Windows3.1を動かしてみたい①
Windows3.1をオークションで競り落とした。
いや、競っていないか・・・
今どきこんなの入手しようなんていう人は私ぐらいかもしれない。
Windows3.1ってなに?
今から30年以上も前の話。時は1990年代前半。
私は中学生の頃からパソコンに興味があり、ずっと欲しかったけど中学生のお小遣い程度をかき集めたぐらいではとても買える金額ではない。
高校生になってから、やっと買ってもらえたパソコンがPC-9821Ce2というNEC製のパソコン。このパソコンは今となっては私の原点であり、人生の流れ決めた品物だったと思う。
約4年間パソコンを我慢し続けた結果、かぶりつくように毎日いじり倒した最初のパソコン。そのパソコンで動いていたのがWindows3.1。今主流のWindows10やWindows11のご先祖さま。
この思い出の初号機はどうした?
なんと、次のパソコンに買い替えたタイミングで、友達に売ってしまったのである。学生の頃はお金が無かったから仕方がなかったけど、今なら絶対に売らずに保管していただろう。
子供の頃、ファミコンとかで散々遊んで、もう飽きたし最近このゲームやってないからと言ってカセットを中古ショップに売って少しすると何故かやりたくなる現象と同じで、また触りたくなってしまった。
また動かしたい!
同じパソコンが欲しいけれどもうどこにも売っていない。秋葉原のジャンク屋巡ったけどない。
この頃のパソコンはモニタもブラウン管でCD-ROMドライブにフロッピードライブも2機搭載するなどして、メカの塊でデカい。ほぼ売れないものを店頭においておくお店はないわな。
そんな中、なんとWindows3.1のソフトウェアだけはなんとか入手できた。
Windows10上で動かせないか
Windows10には標準でHyper-Vという優秀なスーパーバイザーが搭載されている。
スーパーバイザーというのは一台のコンピュータ上で複数のコンピュータを仮想で起動して動かすソフトウェアのことで、今までこれを使って数々のOSを動かしてきた私としては、Windows3.1もコレクションに追加したい!
そんなわけで、挑戦してみる。
うまく動く可能性は低い。
当時のパソコンのスペックは今と比較すると足元にも及ばない。その頃のソフトを今のパソコンで動かす。
飛行機に軽トラのエンジンを乗せるようなイメージ。
果たして飛ぶのか。
とりあえず、ツイートもしてしもたし、やってみる。
つづく