆を習慣にすることだって十分可能なはず。

そう言えば、竹内まりやさんの「幸せのものさし」のサビの歌詞にこんなフレーズが・・・・・・

(幸せになるには)

Count what you have now.

Don't count what you don't have.

竹内まりや「幸せのものさし」

幸せの基準って結局自分にしかないんですもんね。

竹内まりやさん、いいこと言っている!

自分の中にしっかりとした軸を持つ。

これが大切なんでしょう。

まさに。

持っているものを数えて感謝できたら、それだけでハッピーになれるし、そのハッピーな気持ちが次につなげてくれるからです。

考えてみれば、持っているもの、できること、あるもの、いっぱいあるはずなのに、いったいいつから私たちは持っていないもの、できないこと、ないものばかりに目が行くようになったのでしょう。

今までの人生のどこかで身につけた、後天的なクセです。

そういえば、アメリカのトークショー司会者で有名で、自分の名前の雑誌まで出ているオプラも似たようなことを言っています。

"If you look at what you have in life, you'll always have more. If you look at what you don't have in life, you'll never have enough."

自分が持っているものを見つめれば、いつでももっと手に入る。

もし持っていないものを見ていたらいつも足りなくなってしまう。

いずれにしても、自分で自分を卑下していると、いつの間にか、自分の言葉使いや態度に、周りにも自分をそう扱ってくださいと示してしまっていることにも気がついてください。

たとえば、周りの人からよく扱われていないと思うときなど、けっこう自分で自分を卑下しています。

周りから大事にされている人を、人は無意識に「この人は重要な人なのだ」と思って同じように大切に扱います。

自分が「私も大切な存在なのだ」と感じていれば、その気持ちが波長になるのか、周りも自然に同調してくれるようになるのです。

自分を卑下するクセがあるなら、ぜひ、新しいクセを取り入れてください。

第一歩は、自分の持っているもの、できること、今すでにそこにあるものに視点を置いてみることから。

そして持っているものに感謝してみましょう。

それなら、すぐできそうでしょ。

いつでも、できることから、で大丈夫。

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