１２シトライアル　登場人物

岸徹（きし　とおる）
　本作主人公の高校二年生男子。大抵のことは器用に熟せる。ただしビビリな一面もあったりする。卓球部や喫茶店のバイトなど多岐にわたって活動中。好きな色は白。２月２日生まれの水瓶座。

多田桃子（ただ　とうこ）
　徹とは一年生の時のクラスメート。背が低くてすばしっこく、思考が読めないので、色々と掴みどころがない。なぜか赤と緋色の違いに厳しい。好きな色は緋色。７月１０日生まれの蟹座。徹の呼び方は「徹」

岩井芹奈（いわい　せりな）
　徹とは高校二年生現在のクラスメート。そして同クラスの委員長。実はドジ。食べるとすぐ寝てしまうので、贅肉が溜まりがち。昼休み明けの授業は８割型寝ている。ただし、余計な肉さえ落ちれば完全に美少女である。好きな色は青。４月４日生まれの牡羊座。
徹の呼び方は「てっちゃん」

織田由香里（おだ　ゆかり）
　徹とは同じ卓球部のミックスダブルスのパートナー。真面目な常識人キャラで、徹も含めてみんなからの信頼も厚い。一度狙ったものは確実に獲ろうという熱心なヤツ。一方で徹を非モテぼっちだとしばしば弄る。プライベートでも時々徹を卓球に誘う。好きな色は赤。１月６日生まれの山羊座。徹の呼び方は「とーる」

小森歩実（こもり　あゆみ）
　徹の一歳下の従妹。幼い時から徹を本当の兄のように慕っている。今でも甘え続けるほどのブラコン。時に徹に似てる面を垣間見せる。徹の家への侵入は日常茶飯事。好きな色は紫。２月１９日生まれの魚座。徹の呼び方は「お兄」

大城流唯（おおしろ　るい）
　徹の一歳上の先輩で、徹も所属する図書委員会の委員長。この世に存在していいのかというほどの美女。中学時代は陸上部だった。普段は穏やかだが実は怒りっぽいところもある。意外にも好きな色はピンクで、プライベートではよくピンクの服を着ている。１０月１０日生まれの天秤座。徹の呼び方は「岸くん」

信岡朋美（しのおか　ともみ）
　徹とはクラスメートで、一学期の間隣の席。簡単に人に、特に男に懐こうとせず、疑い深い性格。細身な体型で、細い手脚を活かして徹に締め技という制裁を日々加える。好きな色はオレンジ。１１月９日生まれの蠍座。
徹の呼び方は「岸」

羽田真凜（はねだ　まりん）
　徹と同じ喫茶店をバイト先にしていて、由香里とは二年連続同じクラスの親友。体力おばけ兼自己肯定感おばけ。中学時代は流唯と同じ陸上部の後輩。今も高校で流唯のことを慕っている。明るくて基本いいヤツだが、賭け事好きなのが玉に瑕。好きな色は黄緑。８月２２日生まれの獅子座。徹の呼び方は「徹くん」

古川紗希（ふるかわ　さき）
　徹とは高校は違うが、幼稚園時代からの幼馴染。よく徹の家にいつの間にか上がっている。徹の従妹の歩実とも仲がいい。とても温厚な性格で、いつもふわふわしている。が、相手との会話の意図を掴めずに頓珍漢なことを言ってしまうこともある、言ってしまえば天然ちゃんである。総じて言うと癒しキャラ。ただ、桃子と似ていて青と藍色の違いには人一倍厳しい。好きな色は藍色。１２月１３日生まれの射手座。徹の呼び方は「とーくん」

金本玲（かねもと　れい）
　徹や由香里の所属する卓球部の新入部員の一人。一言で言えば、財力至上主義。卓球においても高い用具を買えば強くなれると思い、上級者用の物を買い、使い熟せない葛藤を感じている。昼食も決まって千円を超えてしまう。お金に目がなかったが、徹との出逢いで何か変わるのだろうか。好きな色は緑。５月２８日生まれの双子座。徹の呼び方は「岸センパイ」

岩井杏奈（いわい　あんな）
　徹も通う中高生用の塾と同じ塾に通っている中学三年生。芹奈の妹で、真面目で謙虚。周りの人のアシストや、芹奈の徹に対する失態のフォローが得意だが、かなり臆病な一面もある。好きな色は水色。３月１４日生まれ魚座。
徹の呼び方は「徹さん」

下北心愛（しもきた　ここあ）
　玲と同じく、徹や由香里の卓球部の新入生。玲とは中学の時から同じ学校の同じ卓球部だったのだが、二人は犬猿の仲。正義感が強く、何事にも、特に部活には熱い。成績も学年トップ１０には入る。徹を自らの飼い主のように慕っている。好きな色は黄色。６月１１日生まれの双子座。徹の呼び方は「徹先輩」

田辺早苗（たなべ　さなえ）
　徹や流唯の所属する図書委員会に所属。徹と同じ金曜の昼休み担当。とにかく読書が大好きなクールビューティー大和撫子。一方、褒められたり感心されたりするとテンションが上がりがち。目のハイライトも変わる。普段は大人しいけれど、何かに夢中になると、猪突猛進ぶりを発揮する。好きな色は紺。９月５日生まれの乙女座。徹の呼び方は「岸さん」

次回１０月２１日（金）、第一話投稿予定