独断と偏見のコーヒー語辞典 [2023年03月27日版]
近年比較的使われることの多いコーヒーに関する用語に、簡単な解説を交えて紹介する。御多分に洩れず移り変わりの激しい近年のコーヒーを理解するための一助となれば幸いである。なお、語の選定や解説は、著者の独断と偏見によるものであることは予め断っておく。随時加筆修正中。ご意見ご要望は著者Twitterまで。
アールオーアール【RoR】
[Rate of Rise]
焙煎中の温度上昇率。一般的に1分間に上昇する温度のこと。
アールディーティー【RDT】
[Ross Droplet Technique]
シングルドースグラインダーに入れる前のコーヒー豆に、少量の水をスプレーすることで、静電気の発生を抑える技法。名前はインターネット上でこの技術を広めたと言われるDavid Ross氏に由来。
アイエムエス[IMS]
イタリアのフィルターメーカー。主にフィルターバスケットやシャワースクリーンの製造・販売をしている。
アイリオ[Aillio]
台湾の焙煎機メーカー。Bullet R1が有名。
アカイア[Acaia]
アメリカのコーヒー用スケールメーカー。PearlやLunarが有名。
アナエロ
アナエロビックファーメンテーション[anaerobic fermentation]
精製時に行われる発酵の一。密閉されたタンクなどを用い、酸素に触れない状態でコーヒーチェリーを発酵させる。最終的なコーヒーの風味に大きな影響を与える。嫌気性発酵。
アバカ[abaca]
① マニラ麻。フィリピンなどが原産。
② →アバカペーパーフィルター。
アバカペーパーフィルター[Abaca Paper Filter]
CAFECによるペーパーフィルター。アバカと木材パルプから作られる。
アライメント[alignment]
グラインダーにおける、刃の装着精度。垂直方向にも水平方向にも真っ直ぐ装着されていることが理想。アラインメント。
アラインメント[alignment]
→アライメント。
イーケー【EK】
→EK43。
イーケーヨンサン【EK43】
マルコニックによるコーヒーグラインダー。世界中で大人気。製造時期によって使用されている刃やボタンの形状、ダイヤルステッカーの目盛が異なる。背の低いEK43Sというモデルもある。単にEKとも。AKB48とは無関係。
インフューズド[infused]
インフューズドコーヒー[infused coffee]
焙煎より前の段階で、コーヒー以外のものに漬け込むことで風味を加えたコーヒー。単にインフューズドとも。
インプルーブ[improve]
コーヒーの風味が、経時に伴いポジティブに変化すること。
ヴィクトリア[Victoria]
ヴィクトリア・アルドゥイーノ[Victoria Arduino]
イタリアのエスプレッソマシンメーカー。Black Eagleが有名。単にヴィクトリアとも。ビクトリア。ビクトリア・アルドゥイーノ。
エイジング[aging]
焙煎したコーヒー豆を適切な環境下で保管することで、風味にポジティブな変化を与えること。エージング。
エージング[aging]
→エイジング。
エスシーエージェー【SCAJ】
[Specialty Coffee Association of Japan]
① 日本スペシャルティコーヒー協会。
② ①が毎年秋に実施する展示会。自称アジア最大のスペシャルティコーヒーイベント。
エスプレッソ[espresso]
エスプレッソマシンを使って作るコーヒーの総称。一般的にフィルターコーヒーに比べて抽出量が少なく、濃度が高い。↔︎フィルターコーヒー
エスプレッソグラインダー[espresso grinder]
グラインダーのうち、エスプレッソの抽出に適した極細挽きにできるもの。
エスプレッソロースト[espresso roast]
エスプレッソ向けに、比較的深く焙煎したコーヒー豆。焙煎度合に明確な基準はない。
エヌシーディー【NCD】
[Nucleus Coffee Distributor]
→OCD。
オーシーディー【OCD】
[ONA Coffee Distributor]
最初に市販されたディストリビューター。現在はNCDに改名し、ニュークリアス・コーヒー・ツールズが製造・販売を行う。
オリガミ[ORIGAMI]
① ケーアイによる日本のコーヒー器具ブランド。ドリッパーやカップが有名。
② →ORIGAMIドリッパー。
オリガミドリッパー【ORIGAMIドリッパー】
ORIGAMIによるドリッパー。尖った形状の20個のリブが特徴。実は初期モデルは全く違う形状だった。カラーバリエーションが豊富で、特に磁器の黄色がかわいい。
かちゅうしゅつ【過抽出】
コーヒー豆から適正量を超える成分を抽出すること。↔︎みちゅうしゅつ
カッパー[cupper]
カッピングを行う人。
カッピング[cupping]
風味の確認やコーヒーの評価を目的として行うコーヒーのテイスティング手法。カッピングボウルからカッピングススプーンでコーヒーをすくって啜り、味を確かめる。
カッピングスプーン[cupping spoon]
カッピングを行う際にコーヒーをすくって啜るための道具。いわゆるスープスプーンと似た、丸くて深めのボウル部が特徴。単にスプーンとも。
カッピングフォーム[cupping form]
カッピングを行う際に用いる評価用紙。主にSCA方式とCOE方式がある。
カッピングボウル[cupping bowl]
カッピングを行う際にコーヒーの粉とお湯を入れるための器。
カップコメント[cup comment]
コーヒーの風味を、他者にわかりやすく伝えるため、フルーツをはじめとした他の飲食物を用いて例えた表現のこと。単にコメントとも。カップノート。
カップノート[cup note]
→カップコメント。
カフェック[CAFEC]
三洋産業による、ペーパーフィルターをはじめとするコーヒー器具のブランド。
ギーセン[Giesen]
オランダの焙煎機メーカー。元々はプロバットの下請けメーカーだった。顔がかわいい。
キューアラビカグレーダー【Qアラビカグレーダー】
CQIの定めた基準でアラビカ種の評価ができると認定された技能者。また、その資格のこと。
キューグレーダー【Qグレーダー】
① →Qアラビカグレーダー。
② QアラビカグレーダーとQロブスタグレーダーの総称。
キューロブスタグレーダー【Qロブスタグレーダー】
CQIの定めた基準でロブスタ種の評価ができると認定された技能者。また、その資格のこと。
キリマイ[Kirimai]
TREE FIELDによるグラインダー。JBrCの公式グラインダーとして採用されている。
グラインダー[grinder]
① 焙煎したコーヒー豆を粉砕して粉にする機械。
② ①のうち、モーターを搭載し、電気を動力として動くもの。
グリーングレーディング[green grading]
一定量の生豆に含まれる欠点豆の種類や数量を確認すること。また、その結果によってコーヒー豆を評価すること。
クルーヴ[KRUVE]
① →クルーヴ・シフター。
② クルーヴ・シフターやガラス製カップを製造しているカナダのメーカー。
クルーヴ・シフター[KRUVE Sifter]
クルーヴによる、コーヒー専用のふるい。コーヒーの粉用のものと生豆用のものがある。
くろぶた【黒豚】
ケーアイ[K-ai]
ORIGAMIブランドを運営する日本の会社。
ゲストバリスタ[guest barista]
通常勤務していない店舗でバリスタ業務を行う人。また、その行為。多くの場合は大会入賞者などの有名人を呼び、イベント的に行う。
けってんまめ【欠点豆】
生育や精製等に問題があり、味に不具合を生じさせてしまうコーヒー豆。ディフェクト。
けんきせいはっこう【嫌気性発酵】
コーヒーディスカバリー[COFFEE DISCOVERY]
→ディスカバリー。
コニカル[conical]
→コニカル刃。
コニカルば【コニカル刃】
グラインダーの刃の種類の一。円錐状の刃とそれを囲む円筒状の刃から構成される。
コマンダンテ[Comandante]
ドイツで作られている高品質なマニュアルグラインダー。
コメント[comment]
→カップコメント。
サンフランシスカン[San Franciscan]
アメリカの焙煎機メーカー。
サンプルロースター[sample roaster]
主にサンプルの焙煎を行う目的の、小型の焙煎機。
シーズニング[seasoning]
グラインダーにおける、新しい刃の慣らし作業。数kg以上のコーヒー豆を挽くことによって行う。
シネッソ[Synesso]
アメリカのエスプレッソマシンメーカー。MVPシリーズやS200が有名。ゲーム&ウォッチのようなコントローラーがついているのが特徴。
シバリスト[Sibarist]
スペインのペーパーフィルターメーカー。
シモネリ[Simonelli]
イタリアのエスプレッソマシンメーカー。OscarやAppia、Aureliaが有名。
シャワースクリーン[shower screen]
エスプレッソマシンのパーツの一。お湯をシャワー状に落とす目的で取り付けられる。
シャワープレート[shower plate]
しゅうりつ【収率】
抽出に使用したコーヒー豆の重量に対する、抽出された成分量の比率。
シングルスパウト[single spout]
スパウトが1つ付いている形状のポルタフィルター。
シングルドースグラインダー[single dose grinder]
大きなホッパーを持たず、都度使う量だけのコーヒー豆を投入して粉砕するグラインダー。代表的なものにLagom P64やNiche Zero、Varia VS3など。
シンプリファイ[SIMPLIFY]
シンプリファイ・ザ・ブルワー[SIMPLIFY the Brewer]
BATHTUB COFFEEによるドリッパー。シンプリファイ。こちらでご購入いただけます。
スイッチ[SWITCH]
ハリオによる浸漬式ドリッパー。任天堂のゲーム機ではない。
スケール[scale]
① はかり。豆や注いだお湯、抽出されたコーヒーの重さを測る。コーヒー用のものは、電子式でタイマーがついていることが多い。
② 石灰などが主成分の水垢。エスプレッソマシンのボイラーや電気ケトル内部に付着することが多く、専用の除去剤などを使った定期的な洗浄が必要。
スパウト[spout]
① ミルクピッチャーの注ぎ口。さまざまな形状があり、ラテアートの描きやすさに影響する。
② ポルタフィルターの吐水口。
スプーン[spoon]
スレイヤー[Slayer]
アメリカのエスプレッソマシンメーカー。
ソーティング[sorting]
総溶解固形物【そうようかいこけいぶつ】
→TDS。
総溶解固形分【そうようかいこけいぶん】
→TDS。
タニタ
スケールや温度計を作る日本の会社。コーヒー用のスケールも作ってくれればいいのに。
ダブリューディーティー【WDT】
[Weiss Distribution Technique]
ディストリビューションの技法の一。細い針状のパーツが複数本ついた器具を使い、フィルターバスケット内の粉をほぐす。名前はインターネット上でこの技術を提唱したと言われるJohn Weiss氏に由来。
ダブリューピーエム【WPM】
香港のコーヒー機器、器具ブランド。上部が斜めになったミルクピッチャーが有名。
ダブルスパウト[double spout]
スパウトが2つ付いている形状のポルタフィルター。
タンパー[tamper]
タンピングを行うためのツール。
タンピング[tamping]
エスプレッソを抽出する前に、フィルターバスケットに入れた粉を押し固める行為。
チャフ[chaff]
焙煎によってコーヒー豆から剥がれ落ちたシルバースキン。
ちゅうしゅつひりつ【抽出比率】
抽出に使うコーヒーの粉と水の量の比率。例えば20gの粉に300gのお湯を注いだ場合は1:15になる。
ツリーフィールド[TREE FIELD]
日本のコーヒー機器メーカー。
ディフェクト[defect]
① →欠点豆。
② →ローストディフェクト。
ディベロップメントタイム[development time]
1ハゼの開始から焙煎終了までの時間。デベロップメントタイム。
ディベロップメントタイムレシオ[development time ratio]
総焙煎時間に対するディベロップメントタイムの割合。通常%で示される。DTR。
ディーティーアール【DTR】
ティーディーエス【TDS】
[total dissolved solids]
コーヒー(液体)の中に溶けこんでいる、コーヒー豆から抽出した成分量の比率。濃度。総溶解固形分。総溶解固形物。
ティーディーエスけい【TDS計】
TDSを測定するための小型の機械。アメリカのVSTや日本のAtagoのものが有名。
ディードリッヒ[Diedrich]
アメリカの焙煎機メーカー。独自の赤外線バーナーが特徴。カラーも豊富。黄色がかわいい。
ティーライク[tea like]
コーヒーの風味や舌触りが紅茶を思い起こさせるものであること。
ディスカバリー[DISCOVERY]
フジローヤルによる小型焙煎機。最大焙煎量250g。
ディストリビューション[distribution]
エスプレッソを抽出する前に、フィルターバスケット内に入れたコーヒーの粉を均一に分布させる行為。
ディストリビューター[distributor]
ディストリビューションを行うためのツール。
ディッティング[Ditting]
スイスのグラインダーメーカー。804や807など、四角い形状のものが有名。
てびきミル【手挽きミル】
てびきグラインダー【手挽きグラインダー】
デベロップメントタイム[development time]
テストスプーン[test spoon]
焙煎機についている、焙煎中の豆を取り出すためのパーツ。このパーツで焙煎中の豆を少量取り出し、色や香りを確認する。単にスプーンとも。
ドース[dose]
粉量。主にエスプレッソのレシピに言及する際に用いる。
ニュークリアス・コーヒー・ツールズ[Nucleus Coffee Tools]
オーストラリアのコーヒー器具メーカー。
ヌオヴァ・シモネリ[Nuova Simonelli]
→シモネリ。
ネイキッド[naked]
→ボトムレス。
のうど【濃度】
→TDS。
のうどかん【濃度感】
コーヒー(液体)から受ける、濃度が高い印象。実際の濃度とは関係しないこともある。
ノルディックロースト[Nordic roast]
北欧で一般的にみられるような、極めて浅い焙煎度合。
は【刃】
焙煎したコーヒー豆を粉砕するため、グラインダー内に設置されるパーツ。主にフラット刃とコニカル刃の2種類の形状がある。
ばいせんじょ【焙煎所】
→ロースタリー。
バスケット[basket]
バスタブ[Bathtub]
BATHTUB COFFEEを運営する日本の会社。
バスタブコーヒー[BATHTUB COFFEE]
バスタブによる日本のブランド。コーヒー器具の企画・製造・販売・輸出入やワークショップを行う。SIMPLIFY the Brewerが有名。
パックスクリーン[puck screen]
エスプレッソ抽出時、タンピングしたコーヒーの粉の上に置き、コーヒーの粉全体に均一にお湯を当てるための金属フィルター。
バッチ[batch]
① 焙煎を行う回数の単位。
② →バッチブリュー。
バッチブリュー[batch brew]
機械を使って抽出したフィルターコーヒー。通常何杯分ものコーヒーをまとめて抽出する。単にバッチとも。
パラゴン[Paragon]
ニュークリアス・コーヒー・ツールズによる、金属の玉が装着されたドリップスタンド状の器具。冷却した金属の玉で抽出直後のコーヒーを冷やすことによって、香気成分が揮発することを防ぐ。
ハリオ[HARIO]
日本の耐熱ガラスメーカー。主にハンドドリップ向けのコーヒー器具全般も製造・販売する。
ハンドソーティング[hand sorting]
コーヒー豆を手作業で選別し欠点豆を取り除く行為。単にソーティングとも。ハンドピック。
ハンドドリップ[hand drip]
ドリッパーにフィルターとコーヒーの粉を入れ、上からお湯を注ぐことでコーヒーを抽出する方法。プアオーバー。ポアオーバー。
ハンドピック[hand pick]
ピック[pick]
ビクトリア[Victoria]
ビクトリア・アルドゥイーノ[Victoria Arduino]
プアオーバー[pour over]
→ハンドドリップ。
ブイエスティー[VST]
アメリカのフィルターバスケットメーカー。TDS計も有名。
フィルター[filter]
① 紙や布、金属などでできた、コーヒーの抽出に使う器具の一。コーヒーの粉は通さず、抽出液のみを通す。
② →フィルターコーヒー。
フィルターコーヒー[filter coffee]
エスプレッソマシンを使わずに、ハンドドリップやエアロプレスなどで作るコーヒーの総称。一般的にエスプレッソに比べて抽出量が多く、濃度が低い。単にフィルターとも。↔︎エスプレッソ
フィルターバスケット[filter basket]
エスプレッソ抽出時に粉を入れるパーツ。エスプレッソマシン各社の純正品をはじめVSTやプルマン、IMS、WAFOなどのものが有名。
フィルターロースト[filter roast]
フィルターコーヒー向けに、比較的浅く焙煎したコーヒー豆。焙煎度合に明確な基準はない。
ブイろくじゅう【V60】
ハリオによる円錐型ドリッパー。コーノの名門ドリッパーの特許が切れたため開発されたと言われる。
フェロー[Fellow]
アメリカのコーヒー器具メーカー。StaggケトルやOdeグラインダーが有名。
フジ
→フジローヤル。
ふじこうき【富士珈機】
日本の焙煎機メーカー。
フジローヤル[FUJI ROYAL]
富士珈機による焙煎機のブランド。単にフジとも。
フラット[flat]
① →フラット刃。
② コーヒーの味や風味の表現の一。単調で奥行きがないこと。
フラットば【フラット刃】
グラインダーの刃の種類の一。ドーナツ状の平らな刃2枚で構成される。
フラットボトムドリッパー[flat bottom dripper]
主にウェーブフィルターなどを使う、底面が平らになったドリッパー。カリタウェーブシリーズやApril Brewer、SIMPLIFY the Brewerなど。平底。
フラワードリッパー[FLOWER DRIPPER]
CAFECによる円錐型ドリッパー。
プルマン[Pullman]
オーストラリアのエスプレッソ器具メーカー。
ブレット・アールワン[Bullet R1]
Aillioによる小型焙煎機。最大焙煎量1kg。黒豚。
プロバット[Probat]
ドイツの老舗焙煎機メーカー。みんなの憧れ。
ポアオーバー[pour over]
→ハンドドリップ。
ボトムレス[bottomless]
スパウトがなく、フィルターバスケットの底面が露出している形状のポルタフィルター。エスプレッソが抽出されてくる様子が確認しやすい。ネイキッド。
マールクーニック[Mahlkönig]
→マルコニック。
マイス【MICE】
[Melbourne International Coffee Expo]
毎年メルボルンで開かれているコーヒー博覧会。
マッツァー[Mazzer]
グラインダーやその刃を製造・販売するイタリアのメーカー。KonyやMazzer Mini、ZMなどが有名。
マニュアルグラインダー[manual grinder]
動力として電気を使わず、手でハンドルを回すことによってコーヒー豆を粉砕するグラインダー。主にコニカル刃を搭載する。手挽きグラインダー。手挽きミル。
マルケニッヒ[Mahlkönig]
→マルコニック。
マルコニック[Mahlkönig]
ドイツのグラインダーメーカー。ドイツ語の発音はマールケーニヒが近い。EK43などが有名。マルケニッヒ。マールクーニック。
マルゾッコ[Marzocco]
→ラ・マルゾッコ。
みちゅうしゅつ【未抽出】
コーヒー豆から適正と思われる成分が十分に抽出できていないこと。↔︎かちゅうしゅつ
ミル[mill]
① →グラインダー。
② 生産国における精製所のこと。水を使った果肉除去などを行うウェットミルや、脱穀・袋詰めなどを行うドライミルがある。
みるっこ
FUJI ROYALによる電動グラインダー。
メッシュ[mesh]
→粒度。
ユーゲニオイデス[Eugenioides]
コーヒーの種の一。ロブスタ種との交配でアラビカ種が生まれたとされる。ユーゲノイデス。
ユーゲノイデス[Eugenioides]
→ユーゲニオイデス。
ラテれん【ラテ練】
ラテアートの練習。
ラブラミクス[LOVERAMICS]
香港の陶磁器メーカー。World Latte Art Championshipの公式カップを作っている。黄色がかわいい。
ラ・マルゾッコ[La Marzocco]
イタリアのエスプレッソマシンメーカー。Lineaやstradaが有名。
リネアミニ[Linea Mini]
ラ・マルゾッコによる、家庭用のエスプレッソマシン。業務用機に匹敵する性能を持ち、小さな店舗でもしばしば使われている。黄色がかわいい。
りゅうど【粒度】
コーヒーの粉の細かさ。
りゅうどぶんぷ【粒度分布】
ある量のコーヒーの粉の中に、どのくらいの粒度の粉がどれくらいの割合で含まれているかを表したもの。通常グラフで示される。粒度分布の幅が狭いほど粒度が均一。グラインダーの性能を示すひとつの指標とも言える。
ルネデュカフェ[Le Nez du Cafe]
フランスのJean Lenoir氏が開発した香りのトレーニングキット。コーヒーの主要なアロマ36種類で構成される。Qアラビカグレーダーの試験で使用される。
ルネデュヴァン[Le Nez du Vin]
フランスのJean Lenoir氏が開発した香りのトレーニングキット。ワインの主要なアロマ54種類で構成される。Qロブスタグレーダーの試験で使用される。
ロースター[roaster]
① 焙煎機。
② 焙煎を行う人。
③ →ロースタリー。
ロースタリー[roastery]
焙煎を行う店。焙煎所。ロースター。
ローストディフェクト[roast defect]
生豆に由来せず、焙煎によって生じる味の不具合。単にディフェクトとも。
ワフォ[WAFO]
台湾のフィルターバスケットメーカー。
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