地元の地域の魅力発見(香川県立高松西高等学校)
この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2021年度の教育プログラムについてお伝えします。
プログラム概要
地域との関わりが深い作品やアートプロジェクトを中心に紹介し、フィールドワークを通じて地域の魅力を自分なりに発見するプログラム。
スケジュール(日帰り)
特徴
プログラムの特徴
・本村と宮浦を拠点に、集落の中で展開するアートプロジェクトを体験いただける内容にした。
・宮浦ではガイド付きで2施設を鑑賞し、本村では地域の魅力、特徴を自分たちで探して歩けるよう自由鑑賞を基本とした内容で提案した。
・実際に作品を鑑賞する際に地域での取り組みを考えるヒントとなるよう、事前学習では角屋の制作プロセスを中心にお伝えした。
参加者の反応(生徒)
企画担当者からの評価
■次回利用の可能性
5 / 5点
■コメント
まとめ・考察
半分に分かれて宮浦と本村を交互に鑑賞する行程で実施。予算の都合上移動は9名乗りタクシーのピストン送迎で対応。家プロジェクトでは基本的に自由鑑賞としながら、作品によってはお昼休憩の時間が重なっていたり、南寺の鑑賞予約を管理する関係で、角屋 / 南寺/ 護王神社のみ鑑賞時間をこちらで指定した。事前レクチャーで本村での活動などについて触れていたこともあり、自由鑑賞でも班ごとに主体的に鑑賞できていた。宮浦ギャラリー六区では、展示についてお伝えする前に自由鑑賞の時間を設けたことで、生徒自らが関心を持って鑑賞に入り込めていたように思う。直島銭湯では、概要のみお伝えしてから自由に鑑賞する時間を長めに設定。気になる点や疑問点は積極的に質問してくれる生徒が多かったので、自由鑑賞を多く取り入れた内容にしたことで、 生徒の主体性を引き出すことに繋げられていた印象。タクシー乗車直前に飲食物を購入し時間が遅れたこともあったので、自由時間の管理はルールや注意点を予めアナウンスできればよかった。
(大黒)
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