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【好きという価値】2023.06.22 ただこの瞬間に思うことを。


過去のわたしと現在のわたしは
考え方も、過ごし方も、物事の捉え方も、
吐き出す言葉の組み立て方も、何もかもが違う。

わたしはずっと何も変わらず
わたしも皆も知ってるわたしでしかないけど
でも、わたしはずっと変わってきたし
これからも変わり続けていく。

今のわたしは
自分の直感や第一印象を何よりも大切にしていて
思考を巡らせたり考え抜いた先に出た色々には
何の価値も感じていない。

世間からの評価や評判にも価値を置いていない。

時代と共に目まぐるしく流れていくものたちに
馳せた価値など幻想だと感じている。

ここでいう幻想とは、
自分が産まれてから今日までの間に
何度も何度も無意識下で反芻してきた
周りの誰かの言う「正解」であり、
周りの誰かの言う「不正解」の残骸だ。

価値。

自分の価値は自分が知っている。

どんな時でも自分の姿を見つめ続けてくれた、
どんな時でも自分を励ましてくれた、
どんな時でも自分を見捨てずにいてくれた、
そんな人間はこの世にただ一人しか存在しない。

他の誰でも無い「自分自身」だ。


ところで、わたしは「何の人か」と問われれば
わたしは「シンガーソングライター」だと
名乗ることがある。
名乗らない時の方が多いかもしれない。
私が何の人かなど、私にとってはどうでもいい。

だっていちいち他人に対して
「この人は何の人なのか?」など考えないから。

「有名な人」「お金持ちな人」「権力のある人」

そんな肩書きに興味がない。
肩書きはあの世に持って行けない。
あの世に持って行けないものに
然程価値を見出していない。
別にあの世があるとか無いとかはどうでもいい。
言いたいのは
「心を震わしてくれるモノか?」
ということ。

肩書きに心が震える人も多くいるのだろうけど
私の心は肩書きに震えない。

わたしは音楽を追求してきた人間じゃないし
音楽だけに全てをかけてきた訳でもない。
ただ音楽が何となくずっと好きで
ただ音楽を何となく好きで楽しんでいる人。
こんなに飽きっぽい私が、
ずっと何となく好きなのが音楽。
音楽とは何かなんてそんなこと分からないし
別に知らなくていい。
好きだから好きなだけ。
そこに理由を付ける必要性を感じない。

曲を作れば、歌詞を書けば、歌を歌えば、
必ずどこかから飛んでくる言葉。

「売れるか売れないか」
「バズるかバズらないか」

売れたいと強く思っていた時期もあるし
バズりたいと強く思っていた時期もあるけど
なんかいつの間にか
そんな思いに疑念を抱くようになっていた。
いつからなんだろう。

なんかずっと引っかかってた。

売れたら満足なのか?幸せなのか?
バズれば満足なのか?幸せなのか?
人気になれば満足なのか?幸せなのか?
世間から評価されれば満足なのか?幸せなのか?

わたしの答えは「どーでもいい。」だった。

どうなったら満足とか
どうなったら幸せとか
そんな幻想に囚われた枠の中に
好きな気持ちだけで生み出してきた曲を、
歌詞を、歌を、音楽を、閉じ込めたくない。
そんなものはエゴだと思った。
純粋に湧き上がった好きという感情を
エゴでがんじがらめにしたくない。
かわいそう。

不特定多数から評価されることや
賞賛されることを期待して音楽をしていない。

「好き」だから
「楽しい」から
「生き甲斐」だから
選んできたものたちだから

同じように
「好き」「楽しい」「生き甲斐」
みたく思ってほしい。

届いてほしい。

たった一人でもいいから

その人の心に、その人の人生の一瞬に、
存在させてほしいだけ。

わたしがわたしの楽しみのために
生き甲斐のために
生んだ歌を、音を、言葉を、姿を、形を、

わたしが楽しかったように
誰かにも感じてほしい。

わたしが楽しいと思うことを
同じように楽しいと思ってくれる人に届いて、
少しだけ、
その人の中にある何かを変化させたい。
少しだけ、共有したい。

共有したい。

これが全てかもしれない。


共有したいから聴いてほしい。
見てほしい。感じてほしい。

そういうシンプルな気持ちしかない。

「売れたいのか?」「バズりたいのか?」

という自問にに対して
違和感がずっとあったのは

「売れた」その先がどうか?が大切で
「バズった」その先がどうか?が大切だから。

わたしの「好き」を詰め込んだタイムカプセルが
わたしの音楽だと思う。

そんなタイムカプセルを
見つけて、勇気を持って開けてくれた誰かに
「好き」だと思ってほしいし
思ってくれたらとても嬉しい。

誰かに届いたって届かなくたって
批判されようが賞賛されようがどうでもいいけど
誰かの心を、誰かの中に在る何かを、
少しだけ変化させたい。

そういう少しおこがましくて厚かましい希望。

そうしてわたし自身も
変化してゆきたい。


p.s

だからこそ、嬉しいものです。

人からの評価や賞賛が。

矛盾してるように感じるかもしれないけど
評価や賞賛が届く瞬間はとても嬉しいです。

それと同時に色んな意見が届くことも
楽しいです。

何がどうなろうが私は絶対
ぜんぶ上手くいくと思ってます。

だからどうでもいいんです。

直感と第一印象を信じて
今選べる選択肢の中から
好きなこと楽しいことを選ぶだけです。

























いただいたサポートは楽曲制作の為に使用したり思い出のモノへと変換し、素敵な思い出をたくさん作っていきたい所存です( ˘ω˘ )♡