見出し画像

備忘録はどこへ書きためていく?

昔っから忘れっぽいワタシ。備忘録は欠かせない。
備忘録はどこに作るのがよいかずっと模索してきている。

アナログ編

紙のノート

子どもの頃は紙のノートしかなかったから、これ一択。
ファミコンゲームのパスワードとかよくメモしていた。

ドラクエⅡの復活の呪文やマニアックマンションの長いパスワードは大変だった。字が汚いのでたまに自分の文字が識別できなくて詰んだこともあったのはいい思い出。

社会人になってからもしばらくは大学ノート。IT業界スタートだけど、20年前はノートパソコンも大きくて重く、常に持ち歩くというスタイルではなかった。
それに新人が高価なノートパソコンを取り出して先輩の前でパチパチやるわけにはいかんでしょう。

紙のノートはどこでも手書きでササッとメモできるのはデジタル化した今でも便利。しかし、検索ができないので記録したけど見返すのが大変だし、ノートを新しいのに切り替えると前のノートに書いた内容が見れなくなる。2冊持ち歩くの嫌だ。

ノートの切り替え問題を解決すべくルーズリーフを使っていた時期もあるけど、結局一冊に収録できる量には限界がある。
いろんなメモアプリの台頭もあり、すっかり使わなくなった。

デジタル編

パソコンのメモ帳

高校生の時に始めてパソコンを買って、メモや備忘録はすべてパソコン上でデジタルで管理する、というのにハマった。
いくら文字を入力してもまったくかさばらないという点で激しく感動したのを今でも覚えている。
ただ、テキスト形式だと文字だけで画像はは差し込めないし、文字の装飾もできない。

ワードパット

つい最近のWindowsまでワードパットという簡易ワープロ的なソフトがあり、それに乗り換えてやたら文字を装飾したのを覚えている。

ここまでのテキストとワードパットは文字をデータで記録できるという点は素晴らしかったが、1つの塊が1つのファイルになるため、記録は簡単でもファイルが増えてくると散らかってきて、後から探すのが大変。

データの保存先はパソコンかフロッピーディスク。パソコンが壊れたり、フロッピーを無くしたらそれでおしまい。

Google Keep

ここで満を持して登場したクラウド型メモアプリ。

付箋のような感じで気軽に記録ができ、Googleアカウントに紐づいてクラウド上で管理できるので、散らかったり、消えたりする心配はなくなった。

しかし、付箋形式なので長文や画像などをレイアウトしたドキュメントの保存には向いていない。残念ながら一時的なメモにしか使えなかった。

Evernote

ここまでの不満点をすべて解消したとんでもないアプリの登場。

Evernoteはここまでの課題を解決した画期的なメモアプリで、細かいファイルに分散されてしまうメモを1つのデータベースに記録して、それをクラウド上に自動で同期するので、散らからない、無くさないが実現できた。

そして、タグ付けなどもできて検索機能も強力。メモと一緒に登録したPDFファイルの中の文字まで検索できてしまう。

パソコンのブラウザからだったり、スマホのアプリからアクセスできて、まさにいつでもどこでも書けて、見れるという夢のメモ帳だった。これでメモ帳・備忘録探しは終わったと思った。

Evernoteの終焉

メモ・備忘録探しはEvernoteの登場によって終わったかのように思えたが、実際に終わったのはEvernoteだった。

フリープランで使える機能が減り、やがて利用制限がかかるような改悪があった。特に致命的だったのが接続できる端末の制限。これによっていつでもどこでも見れなくなってしまった点で、これは乗り換えを検討するには十分過ぎる改悪だった。
実際、これでEvernoteを利用をやめてしまった人は多い。
これについては当時ブログでも書いたところ、PVが良かったので困った人は多かったと思う。

ちなみにEvernoteから類似のアプリであるMicrosoftが運営するOne Noteに乗り換えてみたが、使い勝手が微妙であまり使っていない。

最後に行き着いた先は、、、

まさかのブログだった。

ブログというと、ネット上で不特定多数の人に向けて情報発信する目的で使うことが一般的であるけど、実は自分用の備忘録としても使えてとても便利だった。

ブログを備忘録にするメリット

なんと言ってもアクセスのよさ。ネットに接続できる環境さえあればいつでもどこでも見れるというのが強み。

Evernoteは便利だったけど、アカウントにログインしないと使えなかったりするため、ネットカフェのような場所で使うには躊躇するが、ブログは一般公開しているものなのでログインせずに見れる。

しかも、ググれる、という点が大きい。どこでもググって自分の備忘録が見れるのはかなり便利。

誰かに共有する時もEvernoteとかだといちいち共有設定しないといけなかったけど、ブログならここみて、とURL渡すだけ。なんなら「◯◯ ばったん」でググって、でたどり着けてしまう。

あと、Evernoteのような自分だけしか見ないようなものだと手抜きしてしまい、結局あとで見た時によくわからない備忘録だったりするけど、ブログのように一般に公開するものだと、やはり書く時に気合が入って再現性なども高く後で見ても分かりやすい備忘録ができあがる。

ブログを備忘録にするデメリット

これはメリットの裏返しになるけど、一般公開されてしまうため、個人情報や守秘義務などを含んだ情報は書けない。

私の場合だと、一般的な技術メモなら書けるけど、特定のクライアント先の守秘義務に該当する情報は記載できないため、それとセットで書かないとわかりにくい情報は書く時にちょっと工夫が必要。

それでもまぁ、それっぽい内容に置き換えて書けばいいのでそんなに大きなデメリットではない。

最終的に落ち着いたのは

備忘録はブログ、またはnote
外向けに書けない情報やちょっとしたメモはGoogle KeepGoogleドキュメント

という今回は備忘録をブログに書くと便利だよっていう独り言でした~
もしかしたら、誰か役に立つかもしれないしね。

自分しか見ないのと、誰かが見るものでかなり書くモチベやクオリティが違ってくるので、備忘録をどこに書こうか迷っている方はブログやnoteもいいよ。

それてはまた


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?