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同じエネルギーを使うなら

どんなに能力があったとしても、選択と集中が的外れだと、最善の結果は出ないため、自分が最も力を発揮できる範囲を見極め、そこに時間とエネルギーを集中することができるかが鍵となります。

いま何を選択するのがベストかを考えて、そこに意識を集中させて、エネルギーを一点に集中することができれば、最大の力が発揮できる筈です。

あれこれ手を出してうまくいかないときには、まず現状を打破できそうな自分が打ち込める分野に集中して行動してみてください。

これなら絶対にやっていけるという自分の専門分野を持てれば、なお良いと思います。

どうしたらそんなに前向きでいられるの?と聞かれることがけっこうあります。

そうですねぇ・・・・・・

強いて言えば、神は二物を与えずと言っているけど、その裏には、神は必ず一物は与えているのではないかと、暗いことよりは楽しいことを考えてみる。

~したらどうしよう、という不安よりはこうなれたらどうよ?と可能性を見る、というトレーニングを重ねました、というところでしょうか。

私は基本的には明るく前向きの性分で、倒れるときは前のめりで!タイプでもあるかな。

それでも、もともと持っているものだけではずっとは続きません。

人生ではときにはイヤな目に遭うこともあるし、落ち込む出来事もありますから。

なかなか物事をプラスに考えられなくて悪いほうへばかり考えて、落ち込んだり自信をなくしたり、という時期がなかったわけではなくてそういうひどく落ち込んだ時期もありました。

これからだって、あるかもしれませんよね・・・・・・

そうしたアップダウンの時期を通してわかったことは、楽観的に考えて前向きでいることと、悲観的に考えて後ろ向きでいることと、かかるエネルギーは実は全く一緒だということ。

これって、ちょっとした大発見!?。

後ろ向きでいて疲れてエネルギーを消耗するのと、前向きでいるために、意識をいつもと違うところに使ってエネルギーを使うのと、結局使う量はあんまり変化はありません。

でも、疲れ方は全然違ってくる。

同じ使うなら疲れないほうにしたら、自分がトクした気分になれる、という具合。

なら、どっちにエネルギーを使おうか?というチョイスが出来るようになるのです。

すると、自分のムードや気分に普段から意識を向けるようにすると、そんな少しのことが大きな違いを作ってくれます。

幸せになるのと、惨めで不幸せでいるのも同じメカニズム。

アンハッピーで惨めでい続けるのは本当にしんどいし、体力も精神力も大消耗します。

自分で思うとおりにするための努力も、もっとハッピーになるために考え方や見方を変えてみたりするのも、確かにエネルギーはかかるけれど、どっちが疲れるかといえば、明白。

だから、もちろん元来の性分は明るく前向きだけれど後天的にそうなるよう学んだ部分も大きいはず。

例えば、明日に先延ばしすることは、時間だけでなく、エネルギーも分散することになって、疲れも増してくるので、すぐに取り掛かれば、その分エネルギーも集中できて、次にも早く進める様になって、疲れも低減可能です。

今日一日できることが何かを考えて、そこに全力で取り組む方が健全ってことです、ね。

そう、私ができるなら、誰でもできます。

そもそも悲観することも後天的に学んだもの。

周りに誰か心配性や悲観主義がいると、それはどうしても移りますから。

そこへ、私たちには心配してくれる親がいたり、友達がいたり先生がいたり。

そこには愛情と良かれと思う気持ちがあるのですが、かくして人は心配する、悲観して考えることを学ぶようになります。

大多数が心配、悲観しているときに自分だけが心配せず、楽観するのはときに勇気もいるし、これでいいのかなと迷うことも出てきますよね。

そのあたりの判断はときとして微妙ではありますがハッピーでいる・いないについてのチョイスは自分だけのもの。

そのチョイスだけは放棄せず、いつでも自分のものと意識してみましょう。

この選択なら、いつでも自分で出来るし、周りに影響される部分はあっても、それでも「私はハッピーでいるんだ」と考えるようにするならいつでもハッピーでいられます。

もし周りで起こることにあまりに振り回されたらそれは、周りが振り回すことを許してしまっていることに気づく良いチャンスです。

どんなことが起きても、それに対してどう考えるかどうリアクションをするかのチョイスは私たちに残っている、ともう一度思い返してみましょう。

私にはどうしようもない、と思えるようなことも起きますが、それでも、落ち込み続けるのかどうか自分で選択できるところが良いのです。

落ち込んだときは、落ち込み続けるエネルギーを考えて、それをどう使ったら、より効率よく使えるか振り返ってみましょう。

それだけでずいぶん変わってきますよ。

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