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自由な発想・表現を楽しむ(ミライクラフト一級建築士事務所)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2022年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

設計事務所主催の空間づくりや建築にちなんだワークショップ第3弾。犬島精錬所美術館と近代化産業遺産を鑑賞し、屋外でフロッタージュを実施し、犬島で見つけた風景や模様を自由に写し取ってもらった。

■開催日時
2022年6月26日(日)11:00-16:30
■参加者
小中学生14名+大人21名
■対象
小学生~中学生、保護者
■問い合わせ日
2022年1月18日(火) 教育プログラム問い合わせ
■認知経路
リピート利用

スケジュール

■子ども班

11:00 犬島着 ※高松からチャーター船
11:10 犬島精錬所美術館(鑑賞、気付いたことをメモする)
12:40 昼食@犬島チケットセンターカフェ
13:15 散策+ワークシート作成@近代化産業遺産
14:20 フロッタージュ
14:40 ディスカッション
15:00 発表、共有
16:00 自由時間@犬島精錬所美術館
16:45 犬島発 ※チャーター船で高松へ

■大人班

11:00 犬島着 ※高松からチャーター船
11:10 犬島「家プロジェクト」※ガイド付きで鑑賞
12:00 昼食@犬島チケットセンターカフェ
12:30 犬島「家プロジェクト」※ガイド付きで鑑賞
13:30 犬島精錬所美術館 ※ガイド付きで鑑賞
14:10 近代化産業遺産
15:00 発表、共有
15:30 自由時間@犬島精錬所美術館・犬島チケットセンターカフェ
16:45 犬島発 ※チャーター船で高松へ

特徴

プログラムの特徴

・親子別プログラム。
・かつての銅製錬所の背景は伝えず、体験を通してそれぞれかつての姿を想像できる内容で提案。
・発表前にディスカッションの時間を設けた。

参加者の反応(感想)

・丁寧な説明で興味がつきない内容になりました。娘と話すのが楽しみ。(大人)

・最後の子供たちの発表を見ていて、みんな自分の考えをしっかり言えていて成長を感じました。(大人)

・直島ではアートを、豊島では産業を、犬島では島にも歴史があることを学べました。(子ども)

・いっぱい想像できて楽しかった。(子ども)

企画担当者からの評価

■満足度

5/5点

■再利用意向

5/5点

■魅力だと思った点など

相談して、より良い学びが一緒に創造できること。

■コメント(代表の方より)

・美術館や産業遺産を肌で感じながら、子どもたちは想像力を働かせた内容になった。
・フロッタージュすること自体に興味を持ち、文具やお金などを描き写す子も。それを咎められるわけでもなく認めていただけて良かった。

まとめ・考察

・親子別のプログラムだが、最後の発表は親子一緒に行うことで、子どもたちが取り組んだ内容や成果が共有できるので、構成は問題なし。
・子どもたちは想像力豊かに犬島精錬所美術館や近代化産業遺産を鑑賞していた。
・考えたことを話す子、文字にする子、絵にする子と様々だった。ディスカッションの時間、ワークシート、スケッチブックとアウトプットの方法を複数用意していてよかった。
・暑い中屋外でのワークが多かったため、休憩時間を長めにとる必要があった。(大黒)

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