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【メモ(memo)】条件をつけなくてもいい

今の自分を認めるにあたって、ひとつ、大切なポイントを補足します。

それは、自分を認めるためには、とくに何か条件を満たす必要はないこと。

そうしておくと、何かができていないから、自分を認められない、というような方程式が成り立たなくなります。

ここが重要なのです。

今ある自分を認めるとは、何かができているとか、いないとか、関係なくてよいのですから。

今ある自分を受け入れて、認めて、感謝して、その上で、これから成長していこう、という気持ちのほうがパワーも出ます。

もし、今あなたが、~ができたら、自分を認めることができる。

または、ここがダメだから、自分を受け入れられないと思うなら、もう一度よく考えてみてください。

何かができるようになるには、自分を認めるほうが先?

それとも、何かができることが先ですか?

堂々めぐりのような話ですが、どちらを優先していますか。

迷うなら、答えは、自分を認めることです。

何かができないと、自分を認められないと言っていれば、いつまでも、自分を認めることができません。

条件なんて、いつでもいくらでもでてくるからです。

それに、自分を認められないと、自信につながらないし、セルフ・エスティーム(良い意味での自尊心)も育ちません。

その気持ちがないと、また、次の行動にもつながらない。

悪循環を引き起こします。

確かに、何かができたら、自分を認める作業も、簡単になるように感じられるかもしれません。

何かができたら認めてあげる、というような、ご褒美システムのコンセプトは、私たちは、小さいころから慣れ親しんできました。

だから、とても自然な気さえします。

ご褒美が悪いわけではないし、これでうまくいくときもあるでしょう。

自分の中の小さな積み重ねは、どんなものより確実で、よりどころともなるものです。

でも、ご褒美システムが、いずれ動かなくなるときもやってきます。

そんなとき、今の自分を認める、受け入れる、感謝することからはじめる、と思い出してください。

本当に、自分を認めるとは、理屈抜きの感情のお話。

これができたら、あれができたら、とあれこれ条件(理屈)が先にたたなくてもいいのです。

自分を認めることは、スタート地点であり、ゴールではありません。

今ある自分を認めるからこそ、何かをするにも行動できたり、自分のために、よいことをしようという気持ちにもなります。

自分を認めて大事だからこそ、本当にやるべきことをサボったりしなくなるのです。

そうしたら、人生は、もっとシンプルで、楽で楽しいものになります。

自分を認めるために、条件をつけているなら良いチャンスだと思って、その条件をはずしてみましょう。

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