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グッチのデザイナー モンレアル氏に学ぶ「イノベーションの起こし方」と「セカンドライファーの生き方」

人間には、2つの知能があります。

1つは流動性知能です。
情報処理や記憶の保持などを行う知能で、簡単にいうとYoutubeや本から学ぶことです。

2つ目は結晶性知能です。
長年蓄積されたその人ならではの情報や知識、体験、知恵で、成果を上げることができる戦略戦術を立てられる能力です。

今日は、流動性知能と結晶性知能をどのように活かして成功するかについてお話しします。

1.結晶性知能を高め、成果をあげたグッチのデザイナ- モンレアル氏


著名なグッチの広告デザイナー モンレアル氏は、2017年にたった8ヶ月で150点もの作品を創作し、世界中から高い評価を得たスペイン人の広告デザイナーです。


さらに驚くべきことは、彼はグラフィックデザインやデジタル関連の学位や資格も持たず、Yotubeで独学で学び、創作したそうです。

つまり、モンレアル氏は、学びと実践を繰り返し流動性知能と結晶性知能を同時に高めて、素晴らしい作品を創作したことになります。

2.これからのイノベーションの起こし方


これまで私たちは学校で流動性知能を高め、社会に出てから結晶性知能を少しづつ高めてきました。

しかし、昨今の環境はYoutubeやチャットGPTを使えば、足元にある問題を解決するための方法(流動性知能)を簡単に手に入れることができます。

あとは手に入れた方法を実践し、失敗し、学習し、実践を繰り返せば、モンレアルのように流動性知能と結晶性知能を同時に高めながら、大きな成果を生むことができることになります。

しかも、オンラインを使えば、学校にわざわざ足を運ぶことなく、必要なときに、好きな場所で、好きなだけ学習と実践ができる素晴らしい時代です。

流動性知能と結晶性知能を同時に高められる時代に生きていることは、大きなアドバンテージだと思いませんか?

3.セカンド ライーファーの人生の作り方


社会では、高齢化社会が取りだたされ、60代以降の高齢者の生き方が問題になり、何もやることがないと嘆くセカンドライファーが増えています。

しかし、ちょっと考えてみれば分かることですが、リタイヤした直後のセカンドライファーは結晶性知能の宝庫です。これを腐らせてしまうのはあまりに勿体ない。

例えば、奥さんが買い物するときに、企業の購買部な発想でマーケティングすれば、家計はハッピー、奥さんもハッピー、自分もハッピーになれます。

さらにマーケティングの結果を纏めておいて、チャットGPTに分析させれば面白いことが分かるかも知れません。

その先に、ひょっとすると小さなイノベーションが起こることだってあります。

このように、これから私たち人間がやるべきことは、流動性知能はAIに任せ、人間の結晶性知能をAIと共有すれば、年齢に関係なくイノベーションが起こせる時代になりました。

4.セカンド ライファーのチャットGPTの活かし方


例えば、奥さんの買い物について、どのようにマーケティングしたら良いのか、以下のようにチャットGPTに聞いてみました。

【チャットGPTへの質問】
奥さんの買い物を、マーケティング分析する方法を教えて下さい。

【チャットGPTの回答】
奥さんの買い物をマーケティング分析する方法は、いくつかの手法を組み合わせて利用することができます。以下にいくつかの一般的な方法をご紹介します。

1. 購買データの分析: 奥さんの購買履歴を分析することで、どの商品をいつ、どれだけの頻度で購入しているかを把握できます。これにより、好みや消費傾向を理解し、将来の購買行動を予測することができます。

2. 顧客セグメンテーション: 購買履歴やデモグラフィック情報(性別、年齢、居住地など)に基づいて、奥さんを顧客セグメントに分類することができます。セグメンテーションにより、異なる顧客グループのニーズや嗜好を理解し、ターゲティングやマーケティング施策の最適化に役立てることができます。

3. アンケートやインタビュー調査: 奥さんに対してアンケート調査やインタビューを行い、購買の動機や意図、満足度などの情報を収集することができます。これにより、奥さんのニーズや要望を理解し、製品やサービスの改善点を特定することができます。

4. ソーシャルメディアの分析: 奥さんが利用しているソーシャルメディアプラットフォーム上での活動を分析することで、関心や意見、嗜好に関する洞察を得ることができます。特定のブランドや商品に対するメンションや反応を把握し、マーケティング施策の効果を評価することができます。

これらの手法を組み合わせることで、奥さんの購買行動や好みをより詳細に理解し、それに基づいた戦略や施策を立案することができます

この回答をちょっと見ただけでも、リタイヤ直後のお父さんなら、いろんなアイデアが浮かぶと思います。

● まずはうちの購買傾向を分析して、奥さんと話し合ってみよう
● この分析結果を元にしてNoteで記事を上げてみよう
● 他の事例をネットで検索して、比較してみよう

ここを切り口にして、モンレアル氏のようにYoutubeやチャットGPTで流動性知能を高め、実践して結晶性知能を高めていけばイノベショーンに繋がることもあるかもしれません。

皆さんはいかがお考えでしょうか?




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