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人間関係に疲れたら

人との関係って、ときになんて大変なんでしょう・・・・・・と思うときがあります。

ほんのちょっとした誤解で、喧嘩になってしまったり疎遠になってしまったり。

人間関係が壊れてしまうことさえありますよね。

人間関係が崩れるときほど、心が疲れることもないんじゃないか、なんて思ったりもします。

そんなとき、あなたはどうしていますか。

疲れた心をどう扱って、また崩れた人間関係をどうやって修復していこうと思いますか?

人間関係に疲れているとき、まずは自分自身をいたわることを思い出してください。

たとえ、今回は自分が悪かった、と思うときであったとしても、自分をバッシングしたりしないこと。

逆に、自分を許そう、と思うようにしてみましょう。

疲れている自分にさらにムチうって厳しくしてもまず効果はありません。むしろ逆効果です。

ああ大変だった、これからなんとかしていくために、ちょっと一息つこう、くらいに思ってみるほうがエネルギーを無駄にせずにすみます。

だからこそ、自分を許すのです。自分を許さないままでいると、罪悪感やらなにやらで人間関係にもひずみを残します。

人との人間関係が崩れるようなときは、自分との関係をチェックする良いタイミングです。

外の関係は、内側の関係が反映しているので誰かとの関係がうまくいかないときは、たいてい自分自身との関係もうまくいっていないとき。

周りにつらくあたられる、なんてときはもしかしたら自分が自分につらくあたっているのかもしれません。

周りについ厳しい言葉をかけて、人を傷つけてしまった、なんていうときは、自分自身が自分を傷つけているときかもしれません。

自分との関係を立て直したら、周りへの余裕も生まれ、必ず良い影響をもたらしてくれることを常に覚えておきましょう。

それから、人との関係は、一人では作れません。

だから自分だけを責めても、また相手だけを責めても、答えは出てこない。

人間関係は常に一対一。

もちろん、何人かの友達グループとか家族とか、その関係にたくさん人がいるときもありますが、人間関係を深く掘り下げて見つめてみるときは常に一対一になってきます。

人間関係が崩れたなら、それは自分と、その人が二人で一緒に崩したことになるのです。

たとえ、どちらかが引き金になったとしても、です。

修復するにも、一人ではできないので、一緒に立て直していくことになります。

ただ、このとき、お互いに修復したい、なんとかしよう、という気持ちがあることが前提になるのでもしどちらかが、その気持ちが持てないのであれば本当に修復するのは無理かもしれません。

ただ、人間関係に疲れたときは、まず、自分をいたわること、自分を許すこと。

同時に、相手も同じように思いやって、許しましょう。

こちらが疲れているなら、相手も疲れているかもしれません。

自分を許すことができれば、相手を許すことも出来てバランスがいいだけでなく、心は解放されて自由になれます。

許さないまま張り詰めた状態でいるより、許して気持ちを楽にするほうが、自分にとってプラスです。

そして、人間関係が崩れたとき、すぐてきることで考えられるのは3つ。

1)お互いにしっかり向き合って、一緒に修復する。

2)手放す。

3)とりあえず手放して、しばらく経ってから修復できるかどうか、見直してみる。

1)は、崩すことにお互いに貢献したのだから、立て直すのも一緒にやったらいいのです。

ただ、まず自分がこの人間関係をちゃんと取り戻したい、相手も同じように思っていることが前提です。

でも、どちらかが「相手が悪い」、とか、またはそもそももう関係を持ちたいと思わなくなっていたらこの作業はとても大変です。

この場合は、もしかしたら本当に修復することは無理かもしれません。

いずれにしても、たとえお互いに傷つけあったり誤解があったとしても、その気があるなら謝ったり話し合ったりして関係は取り戻せます。

このとき、お互いに正直で誠実でいれば必ずできる、できるまで根気を持っていこう、と思うことも大事。

2)は、どちらかが完全に離れてしまったとき。

片方がなんとかしたいと思っているときに、片方が離れたときは、一番チャレンジですね。

こうなると人間関係の修復ができるかどうかは微妙です。

もしかしたらこのタイミングで終わらせる人間関係なのかも、と手放すのがいいかもしれません。

物事には意味があり、人間関係が崩れるのにも意味があるはずです。

壊れて大切さがわかるときもあるし、一度崩れたおかげでより強い結びつきを持つこともありますが壊れるべくして壊れるときもあります。

持っているものを手放すことは、ときにとてもチャレンジで、さびしく悲しく、大変です。

とくにその人間関係が自分にとって大事なものであればあるほど、です。

が、もしなくなるものなら、もとから私が持つべきものではなかったのかも、別なところを探したほうがいいのかも、というメッセージである可能性もあります。

勇気を持って手放してみるのもひとつのオプション。

手放したら、その人に対しても違う目で見ることができるようになるかもしれないし、もしかしたら、別な新しい出会いがあるのかもしれません。

そして3)は、時間がときに解決してくれることもあるのでいつか戻ってくるかも、という期待を込めて、信じて待ってみよう、というもの。

ときに距離を置いてみると良い人間関係だってあるかもしれません。

時間が経ち、距離のおかげで、相手を見直したり自分を見つめなおしたりすることもできます。

またその時間に自分も相手も成長したりします。

信じて待つ、というのはとても勇気のいることですがときにはそれもいいかも、と信じてみましょう。

3つのほかに、オプションはあるかもしれません。

一番ベストと思うものをやってみるのがいいでしょう。

いずれにしても、「今」にフォーカスしていてください。

どちらかに非があったとしても、過去のことをどういってももう今はどうにもできませんから。

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