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【2022冬欧州の旅】14日目プラハ

2022.02.17 0:00(チェコ時間)

昨日に引き続き、ドブリーデン!

プラハ2日目です。今日は天気がコロコロ変わる1日でした。朝は強風でホステルのドアがバシバシ音を立てているので目を覚まし、少し晴れ間が見えたと思えば、また風が吹き出しコンタクトが飛ばされるほどの悪天に。昼過ぎにはまた晴れて高台から良い景色が望めたんですけどね。

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↑プラハ城からの景色。

昨日知り合った釜山のキムテヒョン氏(勝手に呼んでいる。おそらくデヨンなのだけど…)に城周りを案内してもらいました。

城近くの川のほとりも良かったな。見たことない鳥とバービーちゃんが沢山いました。

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なんと言っても、今日のハイライトは国立歌劇場でのバレエ鑑賞〜。柄にもないな、とは思いつつたまたまチケットが取れてしまったので、行ってきました。

演目はロミオとジュリエットです。

一昨日の時点ではソールドアウトしており、諦めていたのですが、昨日ダメ元でチェックしてみたらキャンセルが出たのか残り一枚という表示が!これは!!…と即購入。かなり楽しみに夜を待ちました。

あんまりお金の話はしたくないのですが、チケットは日本円で3000円ほどでした。席は一番後ろだったのですが、少し身を乗り出せば舞台が丸々見えるくらい。

気になったのが服装でして…私、ジーパンとフリースしか持ってきていなかったのですね。劇場に入るとみなさんそれなりにちゃんとした格好をしていらして…少し場違いだったかしら。子供と、サッカーのユニフォームを着たおじさんがいたのを救いに、恥を捨てて乗り込みました。

まず、劇場内の景観に溜息…。

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天井の隅から隅までゴテゴテの飾りが張り巡らされています。落ちたら大変なことになるだろう大きなシャンデリア、幕の聖画も見応えあります…。あぁ、貴族の気持ちがわかる気がする…。

ロミオとジュリエットのあらすじは開演前に予習しておきました。知っていたつもりで忘れていた部分もあったので、調べておいて◎でした。

踊りって良いですね…。人間の身体のあらゆる可能性を感じる…。しかし、バレリーナの、あのふっと力が抜ける感じ、あれはどうやって出しているんだろうか…人間の所業とは思えませぬ。

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周りの観客の様子を見るのも面白かったです。カップルは休憩の合間に所構わずキスを交わすし、演目の最中でもヒソヒソ楽しげにお喋りはするし。みなさん、ハッピーな気持ちを存分に出していて羨ましい。

割とカジュアルな演目だったのでしょうか。私みたいな野暮なアジアガールが入ってもそこまで浮いている感じはしませんでしたし。次は気合い入れて行きたいですけどね!

それからもう一つ、昼時に、プラハのユダヤ地区を訪れました。モルダウ側のすぐ西側の一角にあります(合唱曲でモルダウってあったけど、モルダウってここなんだ!という発見もあり)。古いシナゴーグがそのまま残っているというので気になっていたのです。ユダヤ教徒が、人生のタームポイント毎に、身を清めるための浴槽も残っている特別な場所でした。私が日本人だとガイドさんに伝えると、杉原千畝の話をしてくれました。隣で一緒に聞いていた女性が、Chiune!!!!とめちゃ興奮していたのがとても印象に残っています。笑

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ガイドさんに、どうしてユダヤ人はずっと迫害を受けてきたのですか?と聞いたら、その質問に答えるのは難しい。色々な要因があるから、と言われました。私はまだユダヤ教のこともよく分かっていませんし、彼等がどれほどの被害を被ってきたのかもはっきりとは分かりません。ですが、なぜ彼らが??というところがいつも腑に落ちず、親切そうなガイドさんに聞いてみたのですが……無知故に馬鹿っぽい質問になってしまった気がします。

もっと勉強しなさい、と彼女には言われた気がします。日本に帰ってからの宿題になりそうです。自分へのお土産がどんどんと増えていくなーあ。

最後に、食いもん備忘録。母に果物を買うといい、と言われたので、朝飯用に小売店でリンゴと洋梨?を買ってみました。確かに手頃だし美味い。洋梨ぽいのは、楽しみにホステルのベッドに置いていたのですが、誰かに食われてしまいました。許さん〜〜。

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それから、チーズ。恐らくチェコ産です。これが美味かったですねー。カマンベールのような。

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人の沢山いる街も楽しいですが、そろそろ山が見たくなってきました。冬のアルプスは綺麗だろうな…。

気まま旅は続きます。

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