【世界動物の日】動物愛護・動物保護のための世界的な記念日
生物の灰を分析すると、その物質と構成する比率は、地球の表層と非常に近くなるそうです。
この事実は、私たちが、地球の子であることを物語っています。
まず、カリウム、カルシウム等のミネラルを、地球から、植物が吸収してくれる。
言い換えると、植物は、ビタミン等の栄養素を、成長の過程で作り出しているのですが、ミネラルだけは、植物が、自ら作り出すことができないため、地球の土壌に存在するミネラルを、吸収するしかありません(^^;
その植物から、動物が、ミネラルを得る事が可能となり、私たちは、植物に依存して生きている事実を、はっきりと認識しておく必要があります。
例えば、一度、試して頂ければ感じられると思うのですが、野菜を中心にした食事に変えてみると、気持がすっきりしてきます(^^)
たぶん、感覚的な事だけど、自然と同じ様に、身体が地球のリズムに合ってきます。
その様な視点を持って、土壌⇒植物⇒人・動物⇒微生物⇒土壌といった、ミネラルのサイクルで動物を俯瞰してみると、まず、考えるべきは、「土」との関係性であり、今日は、
「動物と土」
について、ちょっと考えてみませんか?(^^)
[テキスト]
「土と文明」ヴァーノン ギル カーター/トム デール(著)山路健(訳)
「土の文明史―ローマ帝国、マヤ文明を滅ぼし、米国、中国を衰退させる土の話」デイビッド・モントゴメリー(著)片岡夏実(訳)
「土と内臓―微生物がつくる世界」デイビッド・モントゴメリー/アン・ビクレー(著)片岡夏実(訳)
「土・牛・微生物―文明の衰退を食い止める土の話」デイビッド・モントゴメリー(著)片岡夏実(訳)
「土 地球最後のナゾ―100億人を養う土壌を求めて」(光文社新書)藤井一至(著)
「大地の五億年―せめぎあう土と生き物たち」(ヤマケイ文庫)藤井一至(著)
「土が変わるとお腹も変わる―土壌微生物と有機農業」吉田太郎(著)
「土をつくる生きものたち」(ちしきのぽけっと)谷本雄治(文)盛口満(絵)
「土の科学―いのちを育むパワーの秘密」(PHPサイエンス・ワールド新書)久馬一剛(著)
「土になる」坂口恭平(著)
[参考図書]
「はじめての人類学」(講談社現代新書)奥野克巳(著)
[参考資料]
[参考記事]
動物とヒトとのかかわり
人の知性は特別なものか
[今日の短歌]
「滅んでもいい動物に丸つけて投函すれば地震 今夜も」
(我妻俊樹『足の踏み場、象の墓場』より)
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