短文の練習②「ジム」

私の住む街には銭湯がない。正確にいうとスーパー銭湯的な物はあるが,地元の人が日常的に使うようながレトロな銭湯はない。住宅街だから需要はあるはずだ。その需要を満たしているのがジムである。私が通うジムはチェーンではない地域に根ざしたジムでサウナ付きの風呂がついている。そこには地域の老人や壮年,若者が集まっていて時たま話をする。何気ない日常会話だが地域コミュニティの一角を担っている。会社にしか知り合いのいなかった私にとって地域と繋がれるありがたい存在である。


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