お抹茶たてて、和菓子をたしなむ。
みたいな、ゆとりを持った生活をおくりたいものですよね。
急な解決はリバウンドしかねません。
ダイエットの専門家に、「ダイエットに成功するコツは何ですか?」と、ダイレクトに訪ねたところ、「ダイエットをしないことです」と、即答されて驚いたことがあります。
禅問答のようですが、要はこういうことのようです。
”体重を減らし、ヤセること自体は簡単で、わりあいすぐに実現する。問題は、その状態をずっとキープすることなのだ。”
根本的な問題は太っていることではなく「太ってしまう生活習慣」にあるので、それを改善しないことには、すぐにリバウンドしてしまうのですね。
暮らしも同じです。
テレビ番組で部屋のモノを一掃する企画がありますが、一時的にすっきりしても、モノをとりこんでしまう生活習慣を正さないことにはすぐ元に戻ってしまいます。
これは、正に暮らしのリバウンドですね。
モノをため込まない暮らしを「習慣づける」ことが大事です。
「いつか時間ができたら、家中の収納をぜーんぶさらって、”これは要る、これは要らない”ってすっきりさせよう」と思い続けて、早何年も経ってしまった・・・・・・という人は多いと思います。
いっぺんにやるためには、まとまった時間が必要です。
現代日本人は忙しいですから、かんたんにそんな時間は作れません。
やっと時間が作れたととしても、雨が降ったり、寒かったりしてやめてしまうことも。
そこで忙しい人におすすめなのが、「簡単で、続けられる『習慣』を、ひとつだけ身につける」ことです。
1日ひとつの引き出しを片づけ、モノを捨てる。
2週間で14個の引き出しからモノが減ります。
歩数計をつけ、一日一万歩を習慣づける。
使わない運動器具が捨てられます。
いくら時間がかかったっていいじゃありませんか。
大切なのは、現実が変わることです。
「いつか、時間ができたら」
なんて、絵に描いた餅を指をくわえて眺めているよりも着実に身に付く習慣をゆっくり獲得していった方が、絶対お得なのですから。
ちょっとづつでいいから、今からですね。
そのためには、「安いから」という理由でモノを買う習慣を改めるのによいのが、「ストックしなくてもわりあい平気」ということに気付くことです。
「そうはいってもなくなると困るから、1つはストックしておきたい」という気持ちもわかります。
ですが、無いならないで何かで代用できると思いませんか?
例えばティッシュ。
鼻をかむのにティッシュではいけないなどと誰が決めたのでしょうか。
古ハンカチやガーゼでも代用できますし、洗面台に行けば手鼻だってかめます。
「無くなったら、どうすればいいか」を知っていれば、ストックしなくてはならないモノは減ります。
持たない暮らしの”七つの習慣”に必要なのは・・・・・・
”もらわない”
”買わない”
”ストックしない”
”捨てる”
”代用する”
”借りる”
”なしで済ます”
シンプルですね!
受け継いでいきたいですねぇ~、質素でシンプルな日本の文化♪を(^^)
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