気楽に働くメンタリティ
「他にやりたいことがないから」
「どうしてもやりたいわけじゃないけどまあ好きだから」くらい軽い気持ちで働いてもいいんじゃないだろうか。
最近、やりたい仕事が絞れてあとは応募するだけのところまできたものの「本当にこれでいいのか」と躊躇ってしまい、なかなか踏み出せない日々が続いていた。休職を経験したせいか、無意識のうちに仕事選びのハードルが上がっていて完璧な仕事を求めているのだと思う。
しかし、過去のnoteを振り返ってみて改めて気楽に働くことが大事だと感じる。
過去にお笑い芸人のどきどきキャンプ佐藤満春さんが書かれた本の感想をnoteに書いたのだが、そこで「他人と比べて明らかに情熱があるもの・好きなものがなくてもいい」という気づきがあった。
というのも、彼は「まあ好きだから」という軽い理由で芸人を始め、紆余曲折あったものの今では放送作家やサッカー関連の仕事をして充実した社会人生活を送っているのだ。実際に働いてみないと自分の向き不向きはわからないし、100%情熱を持っていなかったからこそ目の前の仕事に固執せず色んなことに挑戦して自分の可能性を広げられたのだと思う。(あくまで佐藤さんの場合ではあるが)
最近自己分析をしすぎてよくわからなくなっていたし、過去の学びを忘れてしまっていた。
正直、休職をしたくらいなので「自分はどんな仕事が合うかちゃんと向き合わないとこの先働いていけない」と気負っていた。確かに、休職したくらいなので他の人と比べてきちんと自己分析をしないと人生がキツくなるとは思う。しかし、そのせいで考えすぎて「この仕事しかない!」と盲目的になってしまうのは良くない。私の転職軸において興味や価値を感じる分野であることは必須の要素だが、案外どれくらい興味や価値を感じるかといった気持ちの度合いはそこまで関係なく、ある程度その業界・分野が好きであればそれでいいのかもしれない。
社会復帰欲も増してやりたい仕事が絞れてきた今、改めて働くことを気楽に考えよう。
実際に働いてみないと向き不向きはわからない。長く働くつもりで就職して結果的に休職した今の自分がその証拠だ。合わなかったら辞めればいい。次の仕事は長く働こうと気負うのではなく、自分の可能性を広げるつもりでやろう。
加えて、明確に「この仕事しかない!」という仕事を探そうとしない、というかそんなものはない。運命的に感じる仕事であればあるほど勝手に理想が高くなってしまいそのギャップにつらくなってしまう。興味関心があることが転職軸の一つではあるが、それは「まあ好きだし」くらいで十分及第点だ。
「完璧主義」なことが休職した一因でもあるが、この休職を機に「気楽に考えるメンタル」を身につけたい。
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