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ドイツに暮らし始めてあっという間に15年以上。いろいろな職場と町を転々としていますが、…

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ドイツに暮らし始めてあっという間に15年以上。いろいろな職場と町を転々としていますが、常にオーガニック食品の生産や流通にかかわる仕事にかかわってきました。今はバイエルン州在住。合計”約”8人が暮らすシェアハウスで個性的な同居人たちと楽しい毎日を送っています。

最近の記事

ポジティブに失業中

ほぼ3週間前にクビになった。ショックと言えばショックやったけど、直接の上司とうまくいっていない感は自分にもすごくあったから、青天の霹靂というほどではなかった。 1月に始めたばっかりの仕事で、まだ試用期間中(6か月)やったから、解雇通告から解雇までの時期は2週間(試用期間後は2か月)。通知が4月の初めやったから、通常であれば4月の半ばで解雇やったけど、こっちの事情も考慮してってことで、4月末での解雇に。で、それまでは給料は払うけど、仕事には来なくてもいいよと。7.5日分は有給

    • シェアハウスである死に向き合うということ

      私は今、死と隣り合わせの生活をしている。といっても、自分に命の危険が迫ってる、ていう意味じゃなくて、死が間近の人と隣り合わせて暮らしている。これは私にとって初めてのこと。いつ亡くなってもおかしくない人と生活を共にするということ、少しづつ、日によってはすごいスピードで、容体が変わっていくのを目のあたりにするということ。 彼は私の同居人の一人で、私が入居してから少し経った後に末期がんの宣告を受けた。それから2か月余り。たった2か月。でも今すでに、「いつその時が来てもおかしくない

      • ドイツでのシェアハウス事情

        私は18歳で実家を出てから、一人暮らしというものを今までに1度、2年ちょっとしかしたことがない。 日本の大学時代は寮に住んでいて、一部屋に2人から4人が同居で、1回生の時点で50人いた女子の同回生が卒業の時点で8人になっていたということからも、いろんな意味で4年間「濃い」寮生活やった(笑)。 大学卒業後は、就職先の同僚の家に転がり込んで同居をさせてもらい、ドイツに来てからは学生寮(個室!)、アパートメントや家のシェアをして、2人~最大で15人暮らしをしてきた。 ドイツで

        • コロナ危機でご近所助け合い

          普段ドイツではご近所づきあいというのは大きめの町ではあまりない気がする。それを促進しようというウェブサイトがあるんやけど、そこでコロナ危機以降、ご近所に住んでいる、コロナウィルスに対して危険度が高い人たち(お年寄りや疾患のある人)に買い物などのお手伝いを買って出るポスティングをよく見かけるようになって、ちょっと感動してたんやけど、昨日近くのスーパーでもこんな張り紙を見つけてうれしくなった。 65歳以上もしくは免疫力が弱っている方たちへ 皆さんが健康でいられるように、私たち

        ポジティブに失業中

          コロナとの日常:職場にて

          インターネットのニュースでも、同僚や友達との会話の中でも、80%コロナウィルスが話題になる今日この頃。個人的には、ウィルスそのものよりも、非常事態の空気に不安になる。Volkshochschule(直訳すれば「国民大学校」やけど、カルチャースクールといえば一番しっくりする感じがする)で申し込んでいたコースが一時中止になり、通っているジムも閉鎖、映画館や美術館も閉まり、外出禁止にはまだなってないけど、ここ数日は家と仕事場の往復以外どこにも行ってない。いつものくせで、あいさつのた

          コロナとの日常:職場にて

          節目の年:40

          40になる年になんかやってみたい。富士山一緒に上るんどう? こんな感じの誘いを去年友達からもらった。うん、いいんちゃう?と思ったものの、現実的にはどうやろうというのがまず初めに思ったこと。主な理由としては、富士山は7月中旬から9月中旬までしか開山してないから、ドイツ在住の私としては、15年以上経験していない日本の夏を経験しなければ「いけない」。それに加えて、夏の時期は飛行機代がかなりあがる。でも結局、40の年なんかやりたいよなあということで、思い切って7月に休暇を申請し、航

          節目の年:40