![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118621360/rectangle_large_type_2_9da604d1852db4d3f5119b740fe335de.jpeg?width=800)
【メモ(memo)】条件をつけなくてもいい
今の自分を認めるにあたって、ひとつ、大切なポイントを補足します。
それは、自分を認めるためには、とくに何か条件を満たす必要はないこと。
そうしておくと、何かができていないから、自分を認められない、というような方程式が成り立たなくなります。
ここが重要なのです。
今ある自分を認めるとは、何かができているとか、いないとか、関係なくてよいのですから。
今ある自分を受け入れて、認めて、感謝して、その上で、これから成長していこう、という気持ちのほうがパワーも出ます。
もし、今あなたが、~ができたら、自分を認めることができる。
または、ここがダメだから、自分を受け入れられないと思うなら、もう一度よく考えてみてください。
何かができるようになるには、自分を認めるほうが先?
それとも、何かができることが先ですか?
堂々めぐりのような話ですが、どちらを優先していますか。
迷うなら、答えは、自分を認めることです。
何かができないと、自分を認められないと言っていれば、いつまでも、自分を認めることができません。
条件なんて、いつでもいくらでもでてくるからです。
それに、自分を認められないと、自信につながらないし、セルフ・エスティーム(良い意味での自尊心)も育ちません。
その気持ちがないと、また、次の行動にもつながらない。
悪循環を引き起こします。
確かに、何かができたら、自分を認める作業も、簡単になるように感じられるかもしれません。
何かができたら認めてあげる、というような、ご褒美システムのコンセプトは、私たちは、小さいころから慣れ親しんできました。
だから、とても自然な気さえします。
ご褒美が悪いわけではないし、これでうまくいくときもあるでしょう。
自分の中の小さな積み重ねは、どんなものより確実で、よりどころともなるものです。
でも、ご褒美システムが、いずれ動かなくなるときもやってきます。
そんなとき、今の自分を認める、受け入れる、感謝することからはじめる、と思い出してください。
本当に、自分を認めるとは、理屈抜きの感情のお話。
これができたら、あれができたら、とあれこれ条件(理屈)が先にたたなくてもいいのです。
自分を認めることは、スタート地点であり、ゴールではありません。
今ある自分を認めるからこそ、何かをするにも行動できたり、自分のために、よいことをしようという気持ちにもなります。
自分を認めて大事だからこそ、本当にやるべきことをサボったりしなくなるのです。
そうしたら、人生は、もっとシンプルで、楽で楽しいものになります。
自分を認めるために、条件をつけているなら良いチャンスだと思って、その条件をはずしてみましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?