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【2022冬欧州の旅】16日目ミュンヘン

2022.02.19 20:05(ドイツ時間)

昨晩、ミュンヘンに到着しまして、今日は朝から市内を歩き回っていました。
今日のコースをざっくり言うと、
教会巡り、
ホフブロイハウスで昼飯、
Englischer Gartenを散歩、
ノイエ・ピナコテークで絵画鑑賞
これであっという間に一日が終わってしまいました。

今日のミュンヘン、とっても天気が良くってですね、朝からウキウキでした。

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天気のせいもあるかと思いますが、
旧東独都市のグルーミーな雰囲気と比べると、ミュンヘンの街は明るい気がします。
こちらの方が観光客らしき人もよく見かけます。

ずっと教会の鐘の音が鳴り響いており、街中に楽器を演奏している人達がいます。

イケオジミニオーケストラ↓

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ミュンヘンは、教会がとても目立つ街です。
今まで訪れた都市でも多く見かけましたが、
一棟一棟の内装のゴージャスさが桁違い…。
なぜミュンヘンにばかり、こういった教会が集まっているのでしょうか。

朝、道すがら見つけた教会に足を踏み入れたのですが、誰もいない教会で外の喧騒から離れてポツーンと1人、窓から差し込む光に当たっていると、なんともいえない感覚に囚われました。
このままここを離れなくて良いなら、
ずっとここにいたいかも…

これが続くとまずいですね…。
セント・ポールという名の教会でした。

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他にも見たいものが沢山あったので、日向ぼっこはほどほどに、次の目的地へ。
目的地と言っても、ずっと教会なのですが。

せっかくなので、回ったところは全て載せますね。

Asamkirche(日本語の読み方わからん)。
とにかく装飾がゴテゴテ。

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セント・ピーター教会。
朝のお祈り中でした。

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Frauenkirche

聖画が沢山置いてあります。中にはグロッキーなものも。見続けると、こちらまで苦しくなってくる。

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ここは、名前を忘れました…。

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しかし、こんなにたくさんの教会を、膨大なコストをかけて作ってしまうのは…
自分達のため?キリストのため?政教のトップに言われたから?教会の権威づけのためか?
そもそもキリストって存在していたのか?
???ばかり出てきます。
またモヤモヤの扉を開けてしまったので、
この先の旅のどこかで宗教のことを考える時間を作りたいと思います。

さて、昼飯。
ヒトラーが演説をしたことで知られるホフブロイハウスです。

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彼が演説をした上の階は閉まっており入れませんでした。

さすがドイツ、子供も大きなグラスでビールを飲みます。

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ビールもお肉も美味しかったです。

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しかし、どちらもサイズ感が…。ジャパニーズにはハードかも。…と周りを見ると、みんな結構残して席を立つんですね。勿体無い精神から、私は骨のキワまでいただきましたが。

たらふく食べたんで、緑のあるところへ散歩。

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その先で衝撃の光景。

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ヨーロッパの真冬で、まさかサーフィンが見られるとは、しかも川だよ、ここ……


もう一つ、ちょっとタイムリーな出来事に遭遇しました。
Munich Residenzの前に大勢のポリスが集まっていたので、何かと思ったらデモでした。

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プーチン政権のロシアへの抗議デモです。
ヨーロッパの人達たすけて、と言っています。
デモに参加しているのは、ウクライナにルーツのある人達なのか、それともそれ以外の人々も含まれているのか…。
陸続きのヨーロッパ、ドイツも人事ではないのかもしれません。

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…とここまで、刺激的なこと続きで、かなり疲れているのですが、
どうしてもノイエピナコテークには行ってみたく、歩を進めることに。
宗教画が沢山あるというんですね、他にも有名どころの絵も多く…

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1階と2階で展示が分かれていました。
一階には、ゴッホやモネ、ミレーの絵なんかがあります。
私の推しはこちら。

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名前を見たら、あのゴッホの作品でした。

最近、写真を撮る時によく思うのが、自分が今見ている風景がそのまま撮れない!ということ。光の当たり方とか、温度感とか、画角とか。iPhoneじゃ、まったく現れないんですよ(私の技術が足りないのもある)…たがら記録用にカメラを使っているだけなのですが。
絵はそれが自由にできるじゃないか、と気付いたんですね。
まぁ、相当な技術がないとできないですけど…。
どうしたら、自分が今見ているものを、それに近い形で表現できるんだろう…そういう視点で絵を見ると楽しいです。

しかし、1階の展示でかなりのエネルギーを使ってしまい、2階に入る頃にはヘロヘロになっていました。
ヘロヘロな上に、宗教画…ちとキツイです。

キリストの生涯くらいは、さらっと調べてきたつもりでしたが、細かい設定はよく分からん。
しかも、同じような絵をたくさんの画家が描いているもんだから…凄まじいんですよ、画数が。
建物も広いわ、迷路みたいだわ…。
しかし、これだけの画家がキリストをテーマにこれだけの数の絵を描くって
……宗教ってなんなんだ…。

↓キモカワ宗教画大賞(失礼…)

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なんとも、Jesus!な1日でした。

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