気楽に行こうの精神でいこう!
よく見かけるパターンに、客観的にはそれほど悪くないと思われる状況を、事実よりもずっと悪いと自分で思い込み、受け止め、それがより複雑な状況を作っている、というものです。
それで、どうしよう、どうしたらいいんだろう?と悲観的になって、どんどん落っこっていく、という感じ。
これって、なぜだと思いますか?
深刻になりすぎるのか、悲観的になりすぎるのか、何が原因なのか。
心のどこかにある不安が、ちょっとしたことを大きくさせてしまうのか。
それとも、無意識のうちに落ち込むことを選んで、自分をさらに落としめたいのか。
まあ原因は個人でいろいろあるとしても(もし自分で意識していないことであれば、さぐってみるのにも少々手間がかかりますので)、この際心をちょっと開いて、新しい考え方、見方を取り入れようとしてみるのが大事です。
コツは、Don't make the situation worse than it is!
今ある状況を、現状より悪く考えない、という意味。
つまり、もっと軽やかにいきましょ、「take it easy」の精神です。
もちろん、みんな自分のことだから真剣だし、真剣でありたいのだけれど、かといって、あまり深刻に重たく考えすぎると、かえって事態は好転しないのも現実です。
重く考えても良くならないなら、少しライト(light)に考えてみたら良いのではないでしょうか。
良くならないのに、同じことを続けていても何も変わりませんから。
重たくしない、悲観的に考えすぎない、悪いところばかり見るのではなく、その中からちょっとしたプラスを見てみるようにする、そんなほんの少しの心がけ、意識が、物事も人生も劇的に変えてくれます。
あんまり楽観、楽天主義はおバカ、何も考えていない、というように見られることもあるかもしれませんがこの考え方には大きなメリットがあります。
あなたはどれくらい、楽観主義ですか?
楽天家ですか?
楽観視していたらいけない、と思っている方が実はけっこう多いのですが、いかがでしょう。
この、〜してはいけない、〜しなくちゃ、というのがけっこうクセモノです。
いい人でいなくちゃ、がんばらなくちゃ、とか。
いい人でありたい、がんばりたい、というのとはずいぶん違うニュアンスになって、知らないうちに自分にプレッシャーをかけて、面白くなくなっちゃう。
それに、思いは「ありたい」なのに、いつの間にか「やらされてる」感も出てきてしまいます。
やらされているからやるよりも、自分がやりたいからやりたいですよね。
そのほうが、努力することも自然にできて、楽です。
それと、まじめで真剣で、がんばりやさんだからと言って楽天家でいられないわけではありません。
何かあるかもしれないから楽観できない、と思っていても、そもそも何もないのも変です。
何か起きるのが普通。でも、何が起こるからわからない。
それは、どの人にとってもみんな同じ。
だから、起きていないことに悲観的になっても、その心配するエネルギーがもったいないのです。
それから何かあっても、なんとかなってきたのが事実ではないでしょうか。
自分でなんとかしよう、なんとかできると思って起こりうることへの心の準備をしておけば、楽観視してもいいではありませんか。
重たくなって心の中の空気がよどんでいるな、なんてときはありますから、窓でもあけて、新しい空気(考え方)を取り入れてみるのが、一番簡単にできることです。
それなら、誰でも、いつでもできる。
新しい空気が入ってくれば、深呼吸もできて酸素も頭にめぐって、別なアイディアも浮かんでくるかも。
自分で物事を複雑にしないためにも、なんか重たくなってきたら、「take it easy!」の精神で向き合ってみてください。
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