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自分だけの美術館をつくろう(ミライクラフト)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2021年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

設計事務所主催の空間づくりや建築にちなんだワークショップ第2弾。豊島美術館での体験を通じて、光をデザインした空間を紙で工作した。

■開催日時
2021年12月19日(日)9:00-16:30
■参加者
計23名
■対象(学年)
小学1年生~中学1年生、保護者
■参加費
(家づくりきょうしつのお子様/保護者)7,000円
(一般のお子様)8,000円
(一般の大人)10,000円
■問い合わせ日
2021年8月19日(木)
■認知経路
メール問い合わせ

スケジュール(日帰り)

特徴


プログラムの特徴

・大人と子どもそれぞれ別のプログラムにて対応。
・鑑賞体験のアウトプットとして、豊島部門が考案した「けんちくワークショップ」を取り入れた。
・子どもたちがどのような考えをもって作品を制作したのかが分かるよう、制作ワークショップ後にディスカッションの時間を設けた。

参加者の声

子ども達と別にゆっくり見れたのも良かった。 子どもたちが作った作品をそれぞれに発表している姿がいろいろ考えているんだと感心しました。(大人)

美術館が時間によって見え方が違うのが綺麗だった。(小6)

景色がきれいですごく楽しかったし自分のアート作品を作るのもとっても楽しかったです。(小3)

企画担当者からの評価

■コメント

豊島美術館での子どもたちの主体的な鑑賞、 制作ワークショップでの個性溢れる成果、移動中の体験など、アートを鑑賞するだけではない学びが詰まった時間だったとコメントいただいた。

大人と子ども別の内容や、最後に親子一緒に鑑賞する時間を設けていた点も好評だった。

次回は、春に犬島でのワークを検討いただいている。

まとめ・考察

強風の影響でチャーター船から定期船に変更。豊島美術館では、アプローチ、アートスペースどちらも時間をかけて鑑賞していた。制作ワークショップでは、普段から家づくり教室での活動に参加していることもあり、それぞれ好きなところから作っていた。ディスカッションでは、自分がどんな思いで作品を作ったのかを発表。他の子の発表を聞いて、良いところをお互いに褒め合う様子が印象的だった。また、事前に自分の思考や工夫した点を言語化するプロセスがあることで、最後はスムーズに発表できていた。親子別のプログラムのため、親子が一緒になる最後の締めでは、子どもたちの様子や良かった点を親御さん向けにお伝えできればよかった。
(大黒)



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